（オモテの続き）Ａ団体懇親会　ｲｼﾞﾒの始まりは女先生のお見舞いから

スクワット200回。ハードだねぇ。それで発熱しちゃったのか。
私、中学生の頃はスクワット何回くらいできただろう？

F村さん：「で、担任の女先生がお見舞いに来てくれたんですが、、、」

F村さんは眉をひそめて話を続けた。

Ｆ村さん：「登校した日に息子は不良の男子生徒に、『おい、F村。お前、母親と一緒に女先生をイジメただろ』と言われたらしいです」
「その男子生徒達と仲間二名は、女先生がＦ村宅にお見舞いに行くというのを知っていて、家から女先生が出てくるのを近くで待っていたそうです。そしてその男子生徒達は女先生と一緒に帰路についたらしいですが」
「男子生徒達は、うちの家で、私と息子が女先生を傷つけたと思っているようです」

むむむ、ちょっとした事から妙な方向に行ったケースか。
でも、その息子がその男性生徒に「自分も母親も女先生に何もしてないよ」と反論したらいいんでないの？
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私：「F村さん、坊ちゃんがその男子生徒に『自分達親子は女先生を傷つけたりしていないよ』と言いましたか？男子生徒は誤解しているんでしょ？」

F村さん：「ゆりさん、息子は気が弱くて、不良みたいな子に口ごたえできなかったそうです。『弱い相手をイジメるような男は許せないんだよ』とか、『生徒と先生という以前に、男と女だろ？女を酷い目に会わせる奴なんか男じゃないぜ』とか言われたらしくて」

こりゃまたいなせな男子中学生だ。弱い者イジメが許せないって子もいるんじゃないか、頼もしい、、、と思っている場合じゃない。

Ｎ山さん：「こりゃまた変な誤解からこじれたようですね。F村さんも息子さんも、女先生に何もしてないんでしょ？お見舞いに来たのを迎えただけですよね。どうして女先生がイジメられたなんて話になるんでしょうね？」

（後日に続く）