- 名前
- イチゴちゃん
- 性別
- ♀
- 年齢
- 43歳
- 住所
- 茨城
- 自己紹介
- 嫌がらせを受けていたのでコメント返しませんが それでもいいという方仲良くしてください...
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台湾珍道中その3(中国のお話)
2015年03月30日 15:06
今回の旅行では、知り合った各国の子たちを通じて、
その国で生きていてもわからないような色々なお話が聞けました
それぞれ面白かったので、書きたいと思います
最初はお隣の中国から
中国人女性
「私の国は、政府の政策で1人っ子政策が取られたから
私もいとこも1人っ子なの。
だから、家の中ではまるで王様気分で過ごせたし、私もその1人だったわ。
私が変われるきっかけになったのは、ある日本人夫婦が経営していたホテルでバイトをしてからよ。
彼らはもう40年以上前に中国にやってきて、ずっと中国人や外国人を相手にビジネスをしてきたの。
彼らが大切にしたことは(もっと中国を好きになってほしい)という思いよ。
私たち中国人が行うなら、話はわかるけれど
なぜ日本人が?って思ったわ。
彼らはいつもお客さんに頭を下げて、私から見たらみっともない有様で
すぐにこんなバイトは辞めてやるって思ったの。
でも、彼らのホテルに泊まりたいってお客さんは世界中からの予約で沢山。
私たちの国がこんなにネットが盛んになる前から、ホテルは大盛況なのよ。それがどんなにすごいかわかる?
私はある日、彼らに尋ねたわ。(中国では頭をさげたらいけないの。相手が見下してくるから。なぜ2人はそんなに頭をさげて、何か罪滅ぼしでもしているの?)ってね。
彼らは教えてくれたわ。(日本では、美味しいお米ほど頭を下げているのに、それが出来ないなんて、人間はおかしいね)ですって。
それから私は変わったわ。頭を下げることは何も悪いことじゃなく、相手への感謝の印なのよ。
ホテルを使ってくれてありがとう、また訪問してくれてありがとう、この国を好きになってくれてありがとう。
そう思って頭を下げることの美しさをわからないなんて、劉玄徳様(三国志に出てくる、すごく民衆に好かれた方)が聞いたらきっと嘆くわ。
ある日、私が予約の管理を間違えてしまったことがあったわ。
彼らは何も攻め立てず、お客様を無料同然で自分たちの居室に宿泊させ
自分たちは布団を収納する小屋で寝ていた。
私は彼らを両親同様に思っていたから、(そんな恥ずかしいことはやめて私のアパートに泊まって。損害の分は私がお給料から払うから)って言ったの。そしたら、私はおばあさんから頬を叩かれたわ。親にも叩かれたことがない私の頬をよ。
彼女は涙を浮かべながら、言ってくれたわ。
(あなたが間違ったことで、私たちが惨めなことをしていると思っているの?
これは私たち経営者としての責任なのよ。娘だと思っているあなたに罪悪感なんてあるものですか!)
私の両親は、私に何も不自由なくしてくれたわ。すごく感謝している。
でもね、この気持ちは彼ら2人から教えてもらった心なのよ。
きっと私は、日本人の心が少しはわかることができると思う。
だって、私も日本人に育てられたと思っているのだから。
大人としての責任は、どの国で暮らしていても付いてくるわ。いつまでも子どもでいられるのも事実よ。
でも、私は彼らの意志を継いで、中国をもっと良い国にしたいと思っているの。
あなたと話す前に、フィリピンの彼女と言い争いがあったわ。フィリピンが日本を支持するのは、私にもわかる。今中国は経済で発展した分、心が貧相なままなの。人を思いやることにかけてどの国にも誇れると思っていたのに、実際はそうじゃない。でもね、政府が悪いのでもなく、教育が悪いのでもないと私は思っているわ。
大切なのは、惑わされない心でしょ。
私は日本人夫婦からそれを学んだわ。
だから、私たちが中国を世界に誇れる国にするの。時間はかかると思う、でも、諦めずに見ていてね。」
私なんかと違って、国や政治を理解していて
他国と上手に付き合おうと頑張っている姿を見られたのは、私にはすごく素晴らしい経験になりました
次回は他の子のお話を書きたいと思います
写真は中国美女のシャンシャン・メイティさん
掲載元
http://piaoliang.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_16e/piaoliang/3-a4ca5.jpg?c=a1
このウラログへのコメント
いい経験が出来ましたね(^^)
世の中、捨てたもんじゃないですねp(^-^)q
すごい良い話聞けました(≧∇≦)ありがとう(^-^)/
いい話だね(┳◇┳)
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