- 名前
- T助
- 性別
- ♂
- 年齢
- 45歳
- 住所
- 愛知
- 自己紹介
- ウラではエロについて語っていこうと思います。 酔っ払っているとドSな部分が出る場合が...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
D ~罪音~
2015年10月20日 22:16
1時間程待ってやっと電話が鳴った。
「上がってきていいよー」
面接長いな。
と思いながらエレベーターホールへ向かうと、どうやら先にボタンを押し待っている人が。
40代後半くらいの女性で青のワンピースを着ている。上品な感じではないが女性の色香のような物を感じられる。
エレベーターが一階に止まり一緒に乗り込む。
女「何階ですか?」
と尋ねながら7階のボタンを押す。
「一緒です。」
と答える。
おそらく行き先は一緒だろう。
7階に着きエレベーターが開くと彼女は足早に去っていった。
ついて行く形だったがやはり事務所のドアの前でインターホンを押している。
自分が近づいて来るのを感じとり、
女「一緒?」
T助「はい。今日からお世話になります。T助です、よろしくお願いします。」
女「車上にあった子ね。こちらこそ。」
どうやらすでに東が話をしているみたいだ。
ドアを開け中に入ると…
東「おはよう!リサさん。」
リサ「おはようございます。車上の子も一緒ですよ。」
と笑っている。
東「自己紹介終わったかな?実は今電話があり早速だが2人共出番だよ。」
と言いながら東が地図を手渡してきた。
東「ここのホテルに行ってくれ。ちょっと急ぎ目で。」
返事をする間も無くリサが部屋を出て行ったので、急いでついて行く事に。
幸いエレベーターは7階で止まったままだったのでスムーズに1階まで降りれた。
急いで車に乗り込み地図を確認。
10分くらいで行けるだろう。
最初の信号待ちでリサが話しかけてきた。
リサ「T君。どこの出身?」
T助「何でですか?」
リサ「方言すごいもん。イントネーションが全然違う。」
と笑っている。
T助「T県です。」
リサ「T県ねー遠いね。」
と遠くを見つめている。
リサ「今何歳?」
T助「19ですが。」
リサ「ちょうど一緒ね。おばさんの息子と。」
声のトーンが変わった様な気がした。
リサ「おばさんね。こんなんだから息子が小さい時に家出てったの。だけど、ずっと仕送りはしてるのね。」
リサ「私の罪滅ぼし…」
そう言うと彼女はまったく話さなくなった。
現場に着き彼女を車から降ろすと…
「色々思い出しちゃった」
そう言うと彼女は小走りでホテルへ向かって行った。
続く
このウラログへのコメント
コメントを書く