- 名前
- ベソ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 64歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- 我ハ墓守也。
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会えなくなった人に
2011年04月30日 15:13
会えるとしたら、自分が死んだ時やろか? とふと考える。
先祖信仰というのは我が国にあまねく認められる文化であり、宗教であり、我々の精神世界の根底を成す部分やと分かる。
こういう考え、キリスト教国に育ったクリスチャンに説明しても、分かってもらえないんですな。絶対に無理。
わしは回教徒とそういう会話をする機会が今までなかったので分からんけど、想像では恐らく同じやろう、と思われる。
でもアジアの国々に、先祖信仰は広く見られる。
そうすると、マレーシアやインドネシアの回教徒は、どっかで折り合いをつけてはるんやろな、と思える。
わしはね、大好きなんです、先祖信仰。
自分が存在する理由から素直に納得できるもんね。
そういう訳で帰省したら欠かさず墓参り。
でも、血縁がなくこの世で知り合い、深い契りを交わし時間を共有した人たちと、
死んだらそのままになってまうんやろか、と考えると、
ちょっと悲しい。というより、残念。
死んでしまった人とはもう連絡が取れない。
それが現実としたら。
せめて彼岸で、
心安らかに、
体の苦痛からも解放され、
満たされた時間を過ごしてくれていることを祈るのみ。
それともわしが死んだら、
またその人たちに会い、
話が出来るんやろか。
記紀の伊弉諾尊(イザナギ)と伊弉冊尊(イザナミ)の話みたいに、
耐えられずに逃げ出すような感じやったらどないしまひょ。
黄泉の国も楽やないね。
相変わらずアホなこと言うてまんな、このおっさんも。
会えなくなった人に、また会いたい…
今日の湿った風に吹かれて、
そんなことを思った。
皆さま良い連休を。
このウラログへのコメント
> 紅月さん
それは宗教の領域やね。心の安らぎを得たくて、人は何かに頼りたくなる。それは自然な心理。
わしには確信はないけど、子供、孫の世代を見守れたらええな~、と思うよ。
> ★MAYU★さん
輪廻転生かあ…仏教の根本原理やね。解脱しない限りは生の苦しみを受ける、と。
貴女が仏教国を熱心に見て回ってはるのはそのせい?
ええ連休をね。
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