ガッツリだったり、サクッとだったり、いろいろ

満足って意味では、ガッツリが基本って感じだけど、ま、その時々だな。

毎日ガッツリは流石に大変、それが本音。私はね。
毎回、フレンチのフルコースは飽きる。それと同じ。

お茶漬けサラサラも好き。
サクッと抜いて賢者タイムにそのまま寝てしまいたいとかって時もある。

ちなみに精子って3～4日ぐらいで溜まるんだっけ？
射精はそれなりの周期でとは思う。毎回である必要はない。
Hっていうか、挿入にこだわらなくても、ハグだけでもよかったりする。

肉体的な満足と、精神的な満足は別モノだなとも思う。

コンシャス・セックスって言葉があるんだけど、わざわざそんな言葉があるくらいだから、おそらく（コンシャス・セックスではない）物理的・情動的なセックスが一般的なのかもね。

コンシャス・セックスについては私もそんなに詳しくはない。なので、私の勝手な解釈に基づき話します。コンシャス・セックスとは性欲という本能に基づいた行為ではない、意味を考えるセックスだと考えています。

生殖のためのセックスは別としても、快楽を求めるセックスの満足云々には、ガッツリだったり、サクッとだったり、肉体的な満足だったり、精神的な満足だったり、その時々の意味付けみたいのが大切なんだってことです。意味とは「なぜ」って疑問というより、こういう意図でって意味合いです。

私は、それを緊縛を通して学んだ。

緊縛において、すべての縄には意味や意図がある。なぜその場所にその強さで縄を掛けるか。縄だけではなく、緊縛師の行動、行為すべてに意図がある。
縛るという事は、パートナーとの間に深みのある精神的繋がりをもたらすものだ。
最大の効果を引き出すためには、受け手は縛り手に身も心も委ねる必要がある。さらに、エロティックな自己をさらけ出すことで、性的エネルギーをしっかりと導くことができる、のだと信じている。

そして、セックスも同じだ。

縛り手の多くは、もっと縄が上手くなりたい、緊縛が上手くなりたいと思って頑張って習ったり練習したり、日々研究したりしている。そしてそもそも上手いってなんだ？って疑問を持つ。そして意味を考える。初心者は手順や形、型、綺麗さなどを、上手い下手と考えてまずは練習すると思う。

しかし、縛りはもっと自由なものなんだとつくづく感じている。
（もちろん、基本が出来てこその自由さなんだけどね）

そういう点は、セックスもおんなじでに紋切り型の意味、パターンはない。決まった形を持たない行為なんだろうね。

緊縛やセックスは、自分で意味を与えるからこそ、面白く興味深い行為となる。

この歳になってつくづく思ったわ。