【ツンデレハート】思わずウズいてしまう異性の仕草

「べっ、別にあなたのためにそうした、とかじゃないんだからねっ…勘違いしないでよ…もう」
そんなこといいながら、手伝ったり協力しあったりする心にきゅんとくるなぁ。
「ところで今度の花火大会なんだけど、あなたは行くの？行かないの？」
まだ決めてないよ。だいぶ先だし。
「もう～、はっきりしないんだから。じゃ、一緒に来てよ」
へ？
「このあたしが誘うんだから、断らないわよねっ」
うーん。どうしようかな。
「もう、もどかしいんだから(もじもじ)」
じゃ、お誘い合わせの上でみんなでいこうかな。
「なに言ってんの？馬鹿じゃない？いや成績はいいけどねっ。じゃなくて、あたしはふたりっきりで……って言わすな～」
落ち着きのないツンデレちゃんだった。

うん。わかった。行くよ。
にこっ
「…べ、別にふたりきりで花火見ていい雰囲気なろうとかじゃ…。チケットが二枚しかないだけなんだからね」
花火大会にチケットもくそもない。

でもそんな照れ隠しが可愛いと思えた。


ちゃんちゃん