- 名前
- RYU
- 性別
- ♂
- 年齢
- 74歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- Hなおじさんではなく「おじさま」何回もはムリだけど 指で、手で、舌で、息で、言葉で、...
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10th Shinjyuku Part 3
2015年02月03日 21:52
石造りのベンチが恥戯の舞台となった。
かすかに揺れながら
水銀灯を反射させる水面に向かって座りながら
お互いの手が妖しく蠢く。
自らの上司とのオフィスでの行為。
そのあからさまな描写。
隠したがる部分
恥ずかしい部分に来ると
指を使ってあえぎながらの告白を強いた。
だから、着衣はひどく乱れ
全裸よりもさらに卑猥な光景を展開する。
話し終わったころには、
ブラウスのボタンはほとんど外され
ずり下げられたブラから
とがった胸が突き出され、
まくり上げられたタイトスカートの下では
太ももが大きく開かれ、
パンストとパンティは半分おろされて
豊かな尻と濡れた性器がのぞいていた。
その格好のまま
時にしがみついて唇を求め
指をもっと入れやすいように腰をくねらし
そして
こちらのペニスをいとおしそうに撫であげ口に含む。
達するたびに快感が増してくるらしく
確実に高みへ高みへととのぼり始めている。
街灯があたり、そこだけ明るいから
パンティのレースの模様と
その前についた卑猥なシミまでも
お互いの痴態のすべてが見て取れるのだ。
男性経験がかなりあり
セックスを純粋に「楽しめる」タイプなので
その淫れ方はすさまじく
そして妖しく
そして美しく
そして可愛いかった。
「ねえ、少しは妬いてくれました。」
「でもね、妬いてくれてうれしいです。」
「だって妬けば妬くほど指がすてきに動くんだもの。」
「そう、いつもこんな下着つけてるんです。」
「だから痴漢にさわられるのかな。」
「でも、ホントにもっと触ってほしかった。」
「すごく濡れてるのわかりますか。私、すぐ濡らすの。」
「もっとかき回してください。もっと。もっと。」
「すごいわ、指の使い方。指だけでイっちゃう。」
「だって、足が勝手に開いちゃうんだもの。」
「垂れてる。垂れてるの。太ももまで。」
「あそこ、感じる。感じる。」
「いや、そんな言葉言わせないで。」
「言いません。そんないやらしいこと。」
「そこ。そこ。そう、そこが良いんです。」
「あそこです。あそこですよう。」
「いや。いや。おまんこなんて言わない。」
「そう、そう。感じます。お・ま・ん・こ が感じます。」
「うわっ。おまんこがいい。おまんこがいいいい。」
「ちがうわ。ちがうわ。私、淫乱なんかじゃありません。」
「言います。言います。だから勘弁して。」
「私、いつもおまんこ濡らすの。淫乱なの。スケベです。」
「だから、だから、ちょうだい。これ。太いのほしい。」
「お口で吸います。びちゃびちゃって吸います。」
「でもその後入れてください。おまんこに。」
「おまんこにほしい。おまんこにほしい。おまんこの奥にほしい。」
石のベンチの上で
フェラチオとクンニリングスが交錯する。
ついに女のスカートの下は完全に脱ぎ捨てられ
パンティとパンストはベンチの横に
無造作に置かれる。
上を向いている極小の
卑猥なクロッチのシミが
水銀灯の明かりを反射してかすかに輝いている。
もっとも、こちらも
ズボンとパンツををひざまで下ろし
ペニスをむき出しにした
無粋な形になっている。
どうして、女性はエロティックで美しいのに
男性はグロテスクで、醜くこっけいなのだろうか?
そのまま、身体の向きを変えて、
女が上になっての舐めあいの形になる。
野外のベンチの上での大胆な体位が
鋭い感覚をもたらす。
ペニスが
生暖かく湿った口内に包み込まれたかと思うと
目の前に
使い込まれている割には、きれいな性器が曝される。
当時としては珍しく
ムダ毛が手入れされていたから良く見えるのだ。
目の前でヒクヒクと蠕動を繰り返す性器からは
どくどくと、透明で無臭の愛液が吐出されている。
そして、突然叫んだ。
「舐めて。舐めて。おまんこ舐めてええ。」
口の周りを愛液でびしょびしょにしながら
舐め
噛み
吹き込み
吸う
しばらく、これを続けていると
ねっとりとしたフェラチオを中断して
「くっ。イくっ。」とつぶやき
そして
「おまんこがいいよおおお。」とささやき
大量にたらしながら、上り詰めてしまった。
いつもは、われに返るのを待ってから
改めて挿入するのだが
あまりの興奮に
こちらにもその余裕がなかった。
訪れる大波に、意識を朦朧とさせて
身体をヒクつかせているうちに
するりとベンチから降り
うつぶせの女の身体をひっぱって
ベンチから足だけ地面に下ろさせると
そのままメス犬の形で背後から挿入した。
ぐしょぬれの性器は
簡単に佇立したペニスを呑み込む。
それでいて、締めてくる力は強かった。
イってしまって
殆ど意識が戻っていないくせに
快感が次々と訪れるらしく
茫としたまま
腰を激しくグラインドさせる。
やがて
「いい。いい。もっと、もっと。」
「奥に。奥に。そう。そう。突いてええ。」
とわめきだす。
せっかく戻りかかった意識がまた落ちてゆく。
「イく。落ちる。おまんこおお。」
今度はささやきでなく、泣き声でわめきながら
またアクメに駆け上がった。
同時に、ものすごい突き上げが襲ってくる。
寸前でペニスを抜き去り
白い背中から
性器と同じようにヒクつくアヌスにまで
精液をふりかける。
男の「うわあ」と
女の「うわあ」が交錯して
行為はようやく終わりを告げた。
だが、お互い荒い息での会話がしばらくして再開された。
「とうとう言ったね、おまんこって。」
「言わせるんだもの。いままで言ったことなかったの。」
「どうして?」
「言ったら、私、抑えが効かなくなっちゃう。」
もうとっくに抑えは効いてないだろうが…
「で、どう?抑え効く。」
「知りません。もうだめかも。こんなにされて。」
そういいながら恨めしそうに流し目を送ると
しがみついてキスをせがむ。
「良かった?」
「すごく。」
お互いにとことん満足し
すぐの再戦はムリなのは承知している。
のろのろと身支度が始まる。
五分後にはお互い
何もなかったような顔・姿に戻っていた。
だが、会話は強烈だった。
「今度またしてください。おまんこ。」
「あなたにだけは、おまんこって言うから。」
「でないと、また痴漢を期待しちゃう。」
「オフィスでしたいの。この間のしかえし。」
「すごい良かったから、また思い出して今夜も自分でしちゃう。」
「今度は飲ましてください。」
「穴の開いた下着つけてくるね。」
家の前まで送る車の中は
桃色の話に満たされるから窓を開ける。
吹き込む風がさわやかだった。
数日後、オフィスの中を
燎原の火のようにうわさが駆け巡った。
あの、未遂の上司が、
残業での出来事を自慢して回っているらしい。
好都合だった。こちらがうわさにならないで済む。
こちらはもとより誰にも話す気はない。
女の方も、いくらあけすけでも
あそこまで満足すると口はかたくなるはずだ。
「ばかな上司だな」と思った。
案の定、その翌日には、
「途上であっけなく果てた」といううわさにすりかわり
皆の失笑を買う羽目になっていた。
そのうわさの陰で、次の逢瀬を期待する。
(続く)
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