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初体験は学校で

2015年09月12日 18:49

初めてのセックスについて女友達と話していたら、いろいろ細かく思い出したので、どうしても書きたくなってしまった。

高校2年の時、仲のいい女の子に、ある誘いを受けた。
それは夜、学校に忍び込んで一夜を明かそうという提案だった。
二人きりではなく、何人かでということで、セッティングは彼女に任せた。
しかし、フタを明けてみると、夜、集合場所に来たのは僕と彼女だけだった。
今更、中止するのもなので、昼の間に明けておいた窓から、棟内に忍び込む。

宿泊場所は、写真部暗室と決めていた。

そこは、中からも鍵をかけられ、警備員もやってこないことが分かっていた。
電気を付けると万が一バレることがあるので、現像用の赤い電気を付ける。
そうなると、必然、場の雰囲気は、安っぽいストリップ劇場みたいになる。
そこで、やっとこれが罠だったということに気づく。
しかし、時、既に遅し、僕はもう、たまらなくムラムラしていた。

果てしない逡巡の愛撫の後、ようやく下着に手が届く。

「わたしもはじめてなの」
と言いながら彼女がポケットからごそごそとコンドームを取り出した。

準備万端やん!

しかし、初めてということでなにをどうすればいいかわからない。
コンドームの付け方や、いつ装着するかのタイミング、それに至るまでの工程も。まったくのドシロート

全てを彼女にまかせた。

緊張はしていなかったはずだし、怖いわけでもないのに、生まれたての子鹿のように脚ががくがくと震えた。
行為中、自分の体がまったく自分のものに思えなかった。
自分が、誰かしらない他人になったような気がした。

朝まで、3回した。

部屋の中は我々の汗や体臭、いろいろな体液の匂いで一杯だった。
証拠隠滅のために、現像のために使用する酢酸をふりまいた。
その強烈な匂いがまた、我々が行った行為の後戻りできない罪の大きさを確実なものにした。

夜が明けると、何事もなかったように制服を来て、学校に参加した。
下半身が、いや、キンタマが鉛のように重たい気怠い感覚があった。

「お母さん、ごめんなさい。僕はもう昨日までの自分ではありません」

一日、僕の頭の中は懺悔の気持ちで満たされていた。

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