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趣味は読書、レモン

2020年02月09日 00:32

年を取ると、記憶違いが起こる。
高村光太郎の千恵子抄の詩を梶井基次郎の、「檸檬」と同じタイトルだと思っていたが、実際は「レモン哀歌」だった。
多分、中学生くらいの国語でやったのだと思う。
レモンをかじるがりりというところが印象的だった。
梶井の「檸檬」はずっと後に読んだ。
二十代の後半だと思う。
丸善書店の本の上に檸檬を置いて来るのに、暗喩があるのは、最近知った。
そして、正月。
テレビで「アンナチュラル」の再放送をやっていて、そのテーマに米津玄師の「Lemon」を聞いた。
大したことではないが、少し頭に浮かんだので綴ってみたのだ。