- 名前
- RYU
- 性別
- ♂
- 年齢
- 74歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- Hなおじさんではなく「おじさま」何回もはムリだけど 指で、手で、舌で、息で、言葉で、...
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再掲 16th Harumi Pier Part 6
2010年12月22日 22:53
(それなりに味わってきた過激なセックスの中でもこれはかなり強烈でした。台風の時に表に出てしまう人の気持ちがよくわかります。)
16th Harumi Pier Part 6
豪雨が理性を洗い流し
強風が本能を吹き込んだ。
嵐の埠頭の先で
水銀灯のトップライトと
ヘッドランプのスポットライトを
浴びながらの全裸性交。
全身ぬれねずみになって
昼間の熱気がまだ残る
アスファルトの路上を
転がりながらの狂気。
あえぎ
わめき
叫び
雄たけび
周囲に誰もいないのをいいことに
あらん限りの声での淫語を烈風に乗せて
性器を晒しあいながらの恥行。
ヒクヒクトいう蠕動が
ドクドクという脈動をよんで
ようやく終焉を迎える。
完全に同期して昇天した。
飛んだまましばらく動かない全裸の二人に
容赦なく風雨が襲う。
狂気が終わると
さすがにこの嵐はきつかった。
路肩に転がっての抱擁をといて
ぐしょぬれのまま車に戻る。
リアにおいてあったタオルで身体を拭く。
とても足りずにトランクに積んである
ゴルフバッグからタオルを出してくる。
どちらのものかわからないが
肩口から背中を拭いたタオルに
かすかに血がにじんでいた。
路上でこすれたためか
それとも愛咬の結果なのか?
突然咲いたあだ花のように
奇妙になまめかしい文様だった。
無理に服を羽織る。
シートまでぐしょぬれで気持ち悪い。
相変わらずの風雨の中を
モーテル式のラブホテルに向かった。
シティホテルはもとより
「普通の」ラブホテルでも
この姿では入りづらかったからだ。
40分ほどのドライブでようやく目的地。
情交よりも入浴と着替えを優先させる
ラブホテルの使い方などめったにないことだが。
いささか珍妙な格好のふたりが
転がり込むように部屋に入る。
少しの時間も惜しんでバスタブに湯を張る。
そんなあせり方が妙に可笑しくて
互いを見合いながら思わず笑い出す。
快楽の代償は
やはりそれなりの手間がかかることを
痛感した。
雨と風にたかまり、獣のように互いを求め合い
これまでの性体験の中でも
かなり印象的な時間をすごした。
その間は高まりっぱなしだった。
ようやくふたりでシャワーを浴び
湯船で肢体をのばすころに
余裕が生まれてくる。
「すごかった。あんなおまんこはじめて…」
「死んじゃうかと思った。」
「死んじゃったと思った。」
「天気があんなだったから…」
天気があんなだったから
狭い車内でよがる、なら普通だろうが
天気があんなだったから
路上に飛び出して全裸性交する、のは
やはり異常な性欲なのかもしれない。
だがあのときの流れは
それを狂気と思わせないほど自然だった。
だから女は放恣に性器を晒し
男は何のためらいもなく
舐め
吸い
ペニスを送り込んだ。
湯の中で身体をほぐしながら、
あの狂気の時を思い出していると
少しづつ疼きが戻ってくる予感がする。
「服、当分乾かないよ。」
それは朝までここにいようという合図。
かなり体力をすりへらしていたこちらにとっては
むしろありがたい申し出だった。
返事の代りに
ようやく溶けてきた身体をひねって
軽く唇を吸う。
まだ、さわやかといえるキス。
だが、あと何時間かするとこのキスは
互いをまた求め合いだす
唾液の交換になることはわかっていた。
ゆっくりと湯につかり
ゆっくりとベッドに横たわる。
ふたりともさっきとかわらず全裸だが
ブランケットの中で抱き合うだけ。
ときどき思い出すようにくちづけをかわし
形の良い胸を愛撫はするが
それ以上は進まない。
まだ進めない。
そして、眠りの中にひきづりこまれていく。
顔に何かがはりついた。
その違和感で眼が覚めた。
どのくらい眠っていたのだろうか?
かなり疲れが取れていたようだった。
眼前を赤いものが動いている。
それが鼻をこすり、口に触れる。
次の瞬間にはペニスが湿った感触で包まれる。
ああ、やっぱり始まった…と思った。
わざわざ妖しいパンティだけをつけた腰で
こちらの顔の上にまたがり
鼻筋に
口に
また濡れ始めたクロッチをおしつけ
ゆすりながら
覆いかぶさって
フェラチオを始めていた。
「起こしちゃった?」
あたりまえだろ、と思った。
「またしたくなった。」
「あんなおまんこしたんだもん。」
「思い出したら、またなの。」
「ああ、うずくのよ。」
佇立がよみがえっていた。
うれしそうに裏側を舐めあげてくる。
それだけで赤いパンティが
じくりと黒くシミをつくる。
「また、また垂れだしてるよお。」
「ねえ。またして。つっこんで。」
「いっぱい舐めるから、私のも舐めて。」
性器をかろうじて覆う、というより
ぐっしょり濡れた桃色の襞に食い込む
変色したストリングスをずらして
薄いヘアをかきわけ
べろりと舐めあげた。
「あああああああ」
ちゅうちゅうと吸った。
「いいいいいいい」
がしがしと咬んだ。
「ううううううう」
クリトリスを襲った
「えええええええ」
そのままアヌスを舐める
「おおおおおおお」
さまざまなあえぎ。
こんな母音のオンパレードは
「おまんこおおお」
「いいのよおおお」
の語で収束した。
あれだけの行為で
あれだけ達した後だ。
女はひどく敏感になる。
男はひどくねちっこくなる。
こちらがまた果てるまでに
このかわいい女は何度イクのだろうか?
(続く)
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