【魔法少女カーマイン】魔法少女、貞操の危機！

「いやあああ～」
怪物の異形…異性の裸に恐怖をおぼえる茜。一刻も早く逃げなければと意識は働くものの、なかなか体が言うことを聞かない。
「ふははは……逃げても無駄だ。このネガイナーは時空魔法を使えて、今この時間帯で止めている。いわばお前は時の牢獄に閉じ込められた状態なのだ」
菅ダフィがせせら笑う。
「チョっコ、ボール！」
怪物の鳥の胴体のような下半身から無数の触手が伸び、茜の四肢の自由を奪う。
「やりてえ……やらせろ……」
怪物の呟きが重々しく響く。
「ふははは……いいぞネガイナー。思う存分やるがいい！」
「まさか、ここ数日、街を騒がせている強姦魔とは……」
「その通り。このネガイナーだ。怪物の姿で強姦すれば、人間の姿の時に疑われない。しかも時の牢獄を使えば、何発もやりたい放題だ。このネガイナーの邪な願いは、無尽蔵に叶えられたわけだ。素晴らしい！ふははは」
「ごめん」
茜は謝った。
「ふん、何を謝る」
「今回ばかりは弁解不可です……」

「助けに来たぞ！」
久保田先生が現れた。
「こしゃくな。また蹴散らされるだけだぞ」
どがばぎがすばご
しかし、今度は互角の格闘を繰り広げる。
「人間生活にも慣れたしね」
「だが、俺の手が塞がれても、ネガイナーは健在だ。やれ、ネガイナー！」
「クエックエックエックエッ」
怪物は楽しむように少しずつ茜の衣服を裂いていく……
「茜っ！」
「すきありだ」
どがっ
「っくぅ～！まだまだ～」
どがばぎがすばご
「ふははは……夜空のが気付くまでには終わらせてやる」
「いやあああ……誰か、助けて～」
衣服を完全に裂かれ、下着姿が露になった茜が叫ぶ。
「とおっ」
「ぐぎゃあああ！」
怪物に蹴りが入り、のけぞらせる。
「助かった？……誰？」
助けてくれたのは、体格からして小春ではない。
果たして強姦魔の魔の手から茜を救ったのは誰か？

続く！