- 名前
- RYU
- 性別
- ♂
- 年齢
- 74歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- Hなおじさんではなく「おじさま」何回もはムリだけど 指で、手で、舌で、息で、言葉で、...
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再掲 5th Kiyosato Part 8
2012年06月24日 19:20
体の相性がよほどよかったのだろうか?
彼女がレズに寝取られるまでの10年以上
互いにむさぼるように求め続けた。
はじめのうちは
そんな兆候はまったく見られなかったが
東京湾岸の道路際で
立ったままつながってから
隠れていた露出の嗜好が
急激に加速していった。
身体をつなぐためだけに来日し
成田の広大なエプロンを望むホテルの部屋で
ガラスをカーテンをすべて開け放って
性交をはじめたのは確かにこちらの悪戯心だった。
なのに
見られること、
見られるかもしれないことに
反応し、愛液をほとばらせた。
そして、整備の都合からだろう、
こちらの方向に向かって
動き出したジャンボを見るなり
「おまんこに飛行機がささるよう」
とシャウトしながら激しく達した。
その次の日も高速道路上で
追い越してゆくバスの乗客に
助手席で
オナニーとフェラチオくりかえす
恥態をみせつけ、
季節外れの海の家の
壊れた壁によりかかって
「砂の女」を髣髴とさせ
愛液と精液の香りを
海風でふきとばしながら
白昼の全裸性交に及んだ。
このときから互いに
たがが外れてしまったのかもしれない。
コンドームをつかわず
女のリクエストのままに奥に注ぎ込む
二人の間のセックスは
SやMとは異なるものの
世に言う変態の領域に近づいていった。
とはいえ
以降つきあった多感な女性の
ほぼ半数は
既婚・未婚をとわず
同じような傾向を示してくれ
性をより妖しく
より深く
より多彩で
より刹那のものに
彩ってくれた。
駐車場での激しい自慰行為に
さすがに消耗が激しかったらしく
部屋に入るとベッドにダイブして
息を静める。
パンティは林道に置いてきているし
ブラもひっかかったままだけの身支度。
逃げるようにロビーを抜け
部屋に転がり込んだ。
着衣とはいえあられもない姿なのだが
相次ぐ激しいSEXに
さすがに今ほしいのは
体ではなくて休息だった。
いや…、
休息ではなく充電だった。
やがて
激しい行為の後や
発情したときはいつもそうなのだが
ややしわがれたアルトがひびきだす。
かっと開いた眼に
いたずらっぽい光が宿っている。
「イクまでは覚えてるけど。」
「どこかでわけわからなくなった。」
「でもアスファルトの上で仰向けに寝て」
「おまんこひらいちゃって」
「自分の指でかき回したのはわかってた。」
「アスファルトのざらざらが背中に当たって」
「それがすごくよくって。」
「ぜーんぶ見られてる気がして。」
「苦しくて。恥ずかしくて。」
「とても良かったの。」
「そこで飛んじゃった。」
「少ししたらおしっこしたくなって…」
「そのまましたら、またイッたのよお。」
「だれか見たかなあ?見てくれたかなあ?」
その疑問に答えることはできなかったが
いくつかの窓に二つの影が映り
それが闇に戻ったのを見かけたから
きっと何組かのカップルに
とんでもない姿をさらして
彼ら自身の行為を
加速化させたのかもしれない。
さすがに明日のチェックアウトが
いささか不安になったが。
それにしても
あの修羅場の中でイキまくりながら
ここまで覚えていることに驚いた。
過去になんども失神しかかっているけれど
ここまで達することはめったにないのに。
何が意識を飛ばし
何がそれを食い止めるのか?
結局、女の性の高みは
男には理解できないことなのかもしれない。
一時間ほど静かなときが流れた。
つとたちあがると窓にむかう。
カーテンをあけて下を覗き込む。
そして驚いた声を出す。
「やだ、こんなに近いんだ。丸見え。」
「私、きっとみんな見られちゃった。」
「まんこかきましてるとこも。」
「股開いておっぱいもんでるとこも。」
「しゃがんであおしっこしてるとこも。」
「恥ずかしい。でもイヤじゃないよお。」
そういいながら浴室にむかう。
その後をおいかける。
そしてこれが次の
「静かな」行為の再開幕だった。
(続く)
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