- 名前
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- 夫とのセックスレスに悩む主婦です。軽いお相手からでもよろしくお願いします。 映画ブロ...
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ドン詰りで孤独になりたくはない
2010年12月20日 12:32
色々すませてクリスマス女子会にのぞむため、主人よりも一足先にページェントさんざめく仙台へと帰ってきました。
雪こそないけど寒いですね。
帰って早々ちょっとショックなニュースが。
20年来の友人、バンド仲間で主人の学科の同級生でもある人のお母さんが自殺未遂をしたとか。
私らの世代の親ですから、もう還暦をすぎて老後の入り口。
息子も独身とはいえ、やっとこさっとこ仕事も順調になってきたのになぜ?と。
何度かお会いして言葉を交わしたこともあったのでショックでした。
彼のご家庭はちょっと複雑な事情がありまして、お母さんはいわゆる「おめかけさん」という立場の人でした。
本当の父親は彼が物心つかないうちに出て行って消息不明だったといいますが、かなりのDV男だったようで彼は父親とは認めておらず、その代わりにやってきた男性を「おやじ」と呼んで育ちました。
”おやじ”は経営者をしており、羽振りもよかった人でなにかと親子の支えになってくれたようです。
母に仕事を与え、彼の学費を出して大学まで卒業させてくれました。
週に1度来る生活をしてたようで、”おやじ”の家からの嫌がらせも何度となく受けてきたそうです。
彼もなかなかツイてない人で何度も職を転々とし、ようやく3年前に入った会社で安定して働いてるものの、就職したての頃にお母さんが乳がんをわずらってしまいました。
手術ですべて切除できたものの、まだ薬を飲み、安心できない日々であることは知っていたのですが・・・。
この不況で”おやじ”の会社の風向きが変わってしまって、親子に転機が訪れます。
”おやじ”との決別。
30年くらい付き添ったであろう男性とお母さんは別れたというのです。
病気をし、仕事に順調な息子は普段も時間は不規則で休日も上司との付き合いで毎週いない日々。
「めかけ」であることにコンプレックスがあったのか、人づきあいはほとんどなかったといいます。
家庭にはそれぞれ事情があるし、個人的にもそれぞれ事情がある。
でも、なぜお母さんと一緒に暮らしていながら、お母さんにずっと固執して大事にしてると思っていながら、孤独に気づいてあげられなかったのか。
めかけ、愛人、二号・・・とはよく言うけど。
所詮は使い捨てだろう・・と思っていた概念を変えさせてくれたお二人だっただけに、本当に死ぬまで、金銭とかじゃなくてもおやじ”はお母さんを支えてあげることが出来なかったのかなと思うのです。
他人だけど・・・関係は不貞だけど・・・・
でもなんか、そこにあったのが純愛だったと勝手に思ってたせいか悔しくて・・・。
人間の人生って出会った人で笑えるかさびしくなるか、多少左右されると思います。
そりゃ自分の努力、お金も必要だけど、やっぱり最後は「つながり」だと思うんです。
きっと他人を大事にすることは自分を大事にすることと同義なのかも知れません。
若い頃の悩みと老いてからの悩みは微妙に違うものでしょうけど、私はさびしさで死にたくないなぁと思いました。
だから、周囲にさびしさをカンジさせるようなこともしちゃいけないんだなぁと思うんです。
このウラログへのコメント
> ジャビットさん
知らず知らずにね。でも、それが人間のサガなのかも知れないし。でもそうであっても心構えがあったことに越したことはないと思うので・・・。
> こうたさん
だとしたら余計悲しいかも。30年の結びつき。経済的な問題だけで割り切れるものなんでしょうか。昭和の頑固さってのはよくわかる。もうそのおやじさんも70代だそうですから。
他人が口を挟める問題ではないけど切ないですね…
経済的なサポートよりも精神的なサポートなくなってしまったことが原因かな…
悲しいですね。 合掌
> かず虎さん
だと思います。お金ないのは苦しいけど、支えがないのは本当に死ぬほど苦しい。そういう繋がりに命すら救われた経験があるのでよくわかりますよ。
> keiさん
干渉出来るわけでもないし、本人に近いわけでもないので口は挟めませんが、切ない思いだけ胸に広がった感じです。でもそこからでさえ何かを学びたいと思うのは図々しいことでしょうか・・。
> まちゃるさん
お母さんとしたらそうだと思います。あ・・でもまだ亡くなってません!未遂ですから・・・^^;;
大変失礼なコメを残してしまいました。
撤回とお詫びを
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