- 名前
- RYU
- 性別
- ♂
- 年齢
- 74歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- Hなおじさんではなく「おじさま」何回もはムリだけど 指で、手で、舌で、息で、言葉で、...
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13th Plaza Hotel Part 13 台風のような欲望。
2017年10月19日 20:11
台風のような欲望。
さわさわと吹いたかと思うと
たちまちのうちに烈風になった。
普通の性交を、と言っていたのに
リモコンのローターを
くわえ込んだまま街を歩き
そのままラブホテルに入ると
ねっとりとした口唇性交にふけり続け
挙句の果てが浴室で立ったまま放尿しながら鋭く達した。
まさに官能の台風。
ようやくベッドにもつれ倒れたときが
かろうじて台風の眼だった。
そして、台風は眼が過ぎれば
風向きは違うが
また強烈な吹き返しがくるはずだ。
少しというか、かなりというか、
軌道を外れた性戯は確かに終わったが
今度は、うねるように
執拗な性宴が待っていた。
いわゆる「普通のセックス」。
だが、その粘っこさにおいて
到底「普通」とは言えなかった。
若者の体力のおそらく半分もない
こちらにとっては
「普通」は歓迎だったが
女にリードされると
簡単に終わってしまう。
だから
終始こちらから仕掛けなくてはならなかった。
人よりほんの少し
指や舌の使い方がうまくなった遠因は
案外こんなところにあったのかも知れない。
ベッドの上に横たわった女の
両足をつかんで広げた。
薄めのヘアを押しのけるように桃色の性器が
官能の食欲を抑えきれずに
口を開けヨダレを垂らしている。
つと右手を下ろして、こちらの視線を意識しながら
親指、人差し指、中指の三本の指で
ふくれあがったクリトリスをつまみ
やさしく、だが速い速度でこねくりまわす。
恐ろしくエロティックな行為を
足の間に頭を置き、
ほお杖をつきながらじっくりと鑑賞する。
凝視されているというだけで感じ出すのだろう、
やがて動かす手の速度がさらに速くなり
尻の下あたりのシーツに
愛液が流れ出してくる。
「見て。見て。見ると…見ると…」
「うわああ。またあ。あ。あ。」
おそらく部屋のドアを突き抜け
廊下に響き渡るような大声で叫びながら
弓なりに体をそらすから
愛液を噴出す女性器と
そこに取りつきうごめく
しなやかな指の全貌が
すべて視線にさらされた。
乱交でいつもする行為だけに
動きはあくまでスムースだったが
この前の時は
ここまで濡らしてはいない。
もう今日だけで何度達しているかわからなかった。
これからあと何度たっするのかもわからなかった。
やがて弓なりのまま硬直していた体が溶けると
今度はさらに大きく足を広げ
中指と薬指をラビアにあてて
押し広げて奥を見せる。
「ほらみてえ。よく見てえ。このすけべまんこ。」
とがりきったクリトリスの下で
ピンクの顎がひくついている。
その奥にはさらに卑猥な
桃色の肉塊が複雑にのぞき
ペニスを求めてくねくねと蠢いている。
グロテスクなのに奇妙に美しい性器。
その向こうに山脈のように立つ双丘の乳房。
さらにその向こうには
舌をのぞかせながら開けられた唇が
もうひとつの性器のように広がっていた。
「ね。ね。垂れてるでしょ。」
その言葉のように愛液がどくどくと流れだして
シミの上にシミを重ねてしまっていた。
それを続けるうちに
「またよ。またよ。」と体を震わせる。
その瞬間を加速するかのように
片足を持ち上げた。
しなやかな足指をまたしゃぶりだす。
「う、うわあ。」
足の親指の付け根に舌を這わせたときが
クライマックスだった。
ベッドマットに怒りをぶつけるように
左手でバシンバシンとたたくと
次の瞬間そのまま全身が硬直した。
たかだか、足指なのに
それも今日の初めてではない行為なのに
なんだ?この反応は…と思ったが
そのたびに感じ方がちがうらしく
今回のアクメは鋭く深かった。
足指をしゃぶるために
片足が上がってしまっているから
性器の痙攣がすべて見てとれた。
一度、浴室で放っているだけに
ここで放尿されたら、と思ったが
さすがにそうはならなかった。
だが、噴出す愛液の量はすさまじかった。
失神状態から戻ってくる間も休まなかった。
片足を持ち上げたまま、
こちらの体をスライドさせて
性器に顔を突っ込んだ。
肛門のすぐ上の部分から
クリトリスに向けて舐めあげる。
性器そのものが
大切なビジネスツールでもある女だけに
ヘアはよく手入れされているから
ふちを舌でなぞるのにも抵抗がなかった。
この動きでようやくわれに返った。
われに返った途端が卑猥そのもののクンニリングス。
「う。うわあ。ベロが這う。ベロが這うよおおお。」
「や、やめて。またイッチャウ。死んじゃう。」
「勝手に感じてるう。う。う、う。」
「やだ。すけべえええ。」
わめきちらしながらもなお、舐めやすいように
開脚度を高めるさまに
この女の猥らさがみてとれた。
なんだかんだ言いながら乱交のバイトから
足を洗うのはもう無理なのかもしれない。
舐めるのをやめなかった。
直線的に舐めあげたかと思うと
舌を回転させて入り口に沿わせる。
そのままクリトリスを吸ったかと思うと
いきなりアヌスをつつく。
この一連の行為を繰り返すたびに
もっともっと、と言うように腰が突き出され、
そのくねりが速くなる。
片足を支えていた手はとうにはずれて
いまや開脚に両手が投入されている。
「舐めて。舐めて。」
「ずーっと舐めて、舐めてよおお。」
かすかなメスのにおいと、
ぷっくりとした舌ざわりと、
海水にも少し似た愛液の味を楽しみながら
次のステップを先延ばしにするように
じっくりと
ゆっくりと
ねっとりと
べっとりと
舌を使い続けた。
(続く)
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