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悪夢な夜

2012年01月23日 23:35

悪夢な夜

その日は、前から約束のあったMとしておつきあいする夜。

マンションに入った時にはお相手の女性はまだ姿を見せず。

招待してくれた男性が

「今、彼女は支度中だから、ソファーに座ってゆっくり待って。」

待つこと数分。

カチャって音がした方向に思わず目が行く。

風呂場のドアの前に妖艶下着姿女性が立っていた。

つかつかと私のほうに近づき、私の肩に腕を伸ばして、

いきなり顔を近づけ、唇を重ねてきた。

ほんの数秒のこと。

唖然としている私に、

シャワー、どうぞ使って!」

と、風呂場の方向に顔を向け促された。



今日は飲み会に参加するために駅で電車を待ってる最中に

ハブ場で知り合いになった男性から

「あなたはMはできますか?」

と携帯からいきなりの問いかけ。

思わず

「はい、大丈夫です。」

「今日、会いたいと言ってる方がいるんですが、お相手できますか?」

「はい」

「では、あとで場所と時間連絡します」



その連絡があった場所に今、私は来ている。

シャワーを浴びながらこれから起こるであろう事柄を

想像するが、何か変。

あれは、綺麗な下着姿女性だけど・・・

男性のように思える。

私より背が高く、体も大きく、そして

女性特有の腰のくびれがない。

胸も異常にふくよかさがなく、どちらかというと胸囲。

でも、ここで逃げたくない、いろんなことを経験したい気持ちが勝つ。

意を決して、パンツだけの姿で風呂場を出た。


彼女はソファーに座り大きく足を開いて私の真正面で見ていた。

改めて見るとロングの髪の毛がキラキラ輝いて綺麗。

肩から黒のストラップに紫がかかったブラジャー妖艶

それを隠すように薄絹のレースの生地のロングドレスをまとっている。

うっすら透けるようにきめ細かな肌が見える。

すごくきれいだ。

先ほどの男性じゃないかという疑問を打ち消すような端正なたたずまい。

座ってるためよく見えなかったが、パンティーは赤っぽくキラキラ光りを

反射している。

光の加減で色が違うように見えるが、きっと上下セットの下着だと思った。

彼女の姿勢や位置でダウンライトの光の反射の加減で色が変わるようだ。

生活感の無い部屋では、彼女を別物のように見せた。


彼女が手招きして私を誘う。

私が彼女の前に立つと、私の両手を持ちながらグイッと下げた。

私に無言で座るように促した。

私は彼女の開いた足の真ん中に膝をついて座る。

目の前にはちょうど彼女の胸が目につく。

彼女は今度は私の顎を片手で持ち、私が見上げるような

形になったところでもう一度キスをしてきた。

今度は先ほどの軽いキスではなく、私の唇の右端から

唇を強く押しながらずらして感触を楽しんでいる。

何度かその状態で往復いた後、おもむろに舌を私の口に

進めてきた。

女性特有の柔らかな繊細な感じではなく、舌の先が固く

その形がしっかりわかるような感触だった。

この時にやはりこれは男性と感じた。

しかし、そう思ったあとでも自分でびっくりするほど、

自然にその舌を受け入れてしまった。

ただ、女性ディープキスとh違い、やはりそれなりのためらいが

あって、自分からはなかなか舌を絡めるという行為ができない。

彼女に動きを任せたため、彼女は遠慮なく私の口腔を犯していく。

息ができない。

私が息をするため顔をずらすと、彼女は急に私の頭を両手で抱え

そのまま、自分の開いた股間に私の顔を押し付けた。

そこはむっとする熱気に包まれていた。

そして・・・そして・・・

決して女性にはない、固い膨らみパンティー越しに顔に触れる。


やっぱり・・・


あーん、悪夢の始まり・・・


で。。今日はここまで。

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