MかSか見極める方法なんてないっしょ？

なぜなら、S性もM性もどっちもを誰しもが持っているからです。

「いや私は絶対に痛いとか無理」とか「痛い苦しいが大好き」って人もいるでしょう。

たしかに「Sとはこういうもの」とか「Mはこういうもの」というのは一応定義出来ます。
いわゆる加虐性愛と被虐性愛ってことになるわけです。

そして、ある人の例をあげると、その人は、「自分のされたい加虐行為を（誰もしてくれないから）被虐好きな人に対し、加虐している」という話しでした。

どう思います？
まぁ「屈折している」って感じる人が多いのだと思います。

でもね、一人の人間の性的嗜好が100％Sとか100％Mなんて人が存在していたら、それってめっちゃ怖いですよ。どちらかが100％だとしたら、相手のことなんか理解出来ない、独りよがりな人間の出来上がりです。両方を持っているからこそ、相手の事が理解（や想像が）出来るってもんです。

まぁ言葉では、「Mが苦痛を求める気持ちなんてまったく理解出来ない」とか言って、自分がSであることを強調する人もいると思いますが、それ本気で言っているとしたら、相当ヤバい人だと思いませんか？

話がそれますが、私は、けっこう乳首星人なんで、乳首を開発とか好んでします。
乳首がまったくとかほとんど感じなかった人が、1年とか開発し続けると乳首だけでイケちゃうようにもなります。まぁ、誰もがそうなるとは言いませんが、可能性はあると思っています。

なにが言いたいかっていうと、乳首はあまり感じないって思っていても、開発すれば、感じるようになるってことです。めっちゃ楽しい話しだと思いませんか？少なくとも、自分の可能性を限定せずに快感の探求をすれば、身体はそれに応えるって考えています。

そして、乳首は感じないって決めつけるのと同じように、俺はS、私はMと決めつけてしまうのは、すっごくもったいない話しだと思っています。

「とりあえず今は加虐行為が興奮するけど、被虐でも興奮出来るかもしれない」
そんなバランスいい発想が人生をめっちゃ豊かにしてくれるような気がします。

ちなみに、SM界隈では、「ドS」「ドM」って自称する人はめったにいません。
少なくとも私の周りににはいません。

そうそう、MがSになるケースって結構多い。
少なくとも職業M女や職業S女（女王様）では常識的な話しです。
それは職業として限定な話しなのでしょうか？
自分の身体で苦痛を知っているからこそ、他人に苦痛を与え、それを快感に転じさせる術をツボがわかるのではないでしょうか？

まぁ、一般人にとってはそんなもんです。
精神障害としての（性的）サディズム障害や（性的）マゾヒズム障害と一般人の（性的）サディズム（傾向）や（性的）マゾヒズム（傾向）、それと性的興奮とは関係ないS的性格/M的性格は区別して語ったほうが整理できると思うんですよね。

で、私のこの話は、一応、（性的）サディズム（傾向）や（性的）マゾヒズム（傾向）についてのつもりです。