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12th Shin Yokohama Part 19

2016年11月27日 23:33

12th  Shin Yokohama   Part 19

誰からの電話からは
わからないが確信はあった。

だが、せっかくの盛り上がりに
冷や水を浴びせられたようだった。
聞きなれたかすかにかすれた声は
やはり、発情したときの
あの女の声だ。
未練か、との
かすかな期待で答えるが
当然のように、そんな甘い期待は裏切られた。
「ね、何してるの今?急にいなくなったから。」
「………」
「由香さんも言ってた。もっと見てほしかったって。」
「やっと終わったの?エンドレス・ラブは。」
こんな皮肉にもいっこうにひるまない。
「まだまだよ。これから何度もおまんこいじめあうの。」
結局、これだったのかと思った。
自らの勝利を不動のものにする
追い討ちのような電話。
こちらの打ちひしがれ方を確かめるために
女に電話をかけさせる…
まさに魔性の女
言えた義理ではないのだが
ある意味本当の変態だ。
性にあれほど淫れまくっても
どこか知性があった女が
唯々諾々として
由香の言いなりになっている。

そのとき、こちらの人妻
ネコが滑り込むようにして
裸体をぶつけ
受話器に耳を擦り付けてくる。
性器をつないだまま
すべてを話したあとだから
別に会話を隠す気持ちもない。
淫猥に溶けて、とろんとしていた瞳が
好奇心キラキラと輝き
悪戯めいた表情が妙にかわいい。
(こんな顔もいいな。)
という全くこの場にふさわしくない思いが頭をよぎる。
「あれからもずーっとイきっぱなし。」
「さっきも二人でお漏らししちゃった。」
せっかく抑え込んでいたのに
膨れ上がった蛭のイメージがまた浮かんでくる。
「でも前のとは違うの。わたしがお風呂にぺったりすわるでしょ」
「その上に由香さんがまたがって立って、おまんこめがけて…」
「立ったままするの、男の人みたいに…」
人妻の顔が明らかに先を聞きたがっていた。
淫乱の度合いでは人後に落ちないのだが
自分とは明らかに違う嗜好
興味津々の様子だった。
「じゃあじゃあって音と、おまんこにかかるオシッコに…」
「凄く感じた。で、入れ替わって今度はわたし。」
「我慢してたから二人ともすぐにおわらないの。」
「かけるほうも、かけられるほうも、お漏らしの間中イきっぱなし…」
「歯くいしばってたけど、おまんこ感じて、我慢できなくて…」
「ヒイヒイわめきまくっちゃった。」
聞いていた人妻の身体がひるがえった。
電話で中断した挿入
性器から口に変わった。
しおれかかったペニスが今度は唾液で包まれる。
触発されたのか
対抗してなのか
真剣な表情に変わった人妻
時に上目でこちらを見て
反応を確かめながら
早いピッチフェラチオを再開している。
「その後二人ともローターいれてバイブ突っ込みあう…」
お尻が勝手にくねるの見ながらまた少し洩らしちゃった…」
「シーツ濡らしたから二人ともお仕置き。」
これが男女の性交なら許容範囲なのだろうが
女どうしとなると
もはや異常と言わざるを得ない。
お仕置きアヌス。二人、入れ替わりでお互いのアヌスを…」
バイブで責めるの。お尻たたきながら…」

こんなアブノーマルな行為に追いやったのも
自分がふがいなかったからだろうか?
ねっとりとフェラチオを続ける人妻
いやいやをするように顔を左右に振る。
まるで(違うよ)と言ってくれているようだった。
「あー、大きい。いーよ。これ。」
そういいながらビチャビチャという音を派手に立てる。
「誰かいるの?そこに。してるのね。あなたも。」
期待とは若干違う展開に、女の声が少し尖ってくる。
すべての展開を知ってか知らずか人妻
「はやく頂戴、これ。奥に入れてほしいのよおお。」
大きな声でわめいてはまたフェラチオに戻る。
ひときわ大きな卑猥な音を立てる。
「まともなセックスがしたくてね。まともな。」
「見たでしょ。私、あそこまで乱れるのよ。由香さんとだと。」
「 あーーーー。」
こちらの人妻と同じように
由香もこの電話に聞き耳を立てていたのだろう。
自分が勝ち取ったことを誇るために
女に電話させ
その電話の中で指を口をねちっこく使って
さらによがり声をあげさせる。
それからは電話を通じて
互いの乱れ方を聞かせあう羽目になった。
女は由香に責めまくられ
人妻ペニスにまたがってわめきだす。
双方の音がびんびんと聞こえ
こちらのペニス
異常な展開に鋭く反応し
先走りがほとばしる。
性器で飲み込んでいたくせに
まるでそれがわかったかのように
いったん腰を浮かして抜き出すと
愛液と先走りのミックス
再びおいしそうに舐めまくる。
受話器からは
「由香。またよお。おまんこおおおお。死んじゃう。」
というシャウトが流れ出している。
人妻
フェラチオ挿入を繰り返しては、鏡を覗き込む。

形のゆがんだテレフォンセックス
淫靡な実況中継のように続く…

(続く)

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