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性犯罪の良いお知らせ!(ウラなのに)

2011年02月07日 14:54

昨年までに県内の違法風俗店摘発が強化されたことでインターネットの書き込みや月刊大衆娯楽雑誌などで「性犯罪が増える」と根拠のない中傷があったが、覆す結果となっている。
 宜野湾署と沖縄署によると11年2月現在、売春などを行う違法風俗店摘発を強化した宜野湾市真栄原の通称「新町」は約110店余あったが常時開く店舗はなくなり、ほぼ壊滅状態。約200店といわれた沖縄市美里の通称「吉原」も約20~30店に減少している。
 摘発強化の中、インターネット掲示板や雑誌などで「新町復活してほしい」「全国的に有名でお金落とす観光客いるのに」などの声や「新町吉原無くなって性犯罪増えるだろな」と事件が増えるとの書き込みもあった。しかし、県警がまとめた女性を狙った性犯罪認知件数の内訳は、強姦が10件で前年比3件減、強制わいせつは60件で前年比6件減少した。
 新町吉原の環境浄化には市民パトロールも貢献。現在も活動を続ける宜野湾市女性団体連絡協議会の本永静江会長は「事件などが減って良かった」と成果を喜んだ。
 店舗型の違法風俗店取り締まりが強化された一方で売春行為の潜在化が指摘されており、出会い系サイトを悪用した少女買春人身売買的な被害が増加する懸念もある。県警生活保安課は「生活環境を乱す風俗犯の取り締まり継続する。今後さらに力を入れていく」と警戒を強めている。(仲村良太)

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