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15th Route 246 Part 29

2014年07月28日 21:37

15th Route 246 Part 29

汗と唾液と淫汁で
てらりてらりと光る二つの白い裸体
決して豊満ではなくむしろスレンダーな曲線が
いまは放恣に股を開いたまま
荒い息をついてくねくねとのたくっている。

ほぼ同時にアクメに達した身体からは
少しばかりのなまぐさいにおいと
2種類のパルファンの芳香がたちあがって
嗅覚からも雌を主張してきている。
主役の座を競い合って
互いによがりまくっている姿を
みつめあうわけだから
その刺激はすさまじい。
だから、何度でも達し、
何度でも意識を飛ばしている。
それはこちらも同様で、
視覚
聴覚
嗅覚
触覚
のすべてが
射精を強いてくる。
時にたらたらと
別種の液体が亀頭を濡らすが
最後の瞬間の歓喜を思うと
つらくても我慢しなくてはならない。
射精と我慢の調和
沸騰点に達する寸前で二人がイかなければ、
フィニッシュしていたのはこちらだったろう。
女たちがもう何度イったか
こちらが何度果てそうになったか
もう数えることもあたわなくなっていた。
行為自体は通常と余り変わらないのだが
二対一の状況が性感を突き上げるのだ。

両側に横たわる女体がほぼ同時に覚醒し
またしがみついてきた。
仰向けに寝そべって
堕落に指を使いながらも
不謹慎に眠気と戦っているこちらの口に
かわるがわるおいかぶさってきて
粘つく唾液を流し込んでくる。
同時に手指が妖しく動き
硬度を失っているペニスをしごきだしている。
同じ行為の繰り返しに過ぎないのに
あふれ出す性感は新鮮そのものだった。
「くやしい。あなたいつもこんなことしてるのね。」
「そうよ。うらやましい?」
「ご主人とあんなことして。この人とこんなことして。」
「うふふ。」
「その上つまみ食いしてるし、毎日オナニーしてるし。」
「それは同じでしょ。」
「あなたほどスケベじゃないもん。」
「うそ。こないだも誰かとしまくったって言ったくせに。」
おいおい人の身体ごしにエロ話かよ
とおもったが
こんなばかげたやり取りがしばらく続いた。
奇妙で面白かったから放っておいたら
二人ともが身体を入れ替えて
フェラチオの体勢になった。
眼前に迫る二人のピンクの襞。
使い込まれているはずなのに
ヒクつくそこはともにきれいなピンク
申し合わせたようにヘアを手入れし
ほぼ性器がむき出しになっている。
当然のように首を左右に振りながら
二つの性器
しゃぶり
吸い
噛み
嘗め回し
舌を突っ込む。

生え際のほんの少しのヘアのザラザラが
舌に心地よい抵抗となってはねかえってくる。
一方、女たちは
佇立したペニスを奪い合うように舐めあっている。
入れ替わり立ち代りの
二人の微妙な舐め方と
口中の温度の違いが
強烈な刺激となった。
「また、またなのよ。」
「どうして?どうしてこんなにい?」
「な、なんどでもいっちゃうの。」
「あなたあ。ごめんなさい。また、またいくの。」
「あああああああ。」
「ううううううう。」
横目で見た鏡の中の女体の乱舞は強烈で
我慢をあきらめさせるのに十分だった。
本来体力がないから射精は一回がせいぜい。
普段のこちらなら
もうとっくに果てているのに
強烈な刺激に対する過剰な警戒が効を奏してか
快感の割には射精までの道程が長い。

二人を何度でもイかせ
十分以上に濃度のあるセックス
堪能しているのに
まるで性豪のように
まだ続けられる自分には少し驚いた。
だが大切に最後の瞬間を引き伸ばしてきたが
そろそろ限界が近づいてきている。
「私の中に」という
人妻リクエストを満たすために
まず友達の尻をたかく掲げさせた。
うれしそうに突き出される尻。
首へとつながってゆく
見事な
淫らな
曲線。
脚を開かせると
性器がぱっくりと口を開ける。
そこからはたらりたらりと
卑猥な汁が流れ出し
またシーツにぼたぼたと垂れて
シミをつくる。
クリトリス膨らみ
両側の陰唇は
収縮を繰り返している。
同じようにアヌス
ヒクついているのが見て取れた。
とうに二人からコンドームは拒否されていたから
そのままためらいもなく
ぶちゅりという音を立てながら挿入する。
射精にいたらないように
軽く腰を前後に動かす。
「奥に。もっと奥に。」
腰をくねらせながらの懇願。
こちらの腰を少し送り込むと
さらに深くひきづりこもうとする。
人妻は、というと少しさがって
二人の痴態を舌なめずりしながら
じっと見つめ
M字型に開脚して
指をこれ見よがしに突っ込んで
愛液を垂らしながらのオナニーにふけっている。
狂いながらなお、
友達の中に放たないように
監視しているかのようだった。
たかまる尻のくねり。
早まる腰の抽送。
音量があがるよがり声。

一人は背後からの性交
一人は露出オナニー

つと、人妻がベッドから降りると
脱ぎ捨てられた
友達の赤い極小Tバック
自分の緑のオープンパンティ
拾い上げてきた。
そして
自分の愛液のしみこんだ
オープンパンティ
白めになってよだれをたらしながら
尻を振り続けている
友達の口に押し込んだ。
そして自らは
これもぐっしょりと濡れた
友達の赤いTバック
しゃぶりながら開脚オナニーに戻る。
人妻の目論見どおりに
友達の首を振り向かせて
二人でしゃぶりあいながら
ペニスを送る速度を高める。
考えてみたら、この部屋に入ってからは
常に二人一緒に相手をしてきた。
一対一で続けるのは初めてだった。

ペニスを呑み込んだ友達は
人妻の濡れたパンティをしゃぶりながらの
こちらとのくちづけという強烈な経験に
もう半分以上意識が飛んでいる。
「すごい。すごい。こんなのすごい。」
濡れた布地ごしに突き出された舌を強く吸う。
「いきます。いきます。」
愛液が噴出す性器に腰をさらに送り込む。
「ひんじゃう。ひんじゃうよおお。」
逆に腰をいったん引き
さらに強くずぶりと刺す。
「あっ。あっ。あっ。あああああああ。」
そのまま乳房わしづかみにして
ペニスを打ち込む。
「むあああああ。」
歯を食いしばりワギナの蠕動に
かろうじて射精をとめる。
女は全身を震わせた後身体を硬直させた。
そして弛緩した。
うつぶせに倒れこむ。
意識がなかった。
激しくイッた。
イッてくれた。
他人のぬらした
いやらしいパンティをしゃぶりながら
そのやや切れ長の目をかっと見開いて
寸前まではこちらをのぞきこんでいたのだが
いまは目じりから随喜の涙を流し
固く閉ざしている。
その眼が開かれるまでには
今度ばかりは時間がかかりそうだった。

友達の真紅Tバックをしゃぶりながら
人妻が凄みのある笑いを浮かべる。
枕を腰の下にあてて腰を突き出し
びしょびしょの性器を晒すと
まず正上位での挿入リクエストしてきた。
うれしそうににじりよって行く自分の
浅ましい姿が鏡の中に見てとれた。

友達は大きく広げた性器から
なお汁をたらしながら
飛んだまま帰ってこない…

(続く)

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