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私を助けてくれた本

2011年03月09日 21:42

元々精神的に強い子じゃないの だからよくヤキモチやくし、自分ダメだなーって落ち込むことが多い

どうにもならない事や、自分が頑張れば出来ることを「自分が出来ない子だから!」と言い訳をつけて逃げてしまい、暴れてしまう
友達が同人誌書店委託された時「おめでとう」とニコニコ笑ったけど、羨ましくて仕方なかった
相手はアンソロジー執筆するくらい上手いから、自分じゃ足元にも及ばないよ と判っているつもりを繰り返す でもやっぱり悔しくて辛くて、それをどこにぶつけていいのかわからず 泣いて喚いて、酒に頼ることがあった

昔付き合っていた人がみくしにいる その人とは普通に友達になっているつもりだったのに、現在の彼女との赤裸々な生活を日記やボイスに書かれる度イライラした
それで相手に「うざい もうマイミク切ってくれ」と言ったりした
自分だって今彼氏がいるのにな


そんな時、うちの相方がさりげなく鋼の錬金術師を貸してくれた
何気なく読み出し、4日くらいで一気に読み終わった
その中で自分の心をわしづかみにした話がある
23巻 嫉妬~エンヴィー~を倒すときの話

「バッカじゃないの 綺麗ごと並べてさ人情ごっこかい? 虫唾が走る!!」エンヴィーはこの後、各々の心の傷をつつく 
でもそんな人間に嫉妬しているとエドに諭される

ずっと弱い存在でも、綺麗ごとと知っていても、倒れそうになっても何度も立ち向かい、周囲が立ち上がらせてくれる そんな事が出来る相手に嫉妬しているんだよと

エンヴィーが最後泣きながらこんなガキに理解されるなんて 屈辱だと言った

この話読んでて泣いた 自分もエドに諭された気がして声出して泣いた
自分は知らず知らずに相手に嫉妬し、相手を憎悪の目でみていたんだとわかった 
それは相手が羨ましいから 自分が出来ないことができるから
どんくらい泣いたかな 多分1時間以上は泣いていたと思う

それから自分の中でエドの言葉が染み付いた
羨ましいから嫉妬してしまう それを理解してくれる人がいるんだって 
自分が暴言を吐いても、誰も嫉妬だと言わず ただの悪口と取り合っていた
友達や周囲の人ではなくマンガキャラに理解されるなんて と苦笑したけど、それはそれでいいのかな と今は思ってる


さっき鋼の錬金術師読んでて ふっと思い出しました

このウラログへのコメント

  • たろー 2011年03月10日 14:14

    少年漫画と思えない位ハガレンは深い
    やっぱ最後は自分の中に思いを込めて進むのが一番強いって思ったなぁ

  • レミリア 2011年03月10日 21:41

    > たろーさん
    ハガレンは深いですよね 何度読んでも感動します、そしてエドの言葉に「うん、ありがとう」と言いたくなります 

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