- 名前
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- 男性のシンボルは、多分普通の人より小さいですwww 声は自信があります、低く甘い声、...
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マジックと、読書の話
2011年11月14日 01:35
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これ、忘年会で使えるぞ! 相手の心見通せる「第3の目」
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マジックグッズのテンヨーは2011年10月28日、額に付けるだけで相手の心を見通せるマジックグッズ「ザ・サードアイ」の一般販売を開始した。
「サードアイ」付ければ、誰でも見通せる
観客が引いたカードを、マジックの実演者が当ててみせるのが従来のマジック。しかしこの商品は、おでこに「サードアイ」(第3の目)を付けるだけで、その場にいる誰もが選んだ人の「本心」を見通せるというもので、付けていない人には一切分からない。
カードは「愛情カード」「人生カード」「トランプ」の3種類が用意され、愛情カードには「大好き」「ちょっといいかも」「ごめんなさい」、人生カードには「お金」「名誉」「愛」といったキーワードが書かれている。
「異性に対する愛情を示したカード」「あなたが人生で大切にしているキーワードのカード」など、選び方をアレンジしてマジックを楽しんでもらえる。
パーティー盛り上げるマジックグッズ5つ
ザ・サードアイは2011年度「日本おもちゃ大賞」でハイターゲット部門優秀賞を受賞。その場にいる全員で手軽に楽しめるため、忘年会や新年会を盛り上げるのにもぴったりだ。
価格は2000円(税別)。全国の百貨店、玩具店などで販売している。
テンヨーではほかにも、宙に浮くことのできる「魔法のじゅうたん」(2800円)、念力で紙幣が回転する「サイキックマネー」(1200円・いずれも税別)など4アイテムを同時発売している。詳しくはテンヨーの製品情報ページまで。サイト内では通販も受け付けている。<モノウォッチ>
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…という記事を見たのでちょいとコメントでもしようかな。
僕はマジシャンを名乗っているものです、プロではないです、マジックする人は誰でもマジシャンって感じです(笑)
ただ、僕の場合は忘年会だから…って節々にやるんじゃなくていつでもトランプを持っていて見せることができるマジシャン;他のログにも書いたんですが、テーブルホッピングとかバーでの飛び入り参加もしたことがありますので、多少はマジシャンって名乗ってもいいのかなって思ってます。多少ですよ。
マジックグッズが一般的なニュースに話題として上がるのは異例かもしれませんね、というのも記事にもあるようにこのマジックが今年のおもちゃ大賞で受賞したから、という話題付きだからっていうのと、良くできたマジックということもあるのでしょう。
ちょっとだけ説明しますね、日本でマジックグッズの開発・販売をしている会社で大きな会社はテンヨーという会社で、今回のこのマジックの制作元でもあります。
東急ハンズで見たことないでしょうかね??パッケージ詰めされたマジックグッズの棚とかって??あの辺は全部テンヨーさんの商品になりますね。
「買ってちょっと練習すればプロ顔負けレベルのマジックができる!!」という触れ込みで売られていて、どのマジックも本当に良くできてます。
料理で言えばクックドゥみたいなもので、野菜やひき肉は買ってくるもののその通りやれば味付けでミスることなく美味しい料理ができる、ってことです。
マギー司郎さんやマギー審司さんなんかはよくハンズでこういうグッズを買ってきて、マジックよりはトークの方で盛り上げるっていうタイプのマジシャンになります。
で、僕はテンヨーさんの商品って全然持ってなくて、トランプひとつでいろんなテクニックの要るマジックを見せることしかやってないです。料理で言えば野菜から買ってきて、味付けも全部料理人次第、っていうやつです(笑)
実は好きなマジシャンが前田知洋さんっていうテクニック勝負のマジシャンなのです。
https://www.youtube.com/watch?v=ng-RmhSydW4
見たことがある方もいらっしゃるのでは??
さすがにこの人レベルは…神レベルなので難しいです;
が、さきほどのテンヨーさんは、「マジックの入門として最適」、難しくて不器用な人にはできない!!っていうイメージを払拭するためのグッズとしては、興味を持つキッカケになり、かつすごいマジックがすぐできる!!ということです。
https://www.youtube.com/watch?v=GrluNhUbn4c
で、このマジックは友達のマジシャンが買いまして、見せてもらいましたがよくできてますね(笑)
本当に盛り上がります、面白いです、画期的なネタだと思います。
普通にトランプでやってもいいですけど、やっぱり忘年会、ということで酔いの席ですから男性相手には人生カードを使って本性を暴いちゃいましょう(笑)
「なんだよ~、結局お前、名誉とお金かよ~」って。
女性相手なら愛情カードで遊んでもいいのかもしれませんね♪
だから、別に忘年会だけでなく合コンでも面白そうですね。
別にテンヨーのまわしモンじゃないですけど、興味があったらハンズで買えると思いますよ。
でも、どうしましょう。
こんなニュースを見た上司たちが、忘年会で一斉に「三つ目」を出したら(笑)ありえそうですよね、友達の家にご飯食べに行ったら、おまえんちもバーモンドカレーかよ~みたいな。
メリットは簡単に買えて面白いのですが、こう宣伝されると被る可能性があるのはあしからず…(笑)。
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読書の話をしましょう。
昨日、ちょっと触れた乾くるみ・「イニシエーション・ラブ」のお話をします。
+イニシエーション・ラブ+
‐僕がマユに出会ったのは、代打で呼ばれた合コンの席。‐
‐やがて僕らは恋に落ちて……。‐
‐甘美で、ときにほろ苦い青春のひとときを瑞々しい筆致で描いた青春小説‐と思いきや、最後から二行目(絶対に先に読まないで!!)で、本書は全く違った物語に変貌する。必ず二回読みたくなると絶賛された傑作ミステリー。〔裏表紙の解説より…〕
ですね。
それまで彼女なんて出来たことがなかった男子大学生が、友達の代打で行った合コンである女の子に一目惚れをする。
デートを重ねてやがて恋人同士になる…。
設定はいたってシンプルでどこにでもあるシチュエーションだったりするんですよね。よくあるドラマのような、と言ったら失礼ですが、スタンダードな恋愛の発展、と言った感じで、男性視点で女の子を落とそうとスケジュールを立てたり、頑張ったり、嫉妬したりと、ストレートに感情が書かれていてそれはそれで面白い、よくある内容なのである種、安心して読み進められると言った感じです。
経験豊富な恋愛の上級者さんにとっては、純粋な気持ちの動向に懐かしさを覚えることもありそうだし、未経験な恋愛見習いさん、つまりは僕にとっては、マニュアル本のような展開にこんなことがあるんだなと、恋愛の概論を読んでいるような感覚にもなります。
で、面白いのはここからで、仕掛け人・乾くるみさんが「こんな普通の恋愛小説で終わり」、なわけがないってことです。
少なくとも、最初の1回目、初読は「純粋な、健気な男性が初めての彼女を作る、恋愛物語」にしか見えません。
しかし、本編最後の2行、たった2行で物語は恋愛小説から一気にミステリ、もっと言えばホラーに変わります。
初めて読んだ時の衝撃は本当に驚きました、例えるのなら、電車から降りて、ドアが閉まった瞬間に網棚の上に大事な鞄を忘れたことに気付いた時、のような感じ。
本を読んだときに言ったのは、「えっ………なんで…どうして…」、当たり前です、それまでずっと僕は「恋愛小説」を読んでいたのです、どっぷり恋愛の世界にハマってきていたのです、「最後の2行に注意」って思って読み始めていても、純粋な恋愛の世界に心はホンワカしていてすっかり忘れていたのです、これが最後の2行でミステリになることを。
そんなとき、忘れた頃に最後の2行に差し掛かったのでした。
不意打ちもいいところです。
大きな疑問を抱えながらも、最後の2行を読んで本編を終えることしかできない、あとがきを読んで、よく読めばミステリのカギになるということで熟読。でも、よくわからない。
で、そこで、やっとひとつの仮定を持って2周目に突入しました。
……
…
…
…
!?
…
…なるほど、そういうことだったのか、と思いました。
ミステリの謎が解けた瞬間、2回目を読み終えた後ですが、感想が変わりました。
1回目での感想、2回目での感想、全然違いました。
ミステリの影響です。
で、最初あとがきを何度読んでもピンと来なかったのは、僕の勘が悪いとかでも何でもなかったんです。
時代背景が1980年代の後半、ちょうどバブルの頃のお話だということでピンとこなかったんです。
22歳の僕が生まれたのは1989年のことです。
だから、「30代、40代の方」はこの物語を僕の世代よりも楽しめる、はずなんです。
本当にすごいです、この物語は。
これを読んでから乾くるみさんにハマりました。
他の乾さんの作品を紹介していけたらと思います。
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