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10th Shinjuku Part 15 無垢な子供の遊具が

2018年03月23日 19:57

10th   Shinjuku Part 15  無垢な子供の遊具が

無垢な子供の遊具
恥知らずの大人の性具となった。

遠い昔を思い起こさせる鉄と鉄のきしむ音。
こんなに狭かったのかと思わせる
横板に腰掛けると
もう空きスペースはほんの少し。
子供の頃は二人で腰掛けても
まだいっぱい余っていたのに…
という感傷が掠めたのはほんの瞬間に過ぎなかった。

すべてが前もって示し合わせたように
なめらかに進行する。
腰掛けたこちらに向かって立つと
待ちかねたようにベルトをはずし
いきり立っているペニスつまみ出す。
そして
ねっとりと
ゆっくりと
あらためて
ルージュを濃くひいた口を使いだす。
乾いては濡らし
乾いては濡らし
しているうちに
もう濡れっぱなしになってしまったパンティ
うれしそうに取りさると口にくわえる。
とうにストッキング
バッグの中にしまわれているから
ミニスカートの下で
じかに性器が花開いているのだ。
薄暗い街灯の下で
紫の下着を口からぶら下げた白い顔は
ぞっとするような、妖しすぎる淫美。
向かい合ってこちらのペニスにまたがってくる。
すでに十分に潤っているからずぶりと突き刺さり
たちまちぬるぬるとした暖かさに
怒張が包まれる。
但し、横板の狭さが災いしてか
なかなか女の脚の位置が定まらない。
かなり強烈に、こちらの腰をはさみ込まないと
安定しないのだ。
そして強くはさめばはさむほど、
ヴァギナペニスを締めつけることになる。
鎖をつかむこちらの手の上に
女の手が重ねられると同時に
パンティをしゃぶる口が突き出される。
かすかなコロンと
メスの生臭さをたたえたクロッチごしに
卑猥そのもののキスが始まる。
ちゅうちゅうと音を立てながらの
唾液の交換が終わる頃には
息があがりだし、淫語が飛び出すようになる。
おまんこにはいってる。あなたが入ってる。」
「締めるよ、おまんこ締めるよ。ほら。うわああ。」
「ねえ、突いてくる。すごく突いてくる。」
「垂れてるでしょ。垂れてるでしょ。」
「いっぱい濡らしてる。おまんこ女になってるうう。」
そういいながら、登りつめかかる。
転げ落ちたら危ないので、手の位置を変える。
女に鎖を握らせ、その手の上から押さえ込むようにした。
これで一安心。

ついでに、ブランコを漕ぎ出す。
足を伸ばし、
縮め、
伸ばし、
縮め…
徐々に早く
徐々に高く…
高く。
高く。
天を目指す…
アクメを目指す…
身体をつないだまま
口づけを交したりしながらのスイング
殆ど半眼になり
唾液の量をどっと増やして
イきかかっていたのが
ジェットコースターのような
あまりの快感
逆に、ひとときの覚醒を迎える。
「うわ、何これ?何これ?」
おまんこすごい。まんこすごい。まんこすごいいいいい。」
「うわああ」
「ぎゃああ」
という悲鳴があがり
「イくうう」
というシャウトが続いた。
揺れながらの体が硬直し
静かになってしまう。
完全に意識を飛ばしてしまったのだ。
車の中でホテルであんなに垂らしまくったのに
なお大量に愛液を噴出する。
ゆれにあわせて
ぴゅっぴゅっとほとばしるから
快感のあまり失禁しているのかも知れない。

だがこちらはつらかった。
横板が狭くて、どうにも落ち着いた体勢にならない。
確かに快感は訪れるのだが
どこかに居心地の悪さがある。
振幅が少しづつ小さくなって、静止する。
女のほうは
そのまま、微妙に腰をうごかしているうちに
自分が還ってきたようだ。
「すごい、こんなのはじめて。」
新しい行為をすれば
何でも鋭く感じるくせに、と思った。
「今度は亭主にしてもらうんだな。」
「こんなことおねだりしたら、変態と思われちゃう。」
「いいじゃないか、変態なんだから。」
「違う、違う。変態じゃない。」
「じゃ、おまんこ女か。」
「そう、そうおまんこ女よ。」
こんな会話を身体をつなげたまま交わすと
また、性器の動きが微妙になってきている。
「ほしいんでしょ、また。」
「ほしい。ほしい。ここでおまんこしたい。」

体を入れ替えさせた。
こちらは同じ体勢だが、女の向きを変えた。
尻を突き出させて挿入する。
後背位の形だ。
足の向きが同じになるので体がずっと楽になる。
「ねえ、これもいいよ。いいよ。」
「こぐぞ。」
公園をよこぎってゆく人影が見える。
夜目、遠めには、仲のよいカップルぐらいにしか見えないが
近くで見たら、とてつもない文字通りのダシモノだ。
「ほら、見てるぞ、きっと。」
「見られた?見られた?おまんこ見たかな。」
「見たさ。まんこ見られたぞ。」
「うわあ見たんだ。見たんだ。」
再びこぐ速度と高度をかせいでゆく。
前にこぎあげると
ものすごく深く突き上げることになる。
後ろに下がると
少し浅くなりヴァギナの締りが襲ってくる。
高く
高く
速く
速く
大きく
大きく
撒き散らす
という表現がまさにふさわしく
愛液がほとばしり始める
きっと目はうつろになり
半開きの口からは
よだれが流れ出しているのだろう。
おまんこが、おまんこが」
おまんこおまんこおまんこおまんこおまんこ
くるったように繰り返しながら
なお腰に微妙な横揺れを加えて
貪欲にペニスを飲み込もうとする。
ほとんど、四十五度くらいの振幅になった。
極度の緊張からものすごい力で締め上げてくる。
そして、かなりのスピードで後向きに落ちると
また悲鳴が上がる。
「くる。くる。くる。」
こぐ。
「イく。イく。イく。」
こぐ。
「こわーーい。こわい。」
こぐ。
「死んじゃうよ。死んじゃうよ。」
こぐ。
本気で泣き出す。
だが、こわくてではなく感極まっているからだ。
それが証拠に性器が漣のように痙攣しだす。

今度はすごかった。
耐えられないし
耐える必要もない。
「行くぞ。だすぞ。」
「来て、来て。まんこに来て。だしてええ。」
「一緒に。」
そう言うと、思いっきりこぎあげた。
「ぐわああ。」という二頭の獣の声が交錯する。
そして振幅の頂点に達したときに
どくどくと激しく射精した。
女だけではなかった。
恥ずかしい話だが
こちらも一瞬失神したかのようだった。
異様な快感
異様な興奮。
狂気の一日のフィナーレにふさわしいクライマックス

果てた。
果てた。
服を愛液精液
よごすのもかまわず
今はただかすかにゆれるブランコの動きに
身をゆだねている。
回復まで15分くらいはそうしていただろうか。
甘えるようにこちらにもたれかかってくるが
小さくなったペニス
まだ蠕動をつづける女性器のなかにある。
「ねえ。結婚したくなくなっちゃった。」
いささかあわてた。
「馬鹿いうなよ。こんなことは今だけの幻想。」
「あんまり感じさせるんだもの。」
「亭主に。ちゃんとおねだりするんだよ、毎晩。」
「うん。」
「何度でもできるんだから。こっちと違って。」
「ねえ。最後にもう一度会おうって言ったよね。」
「ああ確かに。」
「電話するね。最後にいっぱいおまんこしたい。」

名残惜しげに立ち上がるとペニスが抜け落ちる。
身体の向きを変えて唇を吸う。
瞳が濡れている。
そして、身支度をすませてそのまま走り去る。
こちらはブランコのきしみを聞きながら
座ったままだった。
これが、狂気の一日にふさわしい別れ方なのかも知れない。

ブランコの下に紫のパンティ
光を浴びて輝いていた。
本当の別れはもうすぐそこだった…

(続く)

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