- 名前
- カート
- 性別
- ♂
- 年齢
- 36歳
- 住所
- 神奈川
- 自己紹介
- こんばんは。カートです。 あんまり経験人数ありましぇん。 ・・・ちょっとMって響きが...
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【お題日記】「駅弁スタイル」やってみたい?
2013年10月16日 01:39
こんばんばんは、カートです。
さて、今日のお題は「駅弁スタイルをやってみたいかどうか。」
ですが。
これは僕の実に特異なスタイルであります。
つまりは「やってみたいか」ではなく「やったことが有る」
が答えとなります。
と・・・・・書きたいところですがそんなプレーをやったことは一切無い!!
そもそもやせ形の今や貧弱系男子となり下がった僕にそんな技ができるはずが無い!!
腰の骨一個一個外れて体内でバラバラになってその一個一個がケツから排出されて
最強の軟体生物になってしまうわ!!!
と言うわけで、やってみたいがたぶん「できない」が、今回のお題に対する答えでした!。
・・・・ああ、また終わってしまう。
でもせっかくだから「駅弁」の話でも書こうと思います。(できるのか?)
僕は「駅弁」と呼ばれる物をそのあるべきスタイルで食べたことが無い。
食べたと言えば、お土産にと父が買ってきた焼売弁当
(今思えば何故あの時、父は全く関係の無い遠い地へ行ったにもかかわらず
そこでお土産は買わずに僕の当時住んでいた最寄駅から電車で数十分の横浜
でいったん下車し、焼売弁当をお土産として買ってきたのだろう。
遠い地でお土産を買い忘れたのか?
いいや、確かにあの時彼は鼻の穴にビー玉が入るのでは?
と子供心に思わせる程、鼻の穴をふくらまし「どうだ!!」と言わんばかしに
僕にそれを手渡した。
それは確かに覚えている。
じゃあ何故?・・・
ああそうか。彼は完全なアホなんだ。
そこを忘れてはいけない!!
この前なんか今飼ってる犬(妹)が「いつお迎えが来てもおかしくない」
と犬(妹)の病院で宣告を受けたその日の晩餐で彼はぼそりと
「次はトイプードルが良い」
とつぶやいた程だ、まぎれもなく一番犬(妹)を溺愛していたハズなのに。
彼はそのくらいアホなのだ。
この間は僕が実家に帰った時、
帰りの車中(迎えに来てくれた!)で彼は僕にこう聞いた。
「まだ、夢目指してんのか?」
僕は当然「もちろん」と答えた。
すると彼は
「そうか、じゃあ経営者になりなさい。キミは向いてると思うぞ」
と言い始めた。
当然僕の頭には大量の疑問符で満たされた。
僕の夢は「経営者」とはかけ離れているのだ。
あっけにとられてしばらく黙ると
今度はこういった
「作家ってのはアレだな、いろんな経験が大事だな、お前はその点有利なんじゃないか?まあ頑張りなさい」
それを僕がひどくスカスカな頭の中を整理して彼がそう言ったのだと理解すると
今度は疑問符は消えて心配になってしまった。
そして僕はついついその心配な気持ちを口から垂れ流してしまった。
「ついに痴呆か!?」と叫んでいたのだ。
すると車は見慣れた地元につき、彼はこういった
「地方だ(痴呆だ)。おかえり」と
・・・・そう、彼はアホなのだ。
いや、アホを通り越していてなんと形容して良いのか僕にはわからない。
もう「アレ」と呼ぶしかないのだ。
そんなアレな父は、昔、僕の若い心をズタズタにしてくれた事がある。
それは僕がまだ実家に住んでいた頃の事。
僕は母親に言われた通り、父のすぐ後にシャワーに行った。
汚れた風呂場の扉を開け、蛇口をひねりお湯が出るのを待っていると
排水溝の口元で何かが流れまいとしがみついていた。
なんだ?と思い良く見てみるとそれは確かに見たことのある物だった。
思い出すまでに時間はいらなかった。
それは完全に精子だったのだ。
親父はこの風呂場でついさっき、確かに、おしこりなさった。
そしてあのバカでかい物から排出された元気な子達は確かに今、
この排水溝に入るまいと全身全霊で泳いでいるのである。
僕はすぐさま蛇口をひねりにひねった。
この物体を、この嫌悪感をすべて、水に流したい、その思いだけだった。
しかしどうだろう。
その後からどうも僕の胸にチクリと痛みが走る。
僕は考えに考えた。これは嫌悪感のせいだろうか?
・・・いや違う、嫌悪感は先ほど水に流した。
じゃあ何か?
少しの間の後僕は気づいた、それは罪悪感なのだ、という事を。
僕はまだ見ぬ妹・弟たちを何千人と流し、殺したのだ。
僕は大量殺人鬼だ。
僕は、僕を攻めた。
そして己が行いを悔いた。
悔いに悔いた。
次の日の朝僕はその当時困った事があると相談をしていた方に相談のメールを送った。
朝いちでメールした。
誰かに許しを請いたかったのだ。
僕の携帯はすぐに返信を知らせるためやかましく歌いだした。
そのメールにはこう書いてあった。
「カート君がもしもその事に対して本当に反省しているのなら
カート君が日頃無駄撃ちしている行為を無くすか減らすかしなさい」(的な事がたくさん)
全くその通りだと思って僕はフラップを閉じた。
またしてもこの方に助けられたな、と思いながら。
無駄打ち上等、とか思いながら。
あれから歳月はすぎて今はすっかり手にナニ握る毎日、
ズタズタにはされた心は持ち前の若さでなんとか回復もした。
本当に我が父はアレなのだ。 )
・・・を家で温めて食べた記憶しか無い。
僕の実家はひどく田舎なのでたまに前の駅を通過するとお弁当の蓋をあける事があるほどだ。
だからいつか電車で、そのあるべきスタイルで「駅弁」を、やってみたいな。
と、思っています。
そう、これは駅弁の話です。
つまるところ、何を書こうか忘れちゃったのです。
だって僕は父の子だから。
僕もきっとアホを通りすぎたアレなのだから。
・・・・悲しいけどね。
このウラログへのコメント
素敵な【父】ですね(*^^*)
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