変身

身体の自由を奪うことで解放された本能は、満たされない欲求を求めるため、理性を支配する

縄を解かれても理性は奥へ押しやられ、本能に身を任せる

普段見せない表情がそこにある

その表情の魅力に引き込まれてしまう

弱った獲物のふりをして、その奥に秘めた獰猛な本能

オス蜘蛛が自らの身体をメス蜘蛛に差し出すように、持てる精気をすべて差し出さずにはいられなくなる


全身の毛穴から精気を送り込むように、足先まで舌を這わせる

舌先の動きに震えながら、精気を吸い取り本能を満たしてゆく

硬くなったクリトリスは、自分の居場所を主張しているよう

そこへ舌を這わせると、自ら腰を動かして、かすかに残る本能のかけらを消し去ってゆく

獣の咆吼があがるたび、腰のうねりは激しくなり、男の頭をつかむ手に力が入る

あっという間に腰を浮かせて身体を硬直させたかと思うと、ぐったりと沈み込む


しかし、クリトリスの下の口は、まだ満たされていないというように、よだれを滴らせている

再び舌を動かすと、眠っていたはずの本能が簡単に起き上がる


硬くなった精気の塊を、下の口から食べさせる

奥へ奥へと飲み込もうと、女の腰はうねり出す

これ以上飲み込めない、行き止まりの壁を突き破らんばかりに、腰をうねらせ咆吼をあげる

壁を突くと同時に、硬くなったクリトリスも打ち付けられる

何度絶頂を迎え　落ちても　再び谷底からはい上がってくる

途中で辞めることは許さないとばかりに、精気あふれる堅さに戻される

ツボを心得ているかのように、舌先を肉棒に絡ませる


壁を破り　命よ届けと　そんな純粋な願いが本能の欲求

男も　女も　命よ届けと・・・・