- 名前
- 明智
- 性別
- ♂
- 年齢
- 51歳
- 住所
- 千葉
- 自己紹介
- 30過ぎてからのセックスは、相手を必ずイかせるセックス。それが自信になっていく。 以...
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隣席から聞こえた話
2011年05月09日 02:33
いやなにね、たいした話じゃないんですよ。
つまりね、世の中には不思議っていうか、こんなこともあるんだなっていう、そんな話なんですよ。
あれはもう10年も前になりますかね。
ちょうど私は付き合っていた女と別れてしばらく経っていたころでしてね。まあつまりは欲求不満だったわけですよ。
そこでチャットに入ってある募集をしたんですね。
え?何を募集したかって?それはつまりは援助交際の募集ですよ。そう、援助交際。
10分もしないうちに入ってきた女がいましてね。これがいま21歳だっていうんです。私は30手前でしたから、言ってみれば若い女ですよ。
それでもって、その女はこういうのは初めてだって言うし、もちろん私も初めてですから、じゃあ条件決めて会おうってなったんです。
当時の私は千葉の田舎に住んでたんですが、その女は小田急線の方に住んでるっていうじゃないですか。そりゃ私の家とは正反対、これは困ったって話になったときに、じゃあお互いの中間あたりで会おうってことになって、結局は新宿駅の西口で待ち合わせることになったんですよ。
まあこういうのっていろいろ怖い思いもしないとも限らないわけで、とりあえず勤めていた会社の社用車に乗り換えて新宿まで走りましたよ。
えっと、確か夜の10時あたりだったか、新宿のスバルビルの脇でしばらく待っていたら、本当に来たんですよ、その女が。
背丈は160センチぐらいかな。体型は細身で、頬が少しぷっくりして、リスみたいなかわいい顔してましたよ。
お互いドッキドキだったと思いますよ。でもあの時は勇気をだして声かけましてね、そうしたら向こうも返事してくれて。こっちが変な奴だったら女はとぼけて逃げるだろうって思ってたもんですから、返事くれたときは少し安心しましたよ。
いま思えば、知らない男の車にいきなり乗るってすごいなって思いますけど、まあたぶんチャットである程度いろいろ会話をしていたし、それなりに信用はされたのかもしれないですね。
そこからどこのホテルに行ったかはもう覚えてないんですがね、その時とあと2、3回は会ったかな。会ってるうちにいろいろ話を聞けるわけで、そうしたらその女が結構な苦労人だってことが分かりましてね。いやつまりね、母親はいない、父親は癌患者。仕事は残業続きでそのくせ安月給。援助交際も、小遣いかせぎなんて適当な理由じゃなくて、それこそ生活費の足しにするって言うんですよ。私のチャットに入ってきたときも、それこそさんざん悩んだ挙句に背に腹は代えられないってことで飛び込んだんだそうで、私がいい人でよかったなんて言う始末ですよ。そんな話聞けば、少しは同情ってもんも出てきますよ。こっちは少ない小遣い叩いて会ったもんです。
最後に会ったときに、父親の病気でどうしても金が足りないって言うんで、毎月会ってくれないかって言われたんですがね、さすがにこっちもそんなには持ち合わせないわけですよ。仕方ないから生返事して、次の誘いの時には断ってしまいましたよ。
まあその女とはそれっきりのはずだったんですがね、それが確か4年前ぐらいに突然メールが来ましてね、覚えてますかって。
そりゃ覚えてますよ。そりゃ確かにおっぱいは大きくなかったし、少し幼児体型っぽいところもあったけど、締まりはよかったし、欲求不満の私は情けない、10分ぐらいしかもたなかったんですからね。また抱きたいなあなんてたまにふとしたことで思い出したりしてましたからね。
で、なんの用かと思えばまた会ってほしいときましたよ。なんの理由かはもう忘れちまいましたがね、とりあえずまた金に困ってるってことだったはずです。
まあ私としては会うのはぜんぜん構わないわけで、久しぶりに会おうって返したら、わたしは27歳だけどいいの?って聞いてくるのは面白かったなあ。
続く
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