身体の不思議

若かりし頃
（今も気持ちは若いんですよ）
色々な会合や集まりに
参加させて頂き
少しだけグループセックス界で
顔が知られて来た時に
ある重鎮の方に「師匠」という
ニックネームを付けて頂きました
アングラな集まりということもあり
皆さんレザボア・ドッグスみたいに
ニックネームで呼び合う訳ですが
そのニックネームを他の誰かに
付けてもらえることが少し誇らしく
あったのを覚えています

当時は大勢で集まって　なんて事に
なると今は無き赤プ◯でそれは
それはなかなかな人数が集まって
いました　終電までの第一部は
複数プレイやハプバーなどにおける
マナー教室が開かれ　ハプバーの
オーナーによるありがたい話が
聞けたりしました　
ある日なんか集まりの前日に
お店に手入れが入り講師に来られない
オーナーさんが出ました
その時は急遽　店に居て手入れが
入った時にどうすればいいか講座に
変わったりして　みんなで和気藹々と
やってました
てっぺんが来ると終電で帰る方と
第二部みんなで実践する方たちに
分かれます

そこから不祥わたくし「師匠」出番です
これから色々いたす
主に女性のからだの感度を上げるために
マッサージを施すのです

いやぁ楽しいんです　はじめは
肩が痛いからと言う女性の肩甲骨を
剥がし（今でこそメジャーですが
当時は結構最先端でした）
「あら？ちょっと軽くなったわ
ありがとう　これでSEXに集中
できるわ」って言っていただいたのですが
それからその方が会に来られる度に
「わたしの先生」って周りの方に
紹介してくれた結果
毎回の恒例行事になりました

上半身と下半身の筋肉反射を
繋げて連動させてあげたり
ユガミやコリを応急処置ですが
軽減する事で感度が爆上がりする事を
皆さんが体験頂き　なかなか評判でした

そんなこんなで関西からいらしてる
GS界の重鎮の方が
「次はさ、一部で身体のこと
　みんなに教えたってやぁ」と言って
下さい　その際に名前が必要だと言う事で
師匠　の名前をもらいました

誰かに自分の知っていることを
教えるというのは　やりがいと
ともに凄いプレッシャーでした
わざわざ聞いてもらうには
今までの常識とは違う事を
キチンと理由を添えて説明すること
だと思い　当日に挑みます
もう10数年前の事ですが　今でも
その理論は実践してますし
当日の第二部は凄く盛り上がったのを
覚えています

師匠の性感講座の一部を箇条書きしますね
・濡れているからといって女性が
　興奮している訳じゃない
・指を挿れる時に唾をつけてはいけない
　唾には雑菌が沢山　そんなものを
　大切な場所に挿れてはいけない
・手マンは指を動かすんじゃなくて
　当てがってゆっくり振動させること
・乳首やクリトリスは快感の度合いが
　一番高いから他の場所の感度を
　鈍らせるので挿入してから愛撫する
　くらいが丁度良い　ナカイキは
　快感の度合いが薄いけど重なる事で
　他では味わえないくらいの快感を
　得る事ができる代わりに他に
　強い快感があると散ってしまうんです
・女性は相手のことを思って演技して
　くれる事があります　ですがナカは
　演技出来ません　目の前の女性と
　会話しながら膣や身体との会話を
　してください　子宮だって色々
　場所を変えます　ポルチオも
　ちゃんと降りて来てくれます
・中だけでなく外側からも子宮辺りを
　ゆすってあげて下さい　人の身体は殆どが
　水分です　振動は波紋のように
　駆け巡ります
・感度が高まったら髪をとかす事だって
　快感が伴います　大切に大切に
　パートナーの全身を愛してあげてください
・ガンガン腰を振る必要はありません
　前後じゃなくコンコンとノックする
　感じでこするイメージです
　ゆっくりでもいいので
　そのリズムを守ってください
　一定のリズムは集中を促します
　集中力が高まると快感は次のステージに
　ランクアップします
・一つになっている時　耳元で囁くのも
　いいですよ　声という要素と息が優しく
　かかるという要素が更なる興奮を呼びます
・男性はイク時はキチンとその旨を
　伝えてあげてください　貴方を気持ち良く
　してくれているのは外でも無い目の前の
　パートナーさんです　感謝と共に

で、一番大切なのは　イッタ後です
今でこそ賢者タイムなどといわれてますが
終わった後の後戯　コレを疎かにする野郎は
チンコ折れちまえ！　って事です
男性は出してしまえば一旦区切りが
つきますが　女性はそうではありません
たかぶった感覚をゆっくりと落ち着かせて
あげることもパートナーとしての責務です
おでこや鼻、耳や瞼　にキスして
感謝の気持ちを伝えてあげるのも
腕枕をしながらゆっくりお話をし
髪をかきあげてあげるのも
素晴らしい時間を一緒に過ごしてくれた
パートナーへの感謝です
タバコ吸うなんてもっての外です！

という訳で長々と書いてしまいましたが
師匠はこれから　少し長く生きて
少し沢山の方々と肌を合わせてもらった
自分が得て来た
少し他とは違う知恵をつまびらかに
していきます　
質問などあればコメントやメッセージを
いただいければ嬉しいです

少しでも皆さんのナイトライフに
お役に立ちますように！
では　長々とお付き合い頂き
ありがとうございました