- 名前
- bishop
- 性別
- ♂
- 年齢
- 41歳
- 住所
- 茨城
- 自己紹介
- 強いて言うなら我慢フェチ。 ドキドキ、ハラハラ。 貴女の心のダム、決壊させてみません...
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非エログ[俺とレンジと蕎麦爺さん(後編)]
2010年10月14日 16:16
昨日のログの続き。
写メは昨日のログで言うた唐揚げを入れた蕎麦ですが……。
おっちゃん{俺、少し痩せただろ。}
bishop[そう言えばそうっスね。]
{6月頃一回体調崩しちまってな。}
[あらら、意外スね。]
{そんでな、糖尿病って言われちったんだよ。}
[お……おぉ…ぅ。]
{血糖値が高いから、後2年で失明するって言われたんだよ。ビールよりも焼酎のが良いよって。}
[んじゃあスーパードライは?]
{だから今は流行りのアレ…なんとかフリーとかあるだろ? なんか色々カットされてるやつ、}
[スーパーフリーっスか?]
{そんな名前かな。あの100mlあたりのカロリー選んで飲んでんだよな。}
[なんだか一々めんどいっスねぇ…]
{これでも三食きちんと飯は食ってたんだけどな。タバコも家では吸わないようにしてるよ。}
[色々頑張ってるっスね]
{あぁ、そしたら血糖値が下がって、これならあと10年持つなってさ。}
[10年…スか。]
{なぁに、あと10年生きれりゃ十分だよ。}
廃墟同然のビルの一階
僕はジューシーな唐揚げと蕎麦を味わう
昼時前の、ゆったりした時間
オヤジ2人がヒマそうに喋る
そうそう
唐揚げ蕎麦を注文した直後あたりのやりとりを書くのを忘れてたわ
蕎麦を茹でてる間に、少し奥の調理場にいるおっちゃんが言うてくれた言葉
{なぁBishop(←実際は僕の名字を呼び捨て)、掻き揚げ食べる?}
[え? まぁ…(タダで)くれんねやったら……頂きます☆]
{……はい、唐揚げ蕎麦お待ちどうさん。}
[あざーす♪]
{なぁ、さっきいたアイツ(ふくよかなサラリーマン)いるだろ}
[ん? はい。]
{アイツも今度店出す(おっちゃんの店はチェーン店)っつうんだよ。}
[ん…(蕎麦を食べながら)…ほえぇ…]
{まぁ出すっつってもオーナーなんだけどな。それでも勉強したいっつうから、掻き揚げ揚げさせてみたんだよ。それ少しサイズ小さいだろ}
[んっ……あ、なんか言われてみれば前食べた時より小ぶりかも。]
この時、やっぱり思ったんだ。
自分にとって居心地の良い場所は
自分と似た思想の人が集まる場所なんだなって。
ただ味見をして評価をするなら客だって出来るよ。
でも飲食業の苦労は、キッチンの中に入って初めて思い知らされるんだ。
と言っても、最初に何回かやっただけで、[俺があの時は…]なんて言うお偉方もいるだろう。
それでも、そんな小さな出来事は素直に嬉しかった。
端から見れば、明らかに小さい掻き揚げ。
だがこの小さい掻き揚げには、オーナーの今の気持ちが切り取られて込められている。
これからの船出への…迷いか情熱かは分からないけど、オーナーの気持ち。
つくづく思う。
自分にとって、ここは飯を食いに来る場所ってより
ふと思い出した時に、自然と吸い寄せられる場所。
マニュアルだとかサービスの安定だとかのクレームが鳴り止まない世の中で
個性ですからって言い返されそうな程居心地の良い店
キンキンのスーパードライ持ってきたよ~
て言ったら
なに蕎麦食ってく?
って帰ってくる店
もうスーパードライは持っていけないけど
なんか安くて美味い焼酎でも探そうかしら
焼酎飲むキャラにゃ見えないおっちゃんなんだがな(笑
おや、勝手口の方からおっちゃんを呼ぶ女の子の声がする。
チャリに乗ったラフな格好の…ヤンキーな感じのぽっちゃり娘。
どれ、私はそろそろ行くとするよ。
{なんだもう行くのか? 今度は飲みに来る様に千円置いてけよ。}
[んな金無いっスよ(笑)]
{だってそうでもしないと来ないだろお前ぇ。}
[んなんしなくても給料出たらちゃんと来ますから♪]
{そうか、待ってるからな。}
[うぃっス。]
ごっそさん。
って
結局レンジの話に触れてねええぇΣ(゜Д゜;)
明日こそはちゃんと書くよ
(;´艸`)
ちゃんとね(汗)
このウラログへのコメント
おっちゃんの元には、ふくよかな人が集まりがち?
> 凜さん
どんな着眼点やんΣ(笑
でもヒマそうな時間帯は、10人に1人はふくよかかな。
ラッシュん時はほとんどサラリーマンとかだろうし。
結論・たまたま←w
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