終身名誉童貞

目の前には25歳の処女

18歳の学生アルバイトである面影を残し

口から発せられる言葉は

下ネタではなく

Ｈな話

僕ら２人は完全にＨな話をしているのだ






Ｏ［するよ。１人で。］

Ｂ［１人で……どうやって？］

Ｏ［ローター持ってたから、それで。］






(ガラガラガラガラガラガラガラガラー！)






Ｂ［い、意外だわ。アダルトグッズ持ってたんだね。］

Ｏ［うん。引っ越す時に捨てちゃったけど。］

Ｂ［そ、そうなんだ。］

Ｏ［て言うかラブホってバイブとか置いてあるもんだと思ってたけど、意外と無いんだね。］


(ローターの話よりバイブの話が先でしたが、都合上混ぜて書いてます。主に面倒くさいのが理由ですが。)


Ｂ［そういやそうね。］

Ｏ［ちょっと怖かったから安心した。］

Ｂ［そ、そやね！25まで来て初めてが玩具ってのもねー！］

Ｏ［うん。］






Ｂ［やっぱり、触られてみたいって思った事ある？］

Ｏ［うん。］

Ｂ［それは……今も？］

Ｏ［……うん。］






(超えちゃいけないライン考えろよって単語思い出したけどスルー)






Ｂ［あの……じゃあ……］

Ｏ［ん？］

Ｂ［触……る？］

Ｏ［んー……］

Ｂ［あじゃ分かった！服脱がなくて良いわ！そのままでも全然大丈夫！］

Ｏ［ほんと？］

Ｂ［おぅ任せて！信じて！］

Ｏ［別に良いけど……毛とか剃ってないよ？］

Ｂ［大丈夫よ、気にしないから。］

Ｏ［Ｂさん、脱がない？触ってあげたりもしないよ？］

Ｂ［大丈夫。俺は入れるよりも女体で遊ぶ方が好きだから。(ニコォ］

Ｏ［なんじゃそりゃ。］






(今から自分は、このコとＨな事、本当にするんだなぁ。)






Ｂ［フロントに電話して、残り時間確認ついでにアダルトグッズあるか聞いてみる？］

Ｏ［うん、お願い。］






で、無かったわけで。






Ｂ［じゃあ……どうしよっか］

Ｏ［え、私どうすれば良い？］

Ｂ［とりあえず、君がいつもしてる感じで……あ、横になろっか。仰向けに。］

Ｏ［こう？］

Ｂ［そう、それで、えっと、］

Ｏ［うん］

Ｂ［始めるよ］

Ｏ［……うん。］






落ち着け俺

愛撫だ

まずは焦らしだ

敏感な部分を一番最後にピンポイントでせめよう

よし、まずは足首から徐々に内股へいやらしい触り方をして……






Ｏ［ちょｗそれｗｗｗくすぐったいｗｗｗ］






ええええええええぇー！！！

マジかよ！

内股がダメなら一体どうすりゃ良いんだよ！

え、いきなりパンツの上からクリクリすんの!?

つか服脱いでないからそれしかなくね!?



(一応事前にストッキング的なやつだけは脱いでもらってます)



え、じゃあ、まぁ、パンツの上から割れ目をだな……









うおおおおおおおおおぉ！

なんかクニュッっつった！

この下着越しの感触……既に濡れてる！






Ｂ［おっとりさんて、実は結構濡れやすい？］

Ｏ［……うん。恥ずかしい……。］






ひゃあああああ！(心の叫び)






Ｂ［ここ……気持ち良い？］

Ｏ［う～ん……いつもローターだったからなぁ……］






あマジで？



この時初めて

［処女ってめんどくせぇ］

とかいう誰かが言った戯れ言を

僅かだけでも受け入れてしまったのは内緒だ



だがしかし

秘技！手動バイブレーション！






Ｂ［これなら、どう？(ドヤァ］

Ｏ［ちょｗ目ｗ目がｗｗｗ］






(´・ω・)どないせぇっちゅーねん






とりあえず下着ずらして直接触ってまえ



Ｂ［……もう結構濡れちゃってるんだね］

Ｏ［うん］



(処女らしく(?)、溢れているというよりは、控え目に満ちている程度といった感じだが、結構あったかい…)



Ｂ［どう？ちょっとは感じる？］

Ｏ［うん］



(つかクリどの辺や。全然分からへん。ここ……か？)



Ｂ［ふふ、ここでしょ？(ドヤァ］

Ｏ［うん……］



うわあぁ当たってたー！

よし、ここを……こうかな……

……よし！



Ｂ［ほら、チュプチュプいってるの聞こえる？自分の音だよ。］

Ｏ［やっ……めっちゃ恥ずかしい……］

Ｂ［声、ガマン出来なくなりそうじゃない？］

Ｏ［うん……やっ……］






うひょー！

てか反射的に首をピクンと横に振る姿かわえー！

よし、ここは……






Ｂ［ねぇ、舐めても良い？］

Ｏ［え、いや良いよ(遠慮の方)汚いよ？］

Ｂ［あぁ……うん。］






散歩の途中、お腹痛いからコンビニのトイレ行って良い？とかあったし

匂いどうこうじゃなくて

衛生的に躊躇してもた

つか

あたしも風呂入ってない時に

おてぃんてぃん舐めてもらうのは正直ヤダし

それでも良いよって言われるとちょっと引くかも

だもんで

このまま

全力で

うおおぉおおおぉおぉおぉおぅっ!?






秘技、手が釣りそう。






Ｏ［あの、もう、大丈夫だよ？］

Ｂ［……あい、とぃいまてん。イかせらんなくて。］

Ｏ［別にイかなくちゃヤダってわけじゃないから良いよ。］

Ｂ［あい。］

Ｏ［ちょっと洗って来るね］






ウォシュレットでは違和感が拭えず

シャワーで軽く下だけ流すおっとりさん

私はというと……

既に乾いた右指の感触を感じながら

何となくボーっと



Ｏ［手、洗って来て良いよ？］

Ｂ［あぃ、そ、そやね。］



おててとおまたをきれいきれい

そして一息






Ｂ［……しちゃったね。］

Ｏ［……うん。］

Ｂ［やっぱり、ラブホだからかな。］

Ｏ［魔力みたいなものがあるのかもね。］


Ｂ［……まだ時間あるね。］

Ｏ［そうだね。］

Ｂ［よし、じゃあ……歌おっか♪］

Ｏ［うん♪］






それから２人は時間いっぱいまでカラオケを楽しみ

忘れ物が無いように確かめて

おっとりさんはちゃっかり使い切り系の物を持ち帰り

マンションの一室みたいな場所を後にした






Ｏ［ドンキとかで玩具売ってるじゃん？］

Ｂ［あぁ、結構あるよね。］

Ｏ［今度何か買ってよ］

Ｂ［お、良いね良いね。なら一緒に店行こうぜ。］

Ｏ［ほんと？女１人だと買い辛いじゃん。］

Ｂ［確かに注目はされるし勘違いもされるだろうね。］

Ｏ［うん、そういうの怖いし。］

Ｂ［だが２人でいる時は視姦からな。そこからプレイは始まっているのだ！］

Ｏ［え～(笑)］

Ｂ［それじゃ通販は……っつっても、実家暮らしじゃアレか。］

Ｏ［そうだよ。家族がびっくりしちゃう。］

Ｂ［そう、だね。］

Ｏ［じゃあ、またいつか、ね。］

Ｂ［あぁ、またいつか。］






キスもハグも無く

手と手を触れ合う事も無いまま

改札を抜け
(何故か本屋に立ち寄ってから)
立ち止まる






Ｏ［また、いつかね。］

Ｂ［うん、またいつか。］






今日、このコとは友達じゃなくなって

カラダだけの関係とも違う

本当に［楽しい事］で繋がっている関係になった

セフレじゃなくて、何フレなんだろ



モジモジしてるようでサバサバしていて

押しに弱そうだけど結構頑固な所があって

何だか不思議な人



次に会う時は

また私に愚痴りたくなった時だろうか



楽しみなような

虚しいような

よく分からないけど



俺の脳内では18歳の女の子に自分が渡したアダルトグッズを目の前で使うという

一歩間違ったら捕まっちゃうような夢心地が

何とも背徳感！



実現してもしなくても

まだ見ぬ何かの為に

今日も仕事を頑張るのです






そういや何でローター持ってたんだろ






まいっか



とりあえず、今回はこれでおしまい。

長々と読んでくれた方サンクス！

BiSHOP先生の次回作にご期待下さい!!(え)