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ある昼下がり(フィクション)

2006年11月07日 12:01

社長から平社員までワンフロアの小さな会社、親会社工場に間借りする形でひっそりと営業
大きな工場の2階部分は倉庫になっており、上がってくる人は殆ど居ない
そんな2階の一番奥に事務所はある
社長親会社と兼務なので、席はあるがほぼ不在
社員たちも飛び回っており、朝の朝礼が終わると全員が外に出る
「あぁ今日も夕方まで一人かぁ」
午前中は何とか仕事があるものの、社員数名の会社では回ってくる書類も少なく雑用係の私は暇なのである
午後からの仕事は電話番と留守番のみ、お茶を飲みながら時間を潰す

ふと目の前のパソコンが気になり、色々とネット検索をしてみる
「うわぁ、エロサイト開いちゃった」
ある主婦の体験記に目が留まる


朝子供を送り出し、いそいそと出かける準備
普段引かない真っ赤なルージュを手に取るが、ためらう
「駅についてからにしよう」近所の目が気になるらしい
出会い系で知り合った男の車に乗り込み、挨拶もそぞろでホテルに入る
食事も取らずにお互いの身体をむさぼりあう
綺麗に引いた真っ赤なルージュはすでに取れてしまった
午後3時、駅に着いた車の中で控えめな淡いルージュを全て取りつくそうとするかの熱烈なキスを交わし車を降りる主婦


「これ本当なのかなぁ、今のこの時間も誰かが不倫をしてるのかぁ」
全てを読み終えた私は、下着が濡れている事に気がつく
(やだぁ、感じちゃったの?)
一人事務所の中で顔を赤くする私、とにかく気持ちが悪いからとトイレに行く
ようをたそうと和式便器にしゃがみこむと、お豆が顔を出す
(うそっ!こんなに?)
ようをたしはじめるとお豆にあたって声が出そうになる
我慢しながら拭いてみると、快感に思わず声が出た
「あぁん」

事務所に戻るがムズムズ感は消えない
急に電話がなり、仕事が舞い込む
(今日はここまでね)
そう思いながら仕事を始める

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