- 名前
- RYU
- 性別
- ♂
- 年齢
- 74歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- Hなおじさんではなく「おじさま」何回もはムリだけど 指で、手で、舌で、息で、言葉で、...
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11th Kosugi Part 21
2016年10月08日 02:16
愛液をぼたぼたと垂らしながら
膣口をヌルヌルに濡らしながら
なお、強い力で呑み込んだペニスをしめあげてくる。
だから、つながった性器に引きづられるようにして
こちらも匍匐前進をせざるをえなかった。
動物のようにサカったままの形で
全裸でもぞもぞと動くさまは異様を通りこして
こっけいであったかもしれない。
四つのひざで床をこすり、
時に止まって腰をゆすり、快感を高め
時に肩を強く噛むことをせがみながら
女が前、男が後ろでじりじりとドアに向かって進む。
入り口と部屋をつなぐ中のドアはすでに開け放たれていたから
二匹の性獣はそのまま冷たい靴脱ぎに這い出すことになる。
この頃から
「見せたい。見せたい。」
「誰かに見せたい。」
「まんこしてるとこ見せちゃう。」
「ちんぼこつっこんでイクとこ見せる。」
ただでさえ淫語の羅列で壊れかかっていた言語体系が
いやらしいかすれとともに崩壊の度合いを高めだした。
かろうじて覗き込むと
すでに半開きの口からはよだれがだらだらと垂れだし、
噴出す愛液と同期し出している。
「おまんこみせるううう」
そう叫ぶと、救いを求めるときと同じしぐさで
ドアのサムターンに手を伸ばして回すと
必死でノブを引きドアを内側に開け放った。
見られるかも知れないと思いながら身体をつなぐ行為は
こちらも決して嫌いではないのだが、
さすがにここまではしたことはなかった。
だが、こちらの高ぶりも尋常ではなかったのだろう。
むしろ、女に協力するようにして後背位でつながったまま
廊下に出てしまった。
かろうじて残った理性がサムターンをロックにして締め出しを防ぐ。
乳房をゆすり、ペニスを呑み込んだまま尻をゆすり
ふたつの裸身がすべて廊下に出たことがわかると
この時点で女は完全に高みに上った。
激しく性器を痙攣させ、
愛液を滲み出させ
特有のあの力で締め上げてくるが
いつもと全く違ってなぜか果てない。
むしろ、もっと、もっとを求めてくる。
場所はラブホテル。
誰でもが、精液と愛液を撒き散らし
淫乱な獣となって性器をぶつけあうところだ。
性交の場所でしかないのに
なのに何なのだろうか?
この未曾有の興奮は。
この極限までの高まりは。
そして、もうひとつの疑問。
駐車場での露出行為に満たされず
入室時の露出でもまだ満たされず
完全露出の機会を狙いながら行為にふけっていた
この女の淫乱さはいつからのことなのだろうか?
だが、そんな問いが頭をよぎったのは瞬間にしかすぎなかった。
薄暗く、妖しげな
大人の玩具の自販機が光っているようなラブホテルの廊下、
エレベーターから曲がればすぐのところで
犬がつながる形で全裸で身体をつなげている異常さは
そのまま屈折した、だが強烈な快感に昇華する。
「すごいよ。すごいよ。ちんぼこあたるよおお。」
「まんこから出ちゃう。お汁いっぱいでちゃう。」
「もっと奥に。まんこの奥に。」
「おっぱいも揉んで。つかんで。ねじって。」
「きゃああ。いい。いい。まんこ、いい。」
わめき散らしながら何度も何度もヒキつける。
だが、見学者を待つ二人は不思議とイかない。
狂ったように尻を振り、
奥に突っ込み、
ワギナをペニスでかき回し、
先走りと愛液で下半身をベトベトにし、
とんでもない快感をお互い感じながらもイかない…
「見せたいよおお。まんこ見せたいよお。」
「こっちもだ。」
「ちんぼこでむちゃくちゃにされてるとこ、見せたいの。」
「そうだよ。そうだよ。まんこ見せちゃうぞ。」
「そう。そう。ああああああ。」
十分ほどこの激しい行為が続いただろうか、
「うわあ。来たよ。」と女が叫ぶと
いかにもわけありそうな
中年の男と若い女のカップルが廊下を曲がって
こちらの視界にも入ってきた。
途端に性器の痙攣の度合いが増し、
締め付ける力が強まり、
さらにヌルヌルが多くなる。
あまりの光景に息を呑み立ち止まる二人。
おどろいた女性が男の腕にしがみつく。
そしてそのままの姿勢で凍りついてしまう。
そのフリーズを破ったのは、またしても女の放つ淫語だった。
「ねえ見てよ。おまんこ見てええ。」
「ね。ね。ちんぼこ呑んでるでしょ。」
そう言うといきなり腰を引いてペニスをつかみ出すと
体を入れ替えて上向きになり、正常位での挿入を求めてきた。
佇立し、ヌラヌラと光るペニスが視線に曝されたのも瞬間で
視線を充分に意識しながら大きく開かれた女性器にぶすりと突き刺す。
そのまま両脚を肩に担ぐ形で
普段より大きな動きで抽送を開始する。
二人によく見えるように、だ。
「ねえ。見てるよね。見てくれてるよね。」
「おまんこからお汁垂れてるとこよく見てよおお」
「ホラ、こんなに垂らしてるでしょ。お漏らしみたいに」
「ねえ。二人もするんでしょ。」
「あなたのまんこに、太いの入れちゃうんでしょ。」
「あなたもわめくのよね。おまんこおおおって」
「そう、突いて。もっとついてええ。」
「まんこいいいいいい。」
「うわあ、ちんぼこが、くるよおお。」
腰の動きが加速する。
待ちに待った瞬間が間もなく来るのだ。
激しく送り込みながら、唾液を交換しだす頃
見ていた女がついに男のズボンの前を探り出した。
見ていた男がミニスカートのなかに手を入れだした。
かろうじてそれだけが見て取れた。
「ねえ。来て。精液かけてええ。」
「まんこの中に一杯出してええ。」
前後に動く男の性器。
円形にくねる女の性器。
「見てる前で、イこう。イこう。」
「ぎゃあああ。ちんぼこいい。まんこいいよおお。」
二人の動きが極限にまで早まったとき
この言葉とともにおもいっきり解き放った。
かつてなかった快感。
どくどくと
びゅっびゅっと
じゅるじゅると
いつもよりずっと長く続く射精感。
眼の前に星を飛ばしながら
「おまんこがああ。死ぬううう。」
というわめきを聞いたのがかすかな記憶となって残った。
女は失神。
男も半失神。
それほどの快感だった。
がっしりと四肢を絡め
冷たいラブホテルの薄汚れた床でしっかりと抱き合い
行為の後とは思えないようなねっとりとしたキスを交わす。
性器を抜くことも拭くこともなく
愛液も精液も流れるままにまかせながら
呆れたように自分たちの部屋に入るカップルの存在に思わず感謝した。
やがて卒業を迎える
この不思議な若い女との逢瀬も
こうして最後の最後の卒業を迎えたのだった…
(この章終わり)
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