- 名前
- ベソ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 64歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- 我ハ墓守也。
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ベルサイユ宮殿で、我が皇室を想ふ
2011年09月27日 13:31
故あって訪仏中。
今回初めて、名高いベルサイユ宮殿を訪問する機会を得た。
その規模、「贅を尽くす」という表現を極限まで実行する壮大な実験、との感想を抱いた。
次から次へと繰り広げられる究極の、湯水のように浪費された工数の結晶。
この宮殿を作らせた、王族に生まれた男たち、また彼らに嫁いだ女たちは、
民が餓死している状況でこうした浪費を続けることに、何の疑問も覚えていなかったのだろうか。
ツアーに導かれ、その庭、建物の内部を観察しながら、私はこうした狂気が47年間、継続して発揮され、完成に至った当時の世相を思った。
調べると、ルイ14世は民衆が宮殿の庭に入るのを許し、鑑賞させることでその権力の絶対性を刷り込んだ、という。
彼には、彼なりの思考と、理由があったのだろうが…
そしてその狂気の遺跡を見て回りながら、
私は我が皇室を思い、
自らが日本人に生まれた幸運を噛み締めた。
この壮大な、狂気の実験を行った王族はやがて民衆の怒りを買い、
一族郎党すべて首を切り落とされるに至った。
その規模、徹底した狂気を眺めて回ると、
それも必然であったことが納得できる。
それに対して我が皇室が、
如何に質素で、
民への思いに、満ち
司祭としての役割に徹してくださっていることか。
結果として今でも民に敬愛され、世界史に例を見ない125代目の司祭長を戴き、継続している。
これがどれだけ、稀有で有難いことか。
我が国民はこの事実を、もっとはっきり自覚し、
そしてその有難さを実感すべきである、と強く感じた一日。
日本国万歳。
天皇陛下万歳。
我が国を貶める勢力は、
国民がこうした事実に気がつくことを、
最も恐れているに違いない。
そう思った、パリ郊外の休日。
そして自らが否定し、
根絶やしにした王族の遺産を、
こうしてちゃっかり観光資源にして、
世界中から金を巻き上げ続けるフランス国民の頭の良さ、
柔軟性、価値観にも感じるところがあった。
驕る平家は久しからず。
驕らぬ皇室は今でも愛され続ける。
盛者必衰。
諸行無常。
万物流転。
色即是空。
このウラログへのコメント
> ★MAYU★さん
御意。日教組教育はそろそろ3世代目に入り、共産主義者の我が国破壊工作は深刻な状況まで進んでいる。
外国で観光するにしても、普通の感性があれば色んなことを感じられるんやけど…
遅コメです。このログを読ませたい人が周りにいます。あなたに同感です。誰でも"井の中の蛙"はダメですネ
> ♪ みゅうみゅう ♪さん
賛同痛み入ります。メディア、大多数の政治家に惑わされず、客観的に物を見る人に増えて欲しいですね。フィルターなしの目で見ると、我が国が素晴らしい国であることは明白な事実
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