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お守りはTバック

2020年10月30日 23:52

◇第一章◇
①~ヌメリとした感覚
ショッピングモールを歩きながら出るのは溜息ばかり
ふう…またひとつ
溜息が出る。
情けないなあ…
その時私の視線が
ある店にピタッと止まった
ランジェリーショップ
小さくてかわいらしく
扇情的なカラフルな布たち
うん、決めた…
見ている間に
冒険したくなった
何かはっきりしたイメージがあった訳ではない
でも自分の思いつきに
ワクワクしたのは確か
ランジェリーショップに入った
私が買ったのは
黒いTバック
買ってきた包みを
静かに開ける
裸になってはいてみる
黒い鋭角的な二等辺三角形大事なところを隠すには
あまりにも頼りない
でもこっそりと
静かに歩いてみる
歩くたびに
股間の襞の間に
ヒモ状の布が食い込む
異様な感覚…
それに姿全体がなんとも
卑猥
ところがその卑猥さに
嫌気がさすかと言うと違うなんだか卑猥
恥ずかしさが誇らしげに
変わってくる
その内私はヌメリとした
股間の感覚にドキッとした
嫌だ、濡れてる
②~ああ、体が反応しちゃう
本当は淫乱なのかしら?
ひそかにTバック
履いただけで股間
濡れたのだから
それだけでなく
私は何だか誇らしげな
気持ちまで味わえた
私はTバックを履いて街に
出てみようと思った
翌日私はそれを履いて
電車のドア付近に
立ってみた
Tバックはとても
落ち着かない
電車が揺れる
脚の付け根の襞の間に
昨夜と同じように
ヒモ状の部分が食い込む
そのうちそこだけが
別の生き物のような
気がしてくる
また私の胸が高鳴った
嫌だ、もう濡れてる
ヌメヌメとした感覚が
はっきりとわかる
やはり私ってこんなに
嫌らしかったんだ…
そう自覚し始めると
益々気になる
気になると感覚は更に
敏感になって
悶えたくなるような
快感に変わった
ああ…、したい
凄くセックスしたい
どうしたらいいんだろう?じゃあ、誰と?
でも、だめ
したくてたまらない!
目的の駅に着いた
トイレに飛び込んだ
濡れている部分に手をやる右手中指を挿入すると
抵抗無くヌルリと入っていくやはり凄く濡れている
自分で擦って慰めようか…でもそれも惨めだ
私は何も
悪い事してないのに
理不尽欲求不満
その時頭の中で
光のようなものが弾けた
今日は徹底的にグレてやる今までしたかった事
全部してやる!
とりあえず
私は以前から見たかった
映画を見る事にした
階段状の座席の
一番上の席に座った
客はまばらだ
予告偏が始まって間もなく40代そこそこの男が
2つ離れた席に座った
途中、目が合った
じっと私を見たような
気がした
知っている人かな
暗くてわからない
どのくらい時間が
たったのか
気がつくと
さっきの男が私の左隣に
移っている
ジーンズにヴィンテージの
アロハシャツ
悪くないと思った瞬間
スカートの裾を割って
男の手のひらが
内股をスウッと撫でた
…!慌てたけど声が出ない今日の私はTバックを履き
股間濡らしている
触れられれば
嫌らしい淫乱な女だと
思うに違いない
都合がいいとも
思うだろう
でも今の私は
実際そういう状態なのだ…さすがに恥ずかしい
体をよじって
逃げようとしても
私の体はついさっき
あんなに欲しがっていた
ああ体が反応しちゃう
③~この人としたい
男の手は内腿を行きつ
戻りつをゆっくり繰り返すそのうち
とうとうショーツの脇から
指を滑り込ませてきた
指は私の恥毛を掻き分け
花びらを押し広げる
そして泉に…
入り口周辺を
もてあそび始めた
触れられる前から
燃えていたソコは
タップリ濡れている
男の指の動きに合わせて
ビチャビチャと音を
立てそうだ
密かに溜息を漏らす
もう映画どころではない
花びらが充血してきた
ポッテリと
熱くなっているのが
自分でもわかる
声を出すまいと
耐えている唇は
半開きになっている
今の私はさぞ嫌らしい顔をしているだろうな…
とうとう男の指は
私の一番敏感な個所に
触れてきた
さすがにハッと息をのむ
必死で堪えている声が
漏れそうになる
かなり大きく育った
その部分は硬く頭を
もたげているようだ
男はその大粒の真珠
巧みに捕らえる
ゆっくり優しくしかし
執拗にさする
ダメそんな風に撫でたら…声が出ちゃう
左隣のその男に目をやると優しく微笑んでいる
女の一番敏感な部分は
強く擦り過ぎると痛い
その男はその辺の事情
よく心得ている…
ああそう
そんな風に触って
欲しかったの…
触れるか触れないか位の
タッチ
泉から漣が起き
体に広がっていく
その男はそれをよく
知っているのだと思うと
不思議に安心してできる
この人とならできる
したい…
女は信頼出来ないと
脚を開けない生き物だ
一言も言葉を
交わしていない
でもこの人は
信頼出来るに違いない
私に自分勝手なペースを
押し付ける事も
無いだろう
深く繋がってみたい
んんっ!
2本の指が泉の奥深く
ゆっくり押し入って来た
私は堪える間もないまま
とうとう声を
漏らしてしまった
しかし体が勝手に
その男の指を
締め付けてしまう
そっと潤んだ瞳を向けると顔が近付き
唇がやんわり触れた
唇を離すと指も離した
私はたぶん切ない顔をしていたかも知れない
男は私の頭を撫で
手を握った
出ようと先に
立ち上がった
快感にしなだれ
力が抜けていた私は
すぐには立ち上がれない
ゆらりと体が揺らいだ
よろめくように外に出るとまだお昼過ぎだった
陽の光が眼を差す
後ろめたさが過ぎった
誰に対する後ろめたさ?
~ つづく ~

このウラログへのコメント

  • bintoro 2020年10月31日 00:23

    そ。。そんなことが。。
    Tバックの紐はそんなに刺激的なんだとは、思わなかった。
    その刺激でヌメヌメになるゆかりんさんは、感度抜群なんだなあ
    でも、でも。。その続きが気になる!
    その男、できるなあ…

  • takasi, 2020年10月31日 11:39

    その後は行くところまで行ったんでしょうね ゆかりんも男アサリが上手いですな 淫乱になって居るよ 映画館に行けば男が寄って来て 必ずスカートの中に手を入れて来ますな ゆかりんは男には困らないな(^。^)

  • すいせい 2020年10月31日 13:31

    いいなぁ、そういう、ゆかりんと偶然でも遭遇したい。。一歩間違えば、痴漢で訴えられるからね(笑)

  • ゆかりんりん 2020年10月31日 18:33

    > bintoroさん

    男性にはわからない
    感触ですねw

  • ゆかりんりん 2020年10月31日 18:35

    > takasi,さん

    いろいろと
    襲われちゃうw

  • ゆかりんりん 2020年10月31日 18:36

    > すいせいさん

    遭遇したら
    虜になるかもw

  • こん☆ 2020年11月01日 01:35

    >~ああ、体が反応しちゃう。本当は淫乱なのかしら?

    おぉ、ゆかりんりん、何を今さら。
    淫乱でしょ。
    だから、みんな、ゆかりんりんのこと、大好き。
    憧れてんだよ~~
    気持ちよくしてあげたい~~

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