- 名前
- ベソ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 64歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- 我ハ墓守也。
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性差の根源
2017年04月08日 14:48
皆様、ええ土曜日を過ごしてはるでしょうか。
神戸は雨の週末です。
そう、あの季節外れの寒さがようやく柔らぎ、桜が咲いたと思ったららこの雨。恨めしいとしか言いようがありませんな。
で、わしは傘を差して桜を眺めつつ歩きながら考えた訳ですよ。
街中に植樹されている桜の多くは染井吉野です。
そして染井吉野が花を咲かせるのは、そう、交配の為ではありません。
果たして、人を喜ばせる為に咲くのか。
鳥や虫に無償で花粉を提供するのは植物の本質とはかけ離れた行為です。
しかし、染井吉野にはそれ以外の選択肢はない。
何と悲しく、因果で、儚い存在なのか。
こうしたことを考えるようになってから、わしは染井吉野の花を見ると美しさより悲しさを感じるようになりました。
そして。
交配という言葉を思い浮かべながら歩いていると、ふと閃くことがありました。
交配。
人間で言えば男女のまぐわいですな。
その本質…
それは、
詰まる所、
精子と卵子の振る舞いに帰結するのではないか。
説明します。
皆様ご存知のように、
精子は旅をします。
射精と同時に放たれた精子群は、その数五億と言われます。
大変な数ですな。
それら五億の精子群の目的はただ一つ。
卵子に一番に到達し、受精させることです。
そのただ一つの目的の為に、弱アルカリ性を好む精子は、劣悪な弱酸性の子宮内を泳ぎ、弱アルカリの海が待つ子宮頸管を目指すのです。
そして、
その五億の精子群で、
僥倖があるとしても、
ただ一個体。
条件がすべて揃っていたとして、その一個体だけが卵子と結合し、
受精という大役を果たせるのです。
そして条件が整わない場合、その五億の精子群は、
残らず死滅します。
正に屍累々です。
そのことを考えていると、閃きましたよ。
これこそが、男の本質ではないか、と。
つまり、
「旅」。
そして、その過程の「競争」。
男の一生を旅に譬えるのは昔から行われて来たことですが、それはこうした受精の過程を考えると自然なことです。
そして。
では、女の本質は?
そう、
卵子の振る舞いがそれを表しています。
「待つ」。
そう、
弱酸性の海を泳ぎ切り、
同胞の屍が累々と横たわる中を、
逞しく、何事もなかったように、自分が待つ場所に辿り着いてくれる。
その、ただ一個体の精子との邂逅を待ち。
そしてそのただ一個体の精子が現れなければ、
その卵子もまた、
着床することなく、
待ちぼうけの結果、
経血として体外に排出されるだけなのです。
これもまた、何とも悲しい宿命です。
これが、女の本質ではないのか、と。
旅。競争。
それらを乗り越え、正しいタイミングで、
ただ一人、
自分の居る場所に辿り着いてくれる精子を待つ。
これこそが、男と女の差異の根源ではないのか。
いや、咲き誇る染井吉野を見ながらこんなことを考えているおっさんはわし位のものでしょうが。
皆様、ええ週末を。
このウラログへのコメント
なんかへんちくりんな考え方ぽいけど…
言われてみればそうですね。
桜に限らず花の命は短い。
女が子どもを産める期間も短い。
男性は企業戦士だし。
精子はたった一つきりが生き残る。
深いですね。
女は港?w
> ☆mina☆さん
深いかどうかわ分からねど、真理やと思うで~
> masagoさん
そう、女は港、男は船。
演歌っぽいね。
そういえば、先週姫路城に桜見に行ったよ!
> masagoさん
姫路城か!
桜は堪能できた?
わしも姫路城で花見したかったわ
出来ました出来ました。満開堪能しまくりでした。
朝の8時と夜の8時に行きました。
夜の浮かび上がるハクロ城、まぢ白鷺です!
おススメです!ぜひ行くべし!!
> masagoさん
そんなに良かったんや~
でも近くやと中々行く気力がね。あの混雑を考えると萎える。それに負けたらあかんのやろうけどさ~
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