20代の魅力（若い人は是非読んでください）

さて昨日は「若い子」には人としての魅力がないという話をしましたが，逆に今日は若い人の魅力のを話したいと思います。

前回の話しを読んでもらうと分かると思いますが、僕が話す事は誰もが持っている魅力というより、こうであって欲しいという望みであると言った方がいいでしょう。

まず言いたいのは「若さ」という時間に限りがあるものを自分の「特権」の様にして無駄に使わないで欲しいと思います。そもそも若さというのは誰もが通る一種のステージであって、時間が経てば失われていきます。どんなにイキのいい魚でも時間が経てば腐るのと一緒です。

特に日本の様に「若さ」というものが高度に商品化されている所では。その限りにのあるものにしがみついてでもいかないとという錯覚を覚える訳ですね。そればファッションであったり，美容であったりとリストは延々と続きます。こういう感覚が「若さ」というものを浪費する原因になっていると思います。今はやっている言葉で言うと「ブレ」ているというのでしょうか？

まず若い時にできる事と，できない事があると思います。若い時はとにかくエネルギーがあります。効率が良くなかったり、無駄に使ったりもするでしょうが，とにかく事実です。まずこのエネルギーを浪費するのではなく、術として有効に使うべきでしょう。クルマのエンジンにガソリン必要な様に，何をするにもエネルギーは必要です。そしてまた限りのあるものだという事も自覚しておいてください。

では何に使うのでしょうか？

前回は「若い」という事は経験がないという事だという話しをしました。これは必ずしも悪いことではなく，いい様にも使えると思います。経験がないという事は今までのものに縛られなくてもいいということでもあります。

発想が概成のものに縛られなくて自由だということです。

つまり「若い」という事はこういう「可能性」もっているということではないかと思います。こんなの到底無理だと思われたり、一見みると「気がくるったのか」と思う様な発想していたり。でもこういう発想ができるということ自体が「可能性」であって、とてもすごい力だと思います。そもそもこれが若い人の魅力ではないかと思います。

僕はこういう可能性について自分の持っているエネルギーを貪欲に使うべきであると思います。周りの人には笑われるかもしれないし、そしてどんなにがんばっても最終的には失敗するかもしれません。それでもいいと思います。周囲で笑っている人には一生見えないものがあると信じて自分の可能性を追求するべきです。こういう事は年を負ってくるといろいろな「縛り」が原因で実行できるものではありません。

どうでしょうか、皆さん？イキのいい魚を眺めているだけではなくて、期限切れになる前に有効に活用しましょう。