- 名前
- bishop
- 性別
- ♂
- 年齢
- 41歳
- 住所
- 茨城
- 自己紹介
- 強いて言うなら我慢フェチ。 ドキドキ、ハラハラ。 貴女の心のダム、決壊させてみません...
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処女の好奇心。
2013年12月11日 11:13
カラオケ楽しい!
あだすの斜向かいには年頃の女の子!
2人とも知ってるアーティストが全く被らないところも含めて楽しい!
なんだろ
YUIが好きなのは覚えてたんだけど
意外なのは韓国のバンドで好きなのがいると。
アメリカンロックじゃなくて
イギリス系のロック云々...
よく耳にするKARAとか少女時代だとか
東方神起だのBIGBANGでもなく
なんか、よくわかんないけど
耳に馴染みやすいジャパニーズロックな感じ
おっとりさん
微妙にクラシックも知識があって
本当に私と共有している感覚が違うんだなぁってね
ボカロとか全く知らんだろうしなぁ
ボカロ系も歌いたかったなぁ
料金の割には設備がアレだしなぁ
ジュース別料金やし
時間は少し遡り(さかのぼり)
喫茶店から駅に向かうところ
ちょいちょいと下心アタックをかましつつ
おっとりさんがカラオケ屋をスマホで検索する
仕事の愚痴
昔のトラウマの話
今までの彼氏の話
考え方とか価値観とかやりたい事とか
家に帰ったらご飯が出来てて
家事も家賃も気にしなくて良い日々
そんな毎日に幸せを感じていて
この生活水準をずっと楽しんでいたくて
新たに何かを頑張ろうという気になれなくて
やっぱり実家暮らしは自分も良いなと思う
きっと家族間が皆仲良しだったら私もそうしていると思う
でも、いつか寄りかかる柱は無くなり
自分が柱にならなくちゃいけなくなるからなぁ
予行の経験は多いに越したことはない
そうこうしているうちに駅を跨ぎ
検索したカラオケ屋は見つかり
入り口に立ち止まって料金をチェックした
30分で380円(とかだったかな)
2人[うん、たけぇ。]
まぁ17時以降の料金だったしね
そりゃしゃあないんだけど……
高い。
おっとり(以下O)[高いね]
B[やっぱこの時間やと高いよなぁ]
O[どうしよっか]
B[うーむ……]
(ドクン)
B[あのさぁ]
O[なぁに?]
(ドクン)
B[俺多分、もう少しお得なカラオケ屋、知ってるかも知れない]
O[え、どこ?]
たまたま頭をよぎったほんの数日前
本当にたまたま家にあった古い青年誌
部屋の片付けをしようとしたわけでもないのに目に入った青年誌の
出来過ぎなハウトゥー漫画のシーン
なんか……面白い位にシチュエーションが似てる
同じ事したらどうなんだろ
なんかすっげー面白そう
カラオケ楽しい!
あだすの斜向かいには年頃の女の子!
2人とも知ってるアーティストが全く被らないところも含めて楽しい!
機械がボロいのか音がゆわんゆわんしてるところも楽しい!
今時本をペラペラめくって数字探してリモコンで入力するアナログ感も楽しい!
アナログどころか収録曲古すぎてボカロの曲がひとっつもねぇけど[チチをもげ!]はちゃんとあったから楽しい!
マイクが盗まれないように今時線を伸ばして使うのも懐かしくて楽しい!
おっとりさんが座ってる椅子めっさ固そうだけど俺が座ってるとこめっさフカフカしてまるで高級ベッドみたいで楽しい!
(ドクン)
O[そこのカラオケに行きたいの?]
B[え、うん、まぁ。]
O[えー…]
B[いや、別に全然無理にとわ言わんよ、本当に全然。]
(ドクン)
O[カラオケが出来ればどっちでも良いよ]
(ドクン)
B[い、良いの?]
O[うん、どっちでも良いよ。]
B[本当に?]
O[うん、私Bさんの事、信用してるから。]
B[おぅよ!任して!襲ったりせんから、絶対。]
O[私も、興味ないわけじゃないしね…。それに、出会ってから長い付き合いだし…。]
B[…じゃ、行こっか。]
O[…どっちに?]
B[ここじゃなくて、そっちの。]
O[……うん。]
(ドクン、ドクン、)
今来たばかりの道を戻り
跨いだばかりの駅をもう一度跨ぐ
何回か往復してすっかり見慣れた景色は
まるで別の世界の様に見えた
(日が落ちてたってのもあるけど)
階段を下りたか階段の手前だったかを曲がり
雑貨屋を抜けて
料金を確認
さっきのカラオケ屋と対して変わらない
むしろこっちのが高いかも知れない
それでも彼女は良いよと言ってくれる
不慣れな中、共に半分ずつ前料金を支払い
~余談~
彼女の前彼が医者で毎回奢られて
それが借りを作ってるみたいで嫌だったとか。
そりゃ毎回たかられるのもどうかという話だけど
奢られたからって後で何かされるのも嫌だし(って言うけど、僕は恐れてると解釈してます)
私だってちゃんと持ちつ持たれつ出来る力はあるもん、的な。
~閑話休題~
彼女が部屋の鍵を受け取って
階段を上って
扉の前に到着
何だかマンションの一室みたいだねと笑いあい
靴を脱いでお邪魔する
[すご~い。何か意外と普通だ~。]
2人で部屋のあちこちをチェック
本当にごく普通の部屋で
ティーセットの用意はあるものの
冷蔵庫を開けると¥の文字
普通のカラオケもあるが
いわゆる[デンモク]が無い
説明書をパラパラとめくり使い方をチェック
[私ちょっとトイレに行ってくるね]
すぐ近くのトイレに行った彼女を差し置き
静かな部屋にチョロチョロと滴る音が僅かに聞こえて来る中
フカフカな腰掛けの上で黙々と説明書に目を通す
うーむ
フカフカだ
さっすがコレで金とってるって感じの店だな
部屋には鍵がかかる
トイレが部屋の中にあり
ジュースを零してしまった時の為にシャワールームもある
腰掛けは2人が余裕で横になれる大きさだし
まるでちょっとしたビジネスホテルみたいだ
(ドクン)
ラブホにもカラオケあるよ、多分。
Bさんが行きたいなら……良いよ。
(ドクン)
18歳の学生アルバイトの女の子
23歳のゲームオタクのフリーター
特に自分達でこれからどうにかなるなんて知る由もない自分達が
誰でも若い頃に経験する筈だった好奇心の先を
恐怖心で塗り潰されしまった好奇心の先を
2人で隙間を埋め合う様に
出会ってから七年後の
今を楽しんでいる
♪~
O[なんかカッコイい曲だね]
B[でしょ?俺の中で本当に一番好きなバンドなんだ。もう解散しちゃってるんだけど。]
O[なんじゃそりゃっ]
B[良かったらそのバンドの絶版PV集を今度貸し……あぁ。]
O[次、かぁ。]
B[今度会うのは何年後だろうね。]
O[どうだろ。分かんないや。]
B[……あ、何かごめんね。次、君の番じゃん。何か入れなよ]
O[う、うん。えっと……2の……あれ]
そして2人は凍り付く
つづく
このウラログへのコメント
凍りつく?!何が起こるんだ。。ドキドキ。
> シャトゥーンさん
その時、歴史が動いた(大嘘)
漫画みたいな人生を歩んでいる私ですけど、またしても漫画みたいなハプニングに出くわしたわけですたい。
> ゆう*さん
そんじょそこらの学生モノよりも青臭い事請け合いですぞ~
今口付けしたらきっとレモンが味わえるはず!
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