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BDSM

2015年08月08日 02:10

BDSM

もともと「フィフティ・シェイズ」は海外小説で、世界的なベストセラーである。内容はいわゆるSMを描いたもの。サディズムマゾヒズムという性的嗜好を扱う。「BDSM」という言葉で表現されることもあるようだ。「囚われの身、体罰、服従、加虐性向、被虐性向」の意味を持つ単語の頭文字を集めたもので一種のロールプレイング的な性行為を指している。「普通の性行為」を表す言葉「バニラセックス」に対して、「変態的な性行為」という見方は根強くあるだろう。
フィフティ・シェイズ・オブ・グレイでは、幼いころの虐待経験を持つグレイという主人公がBDSMに溺れていく。アナという普通の女子大生との関係を通し、BDSMについて描く。
実際に、女性虐待も含むこの小説を読むと、現実でも虐待につながるような行為に遭いやすいという研究報告もあった。
米国のミシガン州立大学の研究グループが、女性の健康の国際誌、ジャーナル・オブ・ウィメンズヘルス誌2014年に報告している(SM小説の世界的ベストセラー「フィフティ・シェイズ」に溺れる女性に警告を参照)。
研究グループは、暴力的な作品が女性の健康上のリスクに関わると指摘しており、どちらかと言うと問題視している。

レクリエーション」の報告も

一方で、欧米の中では全く逆の動きもあるようだ。
オンラインメディアであるメディカル・デイリー誌が、2015年2月10日にBDSMについていくつかの論文を拾って伝えている。
米国人世界一BDSMへの欲求が強いという。米国人の36%が、性行為中にマスク目隠し、ひもなどのツールを使用するという。健康康度を高めている。
オランダの研究グループは、「レクリエーションだ」と言い切る。夫婦にとって身体的、精神的健康にとってもプラスに働いているという結果。

ストレス反応も減る

BDSMを行うには、夫婦間のコミュニケーションが重要で、BDSMを行う夫婦間では十分なコミュニケーションがとられるという。
米国ノーザン・イリノイ大学の研究グループは、BDSMホルモンの変動との関係を検証している。BDSM中の「幸福、楽しみ」の感情と深くかかわる神経伝達物質であるドーパミンセロトニンの放出を確認している。バソプレシンという化学物質の放出により、お互いに結ばれたいという感情をもたらすことも分かった。
コルチゾルという、ストレスに敏感に反応する物質のレベルは低下、精神的な不安が減少していることが分かった。
精神的な健康度を示す項目では、普通よりもBDSMを行う夫婦のほうが良い値を示すものもあったようだ。 日本と欧米に差はあるのだろうか。

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