- 名前
- 一弥
- 性別
- ♂
- 年齢
- 58歳
- 住所
- 秋田
- 自己紹介
- 男全開で リクエストに応えます 時には、普段では出来ないような刺激的なコトも…
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思うこと
2011年03月21日 23:48
地震から1週間過ぎた
GSには相変わらず給油する為に行列の波
スーパーに行けば、棚はカラ たまに陳列品があると一世帯一個迄
パン類、カップ麺に至っては見ることがない
店内は 節電の為かやけに薄暗い
オレの車、ガス欠寸前 今朝、5時に起きてGSに
そうしないとガソリンが入れて貰えないと聞いた
夜明け前 GSに行ったら既に前に15台位並んでた
ポットにお茶を入れ、毛布を持って それに包まってエンジンを止めて開店するのを待った
みるみる内にオレの後ろに車の行列
ほんの10日か前には考えられない出来事だ
何故かわからないけど…
涙が出てきた
なんでこうなったんだろ
被災地はもっと悲惨だ
陸前高田にいる友達と連絡がとれた
勿論、電気 ガス 水道食べ物 衣服暖房医療 ないし困っている
でもこれらは、日毎に増えていく支援で少しずつ、解消されていく
復興に立ち上がろうとする気運も…
しかし、友達が言っていた でも『地獄だった』と
安全だと思って逃げた所に津波が押し寄せてきたと
建物の屋上に 命からがらよじ登った そしてそこで見たものは地獄 だったと
テレビの報道で皆も見たと思う あの津波 その時
オレの友達が見たものは
波間の中で流されていく人 水面から顔を出し助けを呼んで絶叫している
車に乗ったまま 流されていく親子
おそらく両親は仕事で家には居ない、お留守番していた 幼い姉妹が家ごと流されていく
観念して涙顔で流されていく、お年寄り
恐怖に狂い絶叫していた人をいっぱい見た と
それを見ていた友達はどうすることも出来ない 助けたくとも手も足も出ない
足がすくんで 声も出なかった 見ていて発狂しそうだったと
とても現実と思えなかった
さっきまで 普通に生活していた人が いきなり死と恐怖に直面して
荒れ狂った大自然の前では人間は為すすべがない
地獄だった
住む所生活必需品はいつか復興するけど…
オレの友達は言っていた
あの地獄を見たのは自分だけじゃない 今、避難所にいる人達も、様々な地獄を見てきている
一生心に刻まれ 深いキズとなって忘れることは出来ない
支援は 物凄くありがたくて感謝している
でも… あの心に深く刻まれた 精神的なキズは 立ち直るのに…
その話を 思い出して夜明けの薄明かりの中
車の中で涙が止まらなかった
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