- 名前
- RYU
- 性別
- ♂
- 年齢
- 74歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- Hなおじさんではなく「おじさま」何回もはムリだけど 指で、手で、舌で、息で、言葉で、...
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17th Country Road Part 6
2016年05月12日 20:37
「あなたと会うから…」
と言った。
亭主の淡白さを語り
しきりとセックスレスをぼやく割には
過激なTバックをつけてきている。
それを指摘したときの
ややムキになっての答えがこれだった。
性に狂う熟れた人妻が
好んでつけそうな
バイオレットの妖しい小さな布きれが
ぐっしょりと花液を吸い込んで
黒いダッシュボードの上に置かれている。
暗色を背景に浮かび上がった
紫陽花のように
湿気をたたえた
卑猥さだった。
なぜか、その存在感に圧倒され
以前に覗いてしまった
若い男女のカーセックスのデジャブが
ちらちらと浮かんできては性感を刺激する。
信じられないような窮屈な姿勢で
ダッシュボードを
両足の支えにして大きく開かれた
股間の付け根に顔をうずめて
舐めあげ
吸い上げ
しゃぶりまくる。
「いや。いや。こんなの。」
「こんなこと。こんなこと。」
「やめて。ね。やめて。」
「違う。違う。やめちゃやだあ。」
「ね。ね。くるの。くるの。またくる。」
「やだあああああ。」
「お願い。もう。もう。」
「ゆるしてえ。」
「してええ。もっとして。」
「してえええ。くくくく。」
ずんずんとたかまってゆく女の性は
正反対のシャウトを矛盾にさせない。
がんがんと狭い車内に響く
あられもないソプラノを
炎のように吐きながら何度でも何度でも
のぼりつめる。
のぼりつめる。
のぼりつめる。
暴れる脚のうごめきを見ると
ホテルの中での
それなりに激しかったセックスよりも
数倍過激な悶え方だった。
あの覗き見してしてしまった若い男女の
つたないけれども激しいカーセックス。
ダッシュボードにふわりと置かれた白い下着と
二匹の白蛇のように
掲げられて絡み合う左右の脚。
そのイメージを今正確になぞっていくことで
こちらの興奮もどんどんと高まってゆく。
大きく開かれてしまい
濡れそぼって口を開ける性器を
激しく舐めながら
佇立したペニスからほとばしるのは
先走りなのか
精液なのかも
もうわからなくなっていた。
それだけの興奮。
それだけの快感。
たかがカーセックスで、
正直ここまで堕ちるとは
思ってもみなかったが
それは女もおなじ。
亭主のためではなく
男とからだをつなぐときのために
手入れされた薄いヘア。
だから簡単に触れる
大きく開かれた性器から
どぶりどくりと
愛液を吐き出しながら
鋭い声を発しては
幾度となく達しまくっている。
ホテルであれだけ乱れきり
あれだけ愛液を撒き散らし
ここで始まってからも
すでに何度か登りつめているのに
なお、頂を目指して激しく
あがき
あえぐさま。
始まりはあんなに幼いセックスだったのが
わずかな時間で本能のなすがままの
メスそのものになってしまっている。
後戻りできない性の領域に
こうしてこの女も踏み込んで行くのだ。
「頂戴、お願い。」
「いまここでいれて。」
「ここで、してえ。」
じっくりと
ねっとりと
クンニリングスを続けられ
何度も達した挙句が
ついに挿入をせがみだした。
だがそうはさせなかった。
ホテルで射精を抑えこみ
ここでねちねちと責め続けるのも
もっともっと究極の快感に
ようやくめざめだした
この人妻を狂わせたいからだった。
舐めあげながら
助手席のシートバックを完全に倒す。
そして悶える身体を
後席側に押し上げてしまう。
これで生まれたスペースを利用して
身体をずらしながら
互い違いの姿勢になる。
窮屈至極。
アクロバチックな舐めあい。
ゆがんだ形でのシックスティナイン。
そのまま手を伸ばして
ルームランプをつけてしまう。
わずかな光量のルームランプでも
薄闇になれた目にはまぶしかった
目の前に濡れた性器が
震える襞ごと
ぱっくりと口を開けている。
だらだらと
とどまることなく愛液が垂れ流れる。
その体勢のまま再びクンニリングス。
「あああああああああ。」
女にとっても同じで
ルームランプの光を浴びて
じっとりと濡れたペニスが目の前で
てらてらと光っているはずだ。
「舐めるの。くわえるの。」
切迫した言い方でせがむフェラチオ。
ぬめりとぬるい唾液に包まれる。
その唾液が流れるように
佇立の周りをくすぐりだす。
男の脚が、頭より高い位置にある
なんともいやらしい体勢での
なめあいの形だ。
いまさっきまで
「入れて、入れて。」
とせがんでいたのが嘘のように、
この行為に没頭しだす人妻。
新たな刺激をまたうけいれるかのように
身体をくねらせ性器をふるわせながら
またも高みに達してゆく。
かろうじて顔を上げると叫ぶ。
「ね。ね。どうして?どうして?」
「またイク、私。」
「ああああ、ぎゃああああ。」
あとはペニスをくわえながらの
悲鳴だけになった。
オスとメスのにおいで
車内がいっぱいになる。
ままよ、とキーをまわして窓を開け放つ。
流れ込む5月の緑の香りは
本来さわやかであるはずなのに
奇妙に淫らだった。
全裸の肌をかすかに渡る風で
くすぐられながら
この交合は少しずつ
クライマックスに近づいていく…
(続く)
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