滴ると言えば？

オヤジの汗は生理的にムリだ

こないだのオジサマ

私の顔に垂れてきた

もう
はねのけたくなるくらい
気持ち悪かった

この時点で
私の心は決まった

もうやめよう、
と

他サイトでメールしてきたオッサン

条件的にどんな感じかと思って
カカオで話してみた

いい歳して
未婚だという

オヤジは所詮オヤジだ

P活対象になるかと
淡い期待を抱いたが

考え方も古い

いかにもオヤジ的だ

写真も見せてもらったが

やっぱり生理的にムリ

受話器越しに
しきりと
タバコに火をつけて
吸いまくっているから

思わず指摘する

タバコ吸い過ぎじゃありません？
と

私の中で
こういうオヤジは
典型的なオヤジの中のオヤジ

その時点でムリ

人前でタバコを控えようとか
臭いに気を遣うとかの
配慮のカケラも
会話からは感じられなかった

ぜひ会いたい、
と言う

が、

会う以前に

ひと時代昔の人種だ

かなり話し込んだが
時代遅れの感が否めなかった

化石時代で
せいぜい生きてください

いくら
男所帯の世界で叩き上げてきたか知らないが

私がいつも感じるのは

男性も色気が必要だということ

自分磨きをしている人は
自ずと魅力を醸し出していて
若々しくあるものだ

自分磨きをしているかとの問いかけに
何を聞かれてるのかもわからない様子だった

周囲の上司や同僚からは
男は仕事ができることが第一だ、
と言われてきた、と

気の毒に
そういう世界しか知らないんだろうな

出世欲や向上心、
そういったものをもちながら
素敵な男性というのはいるものだ

無作苦しくていいのは若い時なら通用するかも知れないが
それなりの年齢を重ね
それなりの立場になっても
そうでいい、訳がない

不器用でも魅力ある人はいるにはいるが
そういう人は
奢ることはない
、と思う

時代は目まぐるしく
加速しながら変わっている

昔ながらのオヤジは
もう忘却の彼方、
である

久々
そんな古い人種を見た気がした