北海道の方々へ

今朝の地震で被害に遭われた方のご冥福をお祈り申し上げます。


北海道の皆さま、状況はいかがでしょうか？

私も7年前の3月11日に、茨城で震災に遭遇しました。


自宅に戻るにも、信号は全て消え

道路は車や人で溢れ

道行く道すべてが、暗闇の中でした。


蛇口から水は出ず


食料を求めようにも、商店はほぼ全て閉店しており


鉄道も動かず、でした。



それでも、こうして今日も生きていられてます。


心優しい他人様から水を分け与えて頂いたり


心広い他人様が、食料を分けでくださったり


全て人さまの優しい気持ちで、生きながらえることが出来ました。




今は日記にも書いております通り、イギリスにて生活してます故

すぐさま物資を届けたりといった、物理的な支援をすぐに行うことはできません。


ですが、ここはボランティアの盛んな紳士の国、イギリスです。


募金活動はほぼ毎日、どこかしらの通りや教会で行われております。


私も先ほど、微小な額ながら

募金に協力させていただきました。


そのお金が直接、皆様のお手元に届くことはないでしょう。

それは私程度の頭でも、重々承知しております。


しかしながら、何かしらの物資や復興の一部として

役立ててもらえることがあると、わかっております。



偽善と言われましても、構いません。


遠くにいる今、それくらいしか出来ないのは事実ですし

グチグチと募金をしない言い訳をする気もございません。



それと同時に、募金をした＝正義・当然だとも思っておりません。


ただただ、「困ったときは、お互いさま」とだけ思っております。




食料が無くて、不安や空腹の方もおられると思います。

私も3.11で、空腹のまま2日過ごしました。


暑くて大変だと嘆く方もおられると思います。

私も同じく、震災時は寒さ残る3月上旬の事

布団に包まって、寒さと昼夜戦っておりました。



大丈夫です。


本州から、支援物資はすぐに届きます。

電気が止まってるとも聞いておりますが


かつての3.11では、私の地域は3日で電気復旧しました。


愚痴が言いたかったら、いくらでも聴きます。

ですが、今は私に何かしらのメッセージを送って、スマホの電池を消費しなくてもいいのではないでしょうか？


今、スマホの電池は極力節約して


大切な人々との、安否確認にお使いなられることをお薦めします。


この日記すらも、復旧が進んでから読めばいいことです。



心を強く、持ちましょう。



そして、願わくば


穏やかな日々が1日も早く戻ることを願って。


そして、再び笑顔が広がることを願って。







追伸


娘は、こちらに来てから

近所のシッターのアルバイト（おこづかい程度を貰える、イギリス伝統のお手伝いのようなもの）をして

なかなかのお金を稼ぎました。


それを全額、躊躇せずに全額募金してました。



「だから何だ」という話かもしれませんし

「褒めてやってほしい」と言うつもりもございません。



この国に住まう、同じ人間として


出来ることを精一杯やっている人は


この国の中だけではなく


世界中にいる、ということを

頭の片隅にでも、しまっておいてください。



その心が世界中に広がれば

少なくとも、争いや奪い合いは

徐々に減っていくのではないでしょうか。



少なくとも、「偽善」と騒いで口しか動かさない人間よりは

上等で順風な人生を歩んでいけると思うのは、私だけではないはずです。



「We got this! Cheer up, Hokkaido!!」

できるよ、頑張ろう北海道！！


娘が言った、北海道に住まうすべての方々へのメッセージです。


頑張りましょう！！