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ラッセーラー! ラッセーラ!

2010年09月20日 18:45

"La sela"じゃないです。

東北の方の言葉で意味は”上へ上へ~”と言う意味らしいです。

昨日久しぶりに、明治村に行ってきました。
例によって一人でバイク使ってです。

・・・

目的は写真撮影だったもので。



意外と人が入っていて、
昼食を摂るにも行列に並ばないといけない盛況ぶりでした。

まぁ、

思うような写真に殆んどありつけませんでしたけど、

前回に入ったときは移築中だった”芝川邸”が移築を終えて一般公開されていたので拝見させていたきました。

この芝川邸は明治豪商、芝川又右衛門氏の邸宅で
設計竹田五一氏によるもので、

ドアや室内の壁はウィーン分離派
アールヌーヴォーを思わせる作りこみで、自分的にはかなり好きな造形でした。

明治村には当時の豪商の邸宅が数軒移築されて来ていますが、都市部在住だからでしょうか?
欧米のような豪商故に豪邸。という印象は殆んど受けていません。

現代の個人邸宅を多少なりとも知っていれば、社会道徳の許容範囲の住空間です。

自分が受けている明治豪商の邸宅の印象は、
コンパクトで質を高く」
ですね。

しかし、当時の住宅概念
(一つの部屋で食事から就寝、行事なんかを端的に纏めた民具を入れ替える事で活用する)
を照らし合わせて見せるとヤッパリ、豪邸なのかも。


明治村テーマパーク建築博物館
僕は、建築博物館としてとらえています。

ただし、敷地内に当時のSLが走っているくらいなので
それなりの広さがあります。
だから、普通の美術館博物館のように約2時間で巡回では無くて、建築ヲタなら一日中楽しむ事が出来ます。

明治村には当時の芝居小屋も展示公開されていて、今でも舞台装置は現役。

古代ローマ時代の円形劇場は単なる世界遺産ではなく、中には現在でもオペラ演劇オーケストラで利用されていて、
それと同じ系統の喜びを感じる事が出来ました。

芝居小屋の名前は「呉服座」といって重文の指定を受けています。

普段は、当時の興行のライブテープを流しているだけなのですが、
今回は公演があると言う事で少し憧れだった升席に上がる事が出来ました。

呉服座の劇場レイアウトは中央に升席、左右両側に桟敷席とまるでオペラハウスみたいな布石
客席左側、升席と桟敷席の間に花道。

升席は本来は多分、一升4人が定員。床は板張りで舞台に向って下っている構造。
勿論、日本の劇場なので
”役者さんの目線が観客の目線より下”
ということはない。

ちゃんと舞台がある。

今回、この重文で、演技を披露したのは伝統民族舞踏団の方々。

何でも、団員の殆んどが大学生らしい。

男女比はほぼ、5:5でした。


ハタチそこそこの娘さんが何故、民族舞踊?

ダンスがしたいなら、どうしてHipHopとかコンテンポラリーとかじゃないの?


なんて、目をぱちくりして観ていたんですけどね。

あ、真ん中の子カワイー。とかね。


イタリアで、地元のお祭りに備えて皮で誂えた甲冑や伝統衣装を着た若者達を見かけたとき
この人たちの地元愛の深さを何となく感じたし、
何よりカッコイイ。

それと照らし合わせて、

ハタチそこそこの娘さんが伝統民族舞踏・・・。

ヤッパリ国際レベルで正しい選択なのだ。

呉服座の音響設計は、今回、和太鼓、笛、唄が中心でしたけど素晴らしかったです。

次こそ、明治村のフォトコンの送れるヤツを撮らなくちゃ。です。

このウラログへのコメント

  • 2010年09月23日 10:47

    若いから皆、hip hopとかって偏見ですよ。大学時代にフォークダンス部というのがあろました。

  • vince 2010年09月23日 13:43

    > 純さん
    ですよね。皆さん輝いてましたもん。
    若い頃から好きな事をチームで真剣に取り組むのは
    健全な精神を育てます。

  • vince 2010年10月05日 00:20

    > そうびさん
    僕も、村民登録を考え中w。
    食べ物美味しいし。
    フォトコン狙ってる人は三脚持ち込んでかなり本格的です。
    てか、平日狙わないと人が・・・。

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