趣味は読書、脳

時実利彦という人の「脳の話」を読んだのは、高校一年の保健体育の夏休みの宿題だったと思う。
それから、類書の「人間であること」も読んだ。
竹村健一ブームがあり、その本の中で、「人間は一生で脳の10%くらいしか使っていない」という記述を読んで、少し違和感を覚えると共に、残りの90%を使えたら凄いことが出来るのではと、浅はかな夢想をした。
この前、書店の店頭で、「成熟脳」という本を見つけ、買ってしまい、昨日読了した。
右脳、左脳でなく、男女の脳の違いについて書かれた本で、興味深かった。
僕は、脳には無限の可能性があると、信じているというか、他に頼れるものがないので、自分の頭くらいしかあてにするものがない。
この本によると、56歳から、また脳の成熟期が始まるらしい。
体力が落ちる中、希望が出て来た。
つまりは、使い続けるということらしい。