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2014年11月25日 00:17

味

烏賊瀬
太郎と言う名の男がいる。その妻が幾代と言う。太郎は、両太と言う後輩を自宅へ食事に招いた。両太は知らなかったが、太郎は幾代と両太が不倫をしていると疑い、彼を招いたのだった。食事も程よく済み楽しく酒を交わす頃太郎は切り出した。「実はな、俺は幾代が誰かと不倫していると疑っているんだ、それで昨日も喧嘩をした」「え?」
両太は驚きマズイと思った。この先輩は怖い。怒らすと大変なことになる。どうしたら良いだろう…。幾代は両太を横目にチラリと見たが項垂れていた。心の中では誤魔化して欲しいと祈っていた。「正直に話してくれないか、答えによって怒りを抑えきれんかも知れんが、努力はする、俺とお前の
関係もある」両太は、この人が怒りを抑えれる筈がない、と考え自分だけは助かろうと他人を売ることに決めた。「僕は不倫なんてしていません、ただ…、ただ幾代さんが太郎さんの親友の譲二さんと浮気してるの
は知ってます」「えぇ!?」「何だと!」幾代も驚いた。何故なら譲二との情事は、両太に対しても隠していた事だからだ。(私はもう絶体絶命だわ、両太さんは譲二さんとの事をきっと恨んでいるんだわ、今復讐されるんだわ)「両太、それは本当か…」「本当です…辛いですが」幾代は泣き出した。例え復讐だとしても両太の仕打は酷いと思った。そして、その様な妻の姿をみて太郎は、親友裏切りに引き裂かれる様な思いになった。「何てことだ…、アイツが、アイツが俺を裏切るなんて、ウグッ…、信じられねぇ、両太、証拠はある
のか、本当だって言える、間違いない証拠がッ」既に、この状況で何とか自分は上手く逃げられそうだと、緊張から開放されつつあった両太は、もう余裕しゃくしゃくで、「ええ本当ですとも!だって、先週の月曜日譲二さんのチンポをしゃぶった時、間違いなくそこからは
幾代さんのマンコの味がしましたから!」

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