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過去の恋愛2

2011年01月23日 14:04

自分を振り返ってみようシリーズ第2弾

大学時代最期の恋愛を紹介します。

正直この恋愛で私は、人として一皮も二皮も剥かされました。

はじめて、学校などで知り合う以外での男性との出会いでした。

当然、お嬢様の箱入りの私には外の男性はほとんど知りませんでした。
私の周囲の男性は皆、学問や知識に向上心があって
世間体もしっかりしている方々でありました。

俗世間の男性を肌で感じ、私は更に強くなれました。


その男性とはこのようなネットでの知り合いでした。

当時の私は、うつ病から学校のほとんどを休み
その頃の彼氏とも別れることになったすぐあとでした。

寂しさと、孤独感と、自分を責める毎日で

酒にもタバコにも溺れ、自分を大切には思えませんでした。

自分を生かしているのは、ただ目の前の卒業という未来でした。

4年間がんばったのだからと、せっかくのチャンスを無駄にしたくは無いとおぼろげながら思いました。

早く自立したいと。

そんな時、彼と出会いました。ここではNといっておきましょう。

Nは私のあこがれた社会人で、7歳年上でした。
これまで高級ブランド店の店長やマネージャーなどヘッドハンティングされてきた人らしい。

当時は、どういうわけかとある会社の営業マンをしていました。

Nは、周囲の人にだまされお金を奪われ
自身も借金を背負う人だとあとから知りました。

私に出会って、身のフリを変え
新たな人生を歩めると思っていた人でした。

正直、金銭的感覚と自分の稼ぎがまったく計算できない人でした。
常識的な考えも薄く、身なりだけきちんとしている風を装っていました。

まっしぐらな私には正常な判断力は失われていました。
Nの言うまま、言いなりにすごしていました。

そうするうちに、留年をし、Nとの新しい生活をするべく同居し始めたのでした。

Nは、自分の持ち物を凄く大切にする人でした。
スーツも、靴も、車もブランド品で固め
私もブランド品の一部として隣に置いていたのでした。

当時の私は、学校とバイト、Nとの同居のために家事もこなし
家計簿も付けていました。

この先も一緒に居るからということで、自己破産寸前のNにカードを貸し、携帯も与え、営業用の高級なかばんも買い与えました。

当時の私にはそんな金は無かったものの、毎日アルバイトして稼いだお金で生活していました。

私は夜の仕事をすれば稼げるとはおもっていたものの、どうしてもその世界に入れなかった。

なので、地道に働いていました。

このとき、料理の道にも目覚めバランスの取れた食事に気をつかっていました。
誰かにご飯を食べてもらうのがこれほどに楽しいことだとは思いませんでした。


Nが、お金がないといえば私の持っている少ないながらのお金を貸しました。

当然、取立てたりNを正そうと毎日必死でしたが
「学生のオマエに何が分かる」
といい含められる日々でした。
Nに貸したお金は数十万にもなっていました。学生の私にとっては大金でした。


以前、Nに金を貸したというヤクザのような男性からのお金の取立てにも耐えて、警察法律相談所へ駆け込む日がありました。
そこで得た情報をNに話すと、
「じゃあ、心配ないんやね」とだけ言って強気になっていました。
N自身が動かないと何も解決しないよといっても聞き入れず、ただ安心しきっているのをみて
この人は本当に社会人なのだろうかと疑問に思わされました。



そんな彼は、毎週のようにクラブへ遊びに出かけ私はうんざりでした。

一緒に暮らし始めて、半年もしないうちに彼との生活に疲れました。

またネットの世界に没頭する日々をすごしました。
次は悪い男に捕まるまいと世の中の男性を知ることを目的として男性と会ってしゃべることをしていました。

Nと離れることが出来るのはあと何ヶ月と毎日言い聞かせていました。

お互いの住まいを引き払って当時の部屋に引越ししてきたのでどちらも他のところに引越しする貯えも無かった状態でした。

私は、大学卒業就職のためだけにその家に残り彼の機嫌を損ねないように日々取り計らってきました。

あるとき、デジで私の悩みを聞いてくれる人もいました。
その他、たくさんの男性と知り合い私の魅力を知りました。

そんな行動が、Nには気に食わなかったのでしょう、浮気だといわれました。

そういわれても仕方が無いが、もうNに対しては服従するしかなかった。
更に息を潜めていました。

ある日、Nが風邪にかかった私をみて風邪がうつるからどっか行ってくれといったときにはさすがにキレました。
それを機に別れ、ただの同居人となりました。

毎日が恐怖と隣り合わせでした。

そんなとき、私は今の彼と知り合いました。
関東という遠距離でありながら、
毎日、私の悩みを聞いてくれ

毎日6時間電話してくれ、毎日私の応援をしてくれていました。

ちょうど1年前のことです。

彼の助けもあって、私はNの元を離れ一人で暮らすための仮住まいをくれました。

出て行くときに一言、「さようなら、もう逢うことはない」

といって出て行きました。

本音を最期の最期で言うことが出来たのはきっと彼のおかげだと思っている。

引越しするときに、私のものだけを引き抜いてめちゃめちゃの家を見たときは爽快でした♪

また、Nの寂しそうな顔を見るのも怒りがこみ上げました。

今まで、なぜ私に対してもっと気を遣ってくれなかったのか。

私は、彼のくれた仮住まいで無事国家試験合格することが出来、晴れて社会人になることが出来た。

彼なしには今の私はなかっただろう。
同時に、Nなしにはこの強い心を持つことができなかったであろう。

周囲の男性に翻弄されながらも、私は一歩ずつ成長している感覚を味わっている。
女性は、もっと強くあるべきだと思わされました。

最期に、私は彼との出会いを期にデジを離れたのだが
また私は戻ってくることとなりました。

まだまだ、男性について学ばなければならないからである。
これからもフレンドの方々に教えてもらわないと(笑

長い文章、お付き合いいただいてありがとうございます。

面白くなかったかな?ただ、振り返っている私はどんな小説より自分の生き方面白いと感じることがあります。
皆さんも、思い出せばきっとそんなことがあるはず。。。

このウラログへのコメント

  • みィな 2011年01月23日 22:38

    > トラトラさん
    ありがとうございますでも今だから言える事なので心は至って晴れやかです
    ただ忘れていた気持ちがよみがえると今を頑張れる気がしました。

  • みィな 2011年01月23日 22:41

    > ぱぴよんさん
    人のふりみて我が振りがなおせればいいのですが、まだまだ人間できてないので。

    人間軸について深く共感出来たので、取り入れてみます

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