- 名前
- RYU
- 性別
- ♂
- 年齢
- 73歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- Hなおじさんではなく「おじさま」何回もはムリだけど 指で、手で、舌で、息で、言葉で、...
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14th Roppongi Part 9
2014年03月17日 22:11
思わず心の中でにんまりとした。
やっと、視線を浴びながらの
一対一の性交にもつれこんだからだった。
多勢に挿入されるより
多勢に視姦されることで
より激しく感じる女だ、と思った。
だから動きはこのクラブにふさわしく
いくらか優雅であっても
結局、我先にと女体にたかる
男たちの群れに加わらず
むしろ冷めた目で
犯され続ける女を見つめていた。
凝視。
凝視。
凝視。
案の定
その視線に鋭く反応して
じっと瞳を見つめあう結果になった。
もっとも
こちらの視線は冷めていても
ペニスは
天井にむかっていきり立っていたが…
もっとも
女の視線はこちらに絡んでいても
性器から
はどくどくと汁を出し続けていたが…
結局、濡れたソファが
性交の舞台になった。
つながる二人を
早めに果てた他の男たちが
取り囲んでじっと視線を注ぐ。
鑑賞しながら回復を待つ風情だった。
女の枕は肘掛。
こちらの枕ももう一方の肘掛。
性器をつないだまま腰を浮き気味にして
皆に良く見えるように反り返る。
クリトリスの上に薄めのヘアを
申しわけ程度に残しただけで
きれいに剃毛してあるから
ペニスの送り込みにつれて
巻き込まれ
ペニスを引くにつれて
追いかけるようにまくれる
桃色の陰唇が暗めの照明のもとでも良く見える。
「見てね。見てね。」
「乱れてるの。乱れてれるのよ。」
「見られると、見られると…」
「狂うの。狂うの。」
「ほらああ」
とてつもなく卑猥に
出入りを繰り返すペニスが
埋めこまれた隙間からにじみ出る愛液に
ぬらぬらと塗りたくられ
わずかに光を反射する様が
ひどくいやらしい。
すさまじい卑猥さに
男たちは手をだすことを
忘れ去っているかのようだった。
視線だけが先ほどの精液のように
乱れる女体にたっぷりと注がれる。
かっと目を開けて人数の倍の
ぎらつく視線を認めると
「ああー」
「いいー」
「おおー」
「う。うわ。」
と満ち足りた母音を吐きながら
腰をくねらせ
ゆすり
つきあげてくる。
ペニスを追いかけて
相変わらず陰唇をめくりあげているのだが
乳房をもみあげ、ねじっていた白い手は
ツーと下がってきて
出入りするペニスのすぐ上で
狂い咲いているクリトリスの
固めのつぼみをはじきだす。
もう何度目かわからなくなった
アクメがまた押し寄せかかっている。
「見られると…」
「何度でもイクの、私。」
「今も。今も。」
「く、来る。」
「見てえええええ。」
「す、すごいのよお。」
陰唇がうごめき、
次に締まり
次に痙攣し
次にその震えが全身に走った。
必死にこらえる。
体力のないこちらにとっては
明日のスケジュールが頭をよぎるから
放とうとは思わなかった。
だから
かえってこちらに同期せず
イキまくる女は好都合だった。
半分、失神したようになった
女の体をいれかえて
こちらは立ち上がり
後ろから突きあげる形をとる。
激しく送り込み
再び登りつめようとする途中で
見つめている男たちを手招きする。
するりと身体を翻して
行為を替わって「もらう」。
こちらに比べてはるかに体力がある連中だ。
もう回復しているだけに
メス犬のように
高く掲げられた性器に取りつくのに
まったく遅滞がなかった。
もちろん、ここまできた以上は
射精にまで至りたかったのだが
はじめてのハプニングバーで
十分に「露出性交」を楽しんだ。
満足だった。
さすがにのろのろと
離れた絨毯の上に脱ぎ置いた
メンズのTバックやら、シャツやら、
ズボンなりを身に着けようと
もうひとつのソファの方に全裸で移動する。
確かにさっきから気配はしていたのだが
そちらのコーナーでも
やはり淫美な世界が展開されていた。
かなりの光景が広がっていた。
自らにかまけていたためか
ここまでとは思ってもみなかった。
ソファの横で獣のように
交合をくりかえす男女が二組。
後背位で襲われる女性と
正上位で犯される女性が
ねっとりとキスを交わしながら
これも愛液を噴出しつつ
大きなペニスを呑み込んでいる。
その横で、そのさまを見ながら
確かこちらの女の性器で蠕動していたのと同じ
バイブレーターを突っ込んで
よがりまくる単独女性。
この女性もぴゅっぴゅっと
吹き散らかしていた。
性器だけではなく
肛門にまでローターを入れている。
そして、その単独女性の口めがけて
先ほど上でしらけていた白人が
長めのペニスを突き出して
まさに突進しようとしていた。
ソファのもう一方のかげでは
なぜか全裸で赤い紐に複雑に縛られた女性が
性器に紐を食い込ませる様を晒し
紐にべっとりと
シミをつけながら放置されていた。
そして、ソファの中央には
全身をブランドで固めたような
ひどくゴージャズな女。
女優なのかもしれないが
その世界にうといこちらには
どこかで見かけた程度の印象しかない。
バーテンがそばに座って
なにやら説明していたから
まさにお嬢様の下見の風情だった。
だが、そのきれいな目は既にかすんでいたし
パターンが浮き出たストッキングの上から
ガーターをかすかにのぞかせながら
その手はすでに
スカートの中に入りかかっていた。
暗い照明ではみてとれなれないが
脱がせばいささか露出過剰な下着に
大きなシミをつけているはず。
きっと、この女性もあと一時間足らずで
進んで身を開き
狂気の世界に耽溺してゆくことだろう。
「お連れ様はとうにお帰りになりました。」
その声を背に、この淫靡なバーを後にする。
メールは交換してあった。
今宵の露出好きな女性から
果たしてどんなメッセージが来るだろうか?
(続く)
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