競い合い

愛犬と共に帰宅してしまったので


日本に残った娘は、少々寂しげにしているようで




今まで以上に、スカイプで毎日電話をかけてきます





申し訳ないな、という気持ちと



自分が選んだのだから、我慢を学んでほしいな、という思いが交錯して




私も私なりに、心を鬼にしています







ただ、娘はあまり手間がかからないといいますか


同級生に比べて、思考が大人というかグローバルなため


教育に手間がかかりません





宿題やったの？を聞いたことがないのが、特徴ですかね




何でも、娘によれば


「宿題は、自分が努力して解くものだから
おうちでやったら、おじいちゃんとおばあちゃんに頼っちゃう」
という理由で、自宅では一切行わず
学校で休み時間などに
宿題を終わらせてから、帰宅しています




・・・私はけっこう、宿題忘れたりしたのにな





なので、帰宅すると娘は自由（週に1度だけ、スイミングスクールに通う以外は）



それでも、遊びに行ったりせず


祖母の家事をお手伝い




「お料理が出来て当たり前。私は世界一の美女だから」

だそうです





女＝お料理

という考えではなく


いい女＝美味しいお料理が出来て当たり前



という考えは、いいですね





テレビを観たりしながらするわけでもなく


祖母と楽しく会話（日本語で）しながら、お料理を作るのが

とても楽しいそうです




祖父が仕事から帰宅すると、すかさず晩酌の用意




「いい女にお酌されたら、男は喜ぶでしょ」
だそうです




キャバ嬢かっ



というのは建前で


実際は

「毎日お仕事で頑張ってるから、お酌して優しくするのは当たり前」


だそうです





昭和のいい女みたいな・・・





日本で夜の9時ともなれば、私にテレビ電話



その時間はちょうど私が、イギリスでお昼休みなんですよ



なので、私の昼食中ずっとお話をして

お昼休みが終わると同時に、娘もお布団に入るというのが日課



あまり遅くまで電話するのも、良くないかなと思いつつ


朝寝坊をしないので、まあいいかと納得しつつ
（娘は毎日、朝5時には起きています）




そんな娘も、あと3か月で1年生修了


2年生になるのも、あっという間です





大きな怪我や病気もなく、しかも1年間休みも遅刻も無し



本気で皆勤賞を狙っているようです




私も見習って、もっと頑丈な肉体に改造しなければ