- 名前
- ぱすかる
- 性別
- ♂
- 年齢
- 73歳
- 住所
- 福島
- 自己紹介
- おまんこは神の秘術
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まんこは天使の枕
2018年09月01日 10:42
前回は、日本でただ一つ、60歳以上の男性しか受け付けない「こころあわせ」というデリヘルの経営者に話を聞いた(https://gendai.ismedia.jp/articles/-/56593)。
本番をしないというのは、女性たちはどういう性サービスをするのか。本番をしなくて、客たちは満足するのか。客が女性の嫌がることを強いる、などというトラブルは起きないのか、などと具体的に問い、いくつもの興味深い、そして意外な発見があって、私はどんどん話に引き込まれていった。
そこで、今回は「こころあわせ」で勤務している女性たち(いわゆる、デリヘル嬢)に、どういうきっかけで「こころあわせ」の仕事をすることになったのか、本番のない性サービスとは具体的にどういうことをするのか、など女性に怒られるのではないかと心配しながら、聞きたいことのすべてを聞いた。私は、デリヘルの世界というものをまったく知らず、それでいて興味に溢れている世界だったからである。
「現代ビジネス」の編集者が用意してくれた会議室で待っていると、中肉中背で、美人ではあるが、およそ水商売のイメージとはほど遠い、固い企業で働いている感じの、いかにも真面目そうな20代の女性が現われた。
地味なワンピース姿で、「よろしくお願いします」と頭を下げた。私の方が言わなければならない言葉であった。
業界に入ったきっかけ
彼女が椅子に腰を下ろすのを待って、私は、いきなり問うた。
――こういう仕事を、お始めになった動機というか、きっかけは、どういうことだったのですか。
「単純に、こういった普通ではない仕事に興味があったといいますか……興味本位です。最初は」
――仕事として、男性に性的サービス、つまり本番以外の、いろんなセックス行為をすることに抵抗はなかったのですか。
「何でしょう。珍しい仕事をしてみたいというのもありまして、性的な仕事に興味を持っていました。だけど普通のお店は恐いということがあって、『こころあわせ』だったら、お客様も高齢の方ばかりですし、お店のほうもしっかりした感じで安心できるのかな、と思いまして……」
――その前は、別の仕事をされていたのですか。
「その前というより、今も昼の、普通の仕事をしているんです。かけもちしているのです」
――なるほど。それで「こころあわせ」はどうやってお知りになったのですか。
「インターネットで探しておりまして、いろいろ、お店がある中で一番安心して働けそうなお店を選びました。お客さんが60歳以上の方限定で、本番行為はしないという説明をスタッフの人たちから受けたのです」
――こういう仕事は、「こころあわせ」が初めてですよね。「こころあわせ」のスタッフは、お客さんに、具体的にどのような性サービスをするのか、教えてくれるのですか。
「プレイについての説明は一切ありません。普段、プライベートでするような感じでいいよ、と。初々しさが大事だ、と」
――そうか。いろんなテクニックよりも初々しさがいいんだ。そういうことですか。それで、店から、仕事のときは、どういうかたちで頼んでくるのですか。
「たとえば、お客様から何日の何時から、どこを利用したい、とお店に言ってくると、お店から契約している女性全員にメールが送られて『この仕事に行ける人は返信してください』と言ってくるのです」
――それで、女性の方はどう対応するのですか。
「たとえば、私の都合の合う時間でしたら、『行きます』と返信して、その中で、たぶんお客様が選ぶんだと思いますが、それで選ばれた人に『いつどこに行ってください』ということになるのです」
――お店からの仕事のメールは、どのくらい前ですか。2~3日前とか、1週間くらい前とか。
「それは、いろいろで、たまには1カ月ぐらい前の予約というのもあります」
――なるほど、そのときに、お店からは、お客さんについて、どの程度説明があるのですか。
「それが、あまり具体的な説明はなく、日時と場所とお名前ぐらいです」
――何歳ぐらいで、どういうキャラクターの人かはわからないわけですね。
「それはまったく、お会いしてみるまでわからないです」
――ちょっと不安ですね。
「そうですね。だけど高齢の方で、みなさんお優しい方々です」
――なるほど、だから「こころあわせ」は安心できるわけですね。ところで、どういう所でお会いになるのですか。
「お客様がラブホテルとか、ビジネスホテルに先に入って、後から入ることが多いですね。あるいは駅で待ち合わせすることもあります」
――だけど、駅だと、相手がわからないのではないですか。
「お店からお客様の携帯の電話番号を教えていただいていて、そこに電話をかけるのです」
具体的に、どんなサービスを?
――なるほど。それで会って挨拶をして、それからどうするのですか。どうするか、お客さんがリードするのですか。
「そうですね。お客様がリードしてくださって……」
――ちょっと話は飛びますが、仕事は月に何回ぐらいですか。
「私の場合は、週に1回か2回ぐらいです」
――だいたい、1回の時間はどのくらいですか。
「90分が一番多くて、たまには2時間というのもあります」
――部屋に入ってからは、どちらがリードするのですか。『シャワーを浴びましょうか』とか、あなたの方が言うのですか。
「お客様がリードされることが多いのですが、緊張されている時もありますからね」
――シャワーを浴びるときは、あなたがお客さんを拭いてあげるのですか。
「そうですね。身体を洗ってあげて、あと、一緒に湯船に入ったりとか」
――お客さん、喜ぶでしょうね。それで湯船を出て、そしてベッドに行って……。実は、私は二度結婚しているんですが、女房とのセックスは、女房はただ横になっていて、私が雰囲気をつくったり、キッスをしたり、乳房をなでたりとか、つまりサービスをするのは男の役割だと思っていたのですが、あなたの場合は、あなたが性サービスをするわけですよね。具体的にどのようなサービスをするのですか。
「実はお客様の方が女性を攻める、というか、私の身体、乳房やお尻、そして秘所などをなでたり、口でサービスしてくださる場合も少なくありません。ただ、セックスプレイよりも、人肌が恋しくて、いつも抱き合っていたいというお客様もけっこういらっしゃいます」
――なるほど。それで、あなたの方がサービスをするとき、具体的にどういう
性サービスをするのですか。
「それは、キスしたりとか、身体のいろいろな所を触ったり、なめてあげたりとか……」
――身体の、どういうところを触ったり、なめてあげると、お客さんは喜びますか。
「大事な所もなのですが、けっこう乳首が感じる方や、首筋とか耳が感じる方もいます」
――お客さんの方が、ここを触ってほしいとか、なめてほしいとか求めてくるのですか。
「もっと強くとか、どこをなめてほしいというお客様もいます。いろいろです」
――お客さんが盛り上がって来て、本番を求めることもあるのではないですか。
「はじめのうちは不安だったのですが、お客様は優しくて、そういうことはありませんね」
――お客さんは、盛り上がってくると、気持ちいいとか言うのですか。
「気持ちいいよとか言ってくれます。言ってもらえるとうれしいですね。一度、『君にはわからないかもしれないけど、こういう時に生きてるっていう感じがあるんだ』と言われたことがありました」
――最上級のほめ言葉だ。
「それはうれしかったです」
――ところで、お客さんの方が、あなたにサービスすることもありますよね。
「あります。乳首とか大事なところを触られたり、なめられたりします」
――すると、あなたもいい気持ちになるのですか。
「なります……」
彼女は、いささか恥ずかしそうに言った。
――ところで、お客さんは高齢者だけれど、いかない、というか、射精しないで終わる人もあるのですか。
「そうですね。時間まで精一杯がんばって、できたら『やったー』という感じですね」
――あなたもうれしいですか。
「もし、できなかったら、『今日は残念でしたけど、また、呼んでくださいね』と言います」
――だいたい、何割ぐらいのお客さんが射精できるのですか。
「8、9割のお客様は……」
――それで、終わってから、シャワーしたり、お風呂に入ったりするのですか。
「そうですね。ちょっと、お風呂。湯船には入らなくても、シャワーで身体を洗って……」
「人の役に立っていると感じる」
――こういう仕事をやっていて、楽しいですか。
「楽しさもありますが、すごい勉強になることがあります」
――勉強になるとは、どういうことですか。
「たとえば、このお店に入るまで、60歳以上の方と、こういうことをしたことがなかったので、今、60代、70代の方のこと……、どういったことを思い、考えているのかがわかったような気がします」
――なるほど。ところで、ふだんやっていらっしゃる仕事と、この仕事とどちらが楽しいですか。
「それは……。どちらも楽しいですが、こっちの仕事のほうが、人の役に立っているという感じは大きいです」
――お客さんが生きている実感がする、と言ってくれることは、あきらかに役に立っているわけだ。ところで、長く続いているお客さんというのは、どのくらい続いているのですか。
「私がお店に入ったのが3年くらい前で、その頃から定期的に来てくださるお客様もいらっしゃいます。そんなに頻繁ではないですけれど」
田原総一朗
このウラログへのコメント
ほー。
本番なしでも、知らない人とそういうのは、美奈は嫌だなー。
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