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続き

2011年01月17日 03:44

久し振りに馴染みの店にきた彼女は女将の手をとり懐かしがった。4年ぶりだわ、彼女大将と女将に一通りの挨拶を済ませた。女将が懐かしがって話かける、これ好きだったわね、これも好きだったねと世話をやく。大将が見かねて注意をしても止まらない。そう言えば何故か彼女は女将になつき、女将は彼女を娘のように可愛いがって居たのを思い出す。たいした話も出来ぬ儘、俺は黙々と酒を煽る。彼女はポツリと言った戻れないよね?変わらず可愛いかった。思わず抱きしめたい、一瞬よぎった。俺は黙って酒を煽るしかなかった。突然女将が言った、そうだ離婚したんだから結婚すれば、今度こそ結婚して幸せにしてあげなさいよ。長く日陰の身だったんだから責任有るでしょう。いい女将なんだがお節介なんだなぁ、俺は言った、女将、俺は離婚してるが結婚してるんだ。女将は◯◯◯ちゃん結婚したの?ろくな話も出来ぬ儘店を出た。車に乗りホテルへ向かった。彼女は俺の手を握りすがるような目で俺を見た、ホテルに着いてからも手を離そうとしない、不安なんだろう、可哀想に、部屋の前でたまらず抱き締めた強く強く抱き締めた。彼女は泣いた泣きじゃくった、俺も泣いた心で泣いた。彼女が不憫でならない、なんとかしてやらなければいけない。部屋に入り彼女を椅子に座らせ、俺はすぐバスタブを洗い湯を入れた。店を出てから思っていた展開通りだ。続きはまた、くだらない話を読んで頂き有り難うございます。

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