趣味は読書、触発

今読んでいる本は、「渡り歩き」というタイトルで、高田宏という人の書いた本。
全く知らない著者だが、読書についてのエッセイのようだったので、拾い読みして買ったのだと思う。
まだまだ読んでいる途中だが、チェホフの訳の比較の話が面白く、そういえば、チェホフはまだ読んだことがなかったなと思った。
劇作家では、テネシー・ウィリアムズとブレヒトくらいしか読んだことがない。
どうも戯曲は苦手で、セリフがメインなので、意味を汲み取るのに骨が折れるのだ。
しかし、これを読んで、チェホフが読みたくなり、なぜかバルザックやトーマス・マンもまともには読んでいないとと思い出し、チェホフがロシアの作家なので、プーシキン、ゴーゴリなどなどドストエフスキー以外のロシアの作家もまだ読んでいないなどと、読書欲だけはどんどん広がっていくのだが、現実には時間とお金がついていかず達成は難しいだろう。
しかし、想像しているだけで楽しいのだ。