- 名前
- イチゴちゃん
- 性別
- ♀
- 年齢
- 43歳
- 住所
- 茨城
- 自己紹介
- 嫌がらせを受けていたのでコメント返しませんが それでもいいという方仲良くしてください...
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童貞狩りして
2016年04月22日 12:03
セックスボランティアを引退してから、そろそろ1年が経過しますが
今でもたまに「もう一度お願いしたい」というご連絡をいただきます
私の場合は、何度かボランティアをしているうちに
話すことに重きを置いてくれる人ばかりだったので
お電話で何気ない話をすると、解決してしまう方々ばかりです
日本では、介助者は手袋をはめて、ローション塗って云々っていうのがほとんどですけど
私のやり方はちょっと違います
言い方は悪いかもしれないですけど、私が担当していた方々で
先天性の病気や、産まれながらの身体の欠損などの方々は
ほぼ童貞・処女の方です
私はこれを踏まえて、いつも考えていたのは
「もし、女性と産まれたままの姿で過ごした経験を持ったら
男性はそれが自信に繋がるんじゃないか?」ということ
だから、私はまず「会話すること」から始まります。
恋人同士だったら、まずは「出会い」がありますよね?
喫茶店のお客さんと店員さんだったり、同じ大学のサークルで出会ったり
人によって違いはありますよね。
セックスボランティアの場合、出会い方は大抵同じです。
相手はベッドに横たわって、私は椅子だったり床だったりに座ってご挨拶。
なので、ここから「恋人」としてが始まります。
いきなり「セックスしようぜ」って提案する、出来立てホヤホヤカップルは少ないですよね?
デートを重ねたり、色んなお話をしたり・・・
なので、まず「会話」なのです。
趣味・好きな食べ物・お気に入りの音楽
何でもいいんです、とにかくお話をたくさんします
これで親密度は、かなり上昇します
ここからはセックスボランティアも人によって方法を分けてますが
私は相手にも努力してもらいます。
例えば、「右手だけかろうじて動く」人には、その右手でゆっくり服を脱いでもらいます。
もちろん、出来るところまでで十分
あとは私が、慎重に脱がせます
ここからが違うところですが
私も裸になります。
もちろん、カーテンを閉めてお部屋の電気も消してもらいます。
その上で、同じベッドに裸で寝転がります。
私はそういうのに抵抗を感じないので、平気です
これ、前にも書いたと思います
向こうも裸、私も裸
なので、いろんなお互いの部分が触れ合います。
私のおっぱいだったり、相手のおちんちんだったり
肌と肌は、密着します
はいここで大事なことがひとつ
セックス(挿入)、愛撫(おっぱいを舐める、揉む等)は全部NGです
残念ながら、私は風俗の女の子ではありません。
それで生計を立てているわけでもありません。
セックスが趣味でもありません。
なので、もしレイプしてきたら訴えるし逮捕してもらいますって、しっかり伝えてあります。
なので、何度か危険な目に合っていますが
それらはみんな、「自分は障碍者だ」と嘘をついてきた人だけです。
99.99999パーセント安心しています。
ほとんどの方は、裸で一緒に寝ると鼓動が早くなります。
緊張してるのが、すごく伝わってきます。
でも、その気持ちも大事
ここで初めて、おちんちんを素手で触ります。
人によっては、触った瞬間に射精する人もいます。
絶対に笑ったりしないですし、身体だったり手に精液がかかったからって
「汚い」扱いは、絶対にしないですけどね。
私だって、世間のみんなだって
この精液で生まれたわけじゃないですか。
不衛生にしている「汚い」と、精液っていうイメージから「汚い」と、おちんちんから出たものだから「汚い」を
ごっちゃにすんな
事前に、おちんちんはしっかり洗ってあるわ
まずね、素手ってすごく大事ですよ。
おちんちんって、当然肉体の一部分だから脈打つじゃないですか。
握ってる側だと、すごく脈打つのが伝わってくるんですよ。
当たり前ですけど、生きてるわけですよ。
ということは、相手だって
おちんちんを握っているこの女の「手の脈」だって感じてくれているわけでしょ?
温かさも同じですよね?
手袋って何だよ
私の手、しっかり洗って清潔じゃい
もちろん、世の中いろんな人がいて
潔癖症っていう方もいましたよ。
気遣って「手袋つけましょうか?」って言ったら
「素手でしてくれるなら、素手がいいです」ですって
この人、いつしか潔癖症じゃなくなりましたよ
心に変化が現れたんでしょうね。
ちなみに、ローションも使いませんよ。
そっと握って、動かさないままでも
おちんちんの先っちょからヌルヌル液が出てくるじゃないですか。
あれが一番ですよ。
フーッって口で息を吐いて、おちんちんに当てたり
そんなのでも、ヌルヌル液って出てきますよ。
今まで出なかった人、いなかったですよ。
もちろん、目的が「射精」なわけですから
イクまでしっかりするのは当たり前ですよ。
裸で同じベッドに寝て
おちんちんヌルヌルさせて、射精して
立派な「セックス」なわけでしょ?
これで、世間で言う「童貞卒業」なわけですよ。
挿入しただの何だの、セックスってそうじゃね~だろうが
相手と私が「セックス」って言ったら、服を着たままでもそれは「セックス」なんですよ
射精しなくても、「セックス」なんですよ。
これが大事なんですね。
でもね、みんな次回からは
私が服を脱ぐことを要望したりしなくなるんですよ。
面白い意見だったのは
「この前、裸見させてもらって、まだ覚えてるから
今日は頑張って自分でオナニーしてみるよ」という意見。
意見というより、決意ですね。
もちろん、温かく見守りましたよ。
わずかに動く手首だけで、ゆっくりゆっくりするわけですから
なかなか快楽が訪れないことだって、あるわけですからね。
そもそも、身体がほとんど動かない人が多いわけですからね。
いつしか、「セックスボランティアのイチゴ」は
「お友達のイチゴ」に、変わっていくんですよ。
だから、「脱がないで大丈夫だよ」って言葉が、相手から出てくるんですよね。
ボランティアしていたときに、よく誘われて
彼らの集まりなんかに一緒に参加したりするんですよ。
そうすると
「俺の彼女で~す」と、おどけて私を紹介する人もいたり
あるいは「俺の童貞を捧げた人で~す」とか言ってくれたり
こういう輪って、良いじゃないですか。
利用者「童貞捧げました~」
私「童貞奪っちゃいました~」っていう掛け合いもしましたし
私の場合、お友達紹介の制度を採用していたので
自分のお友達が利用しているセックスボランティア=自分と同じ人=イチゴ
だったりするわけですよ。
そういう場合だと
「俺が先だったから、お前俺の弟ね」とか
「俺は童貞何番目」だとか
こういうくだらない話を、楽しくしてくれるんですよ。
なんか、良いでしょ。この時間
6人くらい集まって
Aさん「俺の童貞奪った人は~?」
私「は~い!」
Bさん「俺のは~?」
私「は~い!」
Cさん「俺のは~?」
私「は~い!」
Dさん「俺は~?」
私「は~い!」
Eさん「俺のは~?」
私「は~い!」
Fさん「じゃあ、俺のは~?」
私「は~い!」
「全員じゃ~ん!!」
っていうやりとりをしたり。
笑いながら言えるのって、大切ですよ。
こういう、温かくて幸せなボランティアをしてたんですよ。
まあ、色々と誤解もあったりうるさい「指摘」という名の「健常者からの難癖」もありましたけど
本人が満足してて、私とお友達してるんだから
他人のお前が口出ししてくんなよっていうのも沢山ありましたよ。
俺の弟が障碍者で云々とか
父が障碍者で云々とか
あなたは障碍者家族の現実を知らない云々とか
色々言ってくる人も、障碍者の家族にもいましたよ。
お友達やってんだから、ゴタゴタうるせ~よ
邪魔すんなよ
って、私の利用者が家族を怒鳴ってたシーンに何度も遭遇してますよ。
そりゃ、私はお友達ですもん。
友達の悪口を言われたら、怒りますよね。
「優越感に浸って、悲劇のヒロイン気取ってんなよ」ってセリフを言ってきた人が
ここのサイトにもいましたよ。
しっかり言ってやりましたよ。
「気取ってね~よ、童貞狩りやってんだよ」ってね。
利用者にお話したら、大爆笑でしたよ
こういう冗談が言い合える仲になれたから
私は長い間、セックスボランティアをしてこれたんですよ。
そして、誰一人挿入させなかったから
私が私でいられたんですよ
掲載元
http://blog-imgs-48.fc2.com/x/n/e/xnews/20130621114504eb5s.jpg
このウラログへのコメント
詳しく書いてくれてありがとう。
イチゴちゃんと友達になってから、半分くらいは知りましたが…。
きちんと立て分けをしていて、偉いです。なかなか出来ないこと。真に「差別しない」という立場だと思います。
男だからねd(^-^)障害あろうがなかろうが。
やっぱり女性に興味深々だと思います。
それにボランティアの方も大変だけど、本人もかなりの恥ずかしさの中での経験だと思います。これは健常者も同じ!ね
深い
深くて良いお話ありがとう。
なんだろう、読み終わったら笑顔になってた。
イチゴちゃん、すごいです。
対等でいる、という人間同士として当たり前のことを自然にやってるところがとんでもなく凄い。
見習います。
俺も障害者と関わることが多いものですから。
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